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[XLK]はアップルなど世界経済を牽引するテクノロジー銘柄に投資できるETF

   

米国企業の時価総額ランキングの1位は何でしょうか?

それはアップルです。アップルの時価総額は約6.1千億ドル(約65兆円)もあります。

時価総額65兆円って想像できますか?

ざっくり言ってトヨタ自動車3つ分です。日本が国債を発行して借金している金額が年間60兆円くらいです。

時価総額2位はマイクロソフトで、その金額は約4.8千億ドル(約55兆円)。

時価総額3位はエクソンモービルで、その金額が約3.7千億ドル(約43兆円)。

時価総額上位10社を並べます。

順位 会社名 時価総額(千億ドル)
1 アップル 6.1
2 マイクロソフト 4.8
3 エクソンモービル 3.7
4 アマゾン・ドット・コム 3.6
5 JPモルガン・チェース 3.1
6 ジョンソン&ジョンソン 3.1
7 ウェルズ・ファーゴ 2.9
8 ゼネラル・エルクトリック 2.8
9 フェイスブック 2.8
10 グーグル 2.7

このランキングは世界経済の縮図とも言えます。

時価総額が大きいということは、売上高、利益の規模が大きいことを意味しており、それはつまり世界経済に多大な影響力を持っているということです。

上記の企業からのサービスの提供を受けることで皆さんの生活も成り立っていますよね。

アップルのスマートフォン、マイクロソフトのExcelやWord、facebookなど。

さて黄色にしたのがテクノロジーセクターに属する銘柄です。

実に上位10社のうち、4社がテクノロジーセクターなのです。情報技術に対して私たちが支払うお金は年々増加しています。

現在S&P500に占めるテクノロジー(情報技術)セクターの割合は20%にも達しています。

そんな私たちの生活を支えているテクノロジーセクターに投資するETFを紹介します。

テクノロジー・セレクト・セクター SPDR® ファンド(XLK)です。


  XLKはこんなETF

概要

テクノロジー・セレクト・セクター指数の値動きと利回りに、経費控除前で概ね連動する投資成果を上げることを目標とします。

 

経費率

0.14%

ステートストリートが提供する他のセクターETF(XLPなど)と同じです。

バンガードに比べるとやや高いですが、長期投資でも全く問題ない低コストです。

 

組入銘柄数

74銘柄

ステートストリートのセクターETFは構成銘柄が100未満と比較的少ない傾向にあります。

少ないからと言って不安に思う必要はありません。74銘柄とは十分分散されているポートフォリオです。

 

上位構成銘柄

ティッカー 銘柄名 比率
AAPL アップル 13.36%
MSFT マイクロソフト 10.51%
FB フェイスブック 6.11%
T AT&T 5.50%
GOOGL アルファベット 5.18%
GOOG アルファベットC 5.07%
VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 3.81%
INTC インテル 3.75%
CSCO シスコシステムズ 3.34%
V ビザ 3.32%
IBM IBM 3.19%
ORCL オラクル 2.70%
QCOM クアルコム 2.25%
MA マスターカード 2.24%
ACN アクセンチュア 1.69%
TXN テキサスインスツルメンツ 1.62%
AVGO ブリードコム 1.51%
ADBE アドビ・システムズ 1.15%
NVDA エヌビディア 1.13%
CRM セールスフォース・ドットコム 1.03%
ADP オートマチック・データ・プロセシング 1.00%
PYPL ペイパル 1.00%
HPE ヒューレット・パッカード・エンタープライズ 0.92%
YHOO ヤフー 0.82%
AMAT アプライド・マテリアルズ 0.80%

上位10社構成割合:60%
上位25社構成割合:83%

上位銘柄は説明不要なビッグネームですね。

アップルマイクロソフトは成長の罠に嵌りがちなハイテクセクターにあって、長期ホールドに適した優良銘柄だと私は考えています。この2社だけでXLKの約4分の1を占めます。

フェイスブックやアルファベット(グーグル)もしっかり上位にいます。

AT&Tベライゾンなどの高配当鉄板銘柄も上位にいます。

ところでアマゾンはXLKには含まれていないようです。アマゾンは一般消費財セクターに属するようです。ETFで言えばXLYですね。

無配企業から高配当銘柄まで様々ですが、比較的長期保有に適した高配当銘柄が多い印象を受けました。

とは言え、後述しますが分配金利回りは1.7%とS&P500平均を下回っています。

 

産業別構成比

 

売買回転率

5%

低い数字です。あまりファンドの銘柄入替はないようです。

テクノロジー、ハイテク関連は技術革新が早く企業の勃興も早いと思われるかもしれませんが、ITバブル崩壊から16年近く経つ現在、市場の覇者はほぼ決まっていると言えるでしょう。

アップル、グーグル、マイクロソフト、IBMの牙城を崩す新興企業が現れる可能性はゼロに近いと考えています。

恐らく、XLKの上位構成銘柄は今後も大きな変化はないことでしょう。

 

分配金利回り

1.78%

市場平均よりは低いですが、私の想像よりは高かったです。

上位構成銘柄にアップルやマイクロソフトなどしっかり配当を出している企業が存在することが、XLKの分配金利回りを支えています。

ただし、フェイスブックやアマゾンなど無配の成長企業もそれなりに含まれていますので、結局分配金利回りは1.8%ほどに落ち着いています。

 

過去10年リターン(配当込み)

9.3%

S&P500を上回るリターンです。

 

   思ったより使えるETF

テクノロジーセクターETFは分配金利回りが1%を切っているのではと思って調べましたが、意外にも分配金利回りは高かったです。

分配金利回りだけで判断するわけではありませんが、このXLKを長期ホールドしても大きな成長の罠に嵌ることはないような印象を受けました。

やはりアップルやマイクロソフト、AT&T、ベライゾン、IBMなど個別銘柄としても狙いたい高配当銘柄が上位を構成していることが大きく影響しているようです。

ただ、これは大半のセクターETFに共通することですが、バリューとグロースが混在しています。

バリュー株とは上記に挙げた銘柄であり、グロース株とはフェイスブックやアルファベットです。

フェイスブックとアルファベットでXLKの約10%を占めます。

グロース株投資戦略とETFは相容れません。

情報技術銘柄は、金利が上昇して景気が上向く場面で買われる傾向にあるので、そういう時のモメンタム資金に乗っかりたいときにはXLKは有効かもしれません。

テクノロジー関連銘柄は成長の罠に嵌りがちなので、銘柄選択は特に慎重になるべきだと考えています。

テクノロジー関連で長期ホールドするつもりなら、以下の個別銘柄から選ぶことを私は推奨します。

マイクロソフト(MSFT)
IBM(IBM)
インテル(INTC)
シスコシステムズ(CSCO)
アップル(AAPL)

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