※2021年12月期決算データ反映、コメント刷新

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はグーグル親会社のアルファベット(GOOGL)をご紹介します。

基本情報

会社名アルファベット
ティッカーGOOGL
創業1998年
上場2004年
決算12月
本社所在地カリフォルニア州
従業員数156,500
セクター情報技術
S&P格付AA
監査法人EY
ダウ30×
S&P100
S&P500
ナスダック100
ラッセル1000

地域別情報

地域別売上構成比

地域別売上高推移

セグメント情報

セグメント別売上構成比

セグメント別売上高推移

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

無配。自社株買い実績はあり。

連続増配年数

無配

過去10年の配当成長

無配

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2012~2021):+24.5%
設立以来(2005~2021):+22.2%

バリュエーション指標(2022/2/7時点)

予想PER:25.6倍 最新情報はこちら

配当利回り:無配 最新情報はこちら

コメント

アルファベットは2015年に設立されたグーグルの持株親会社です。スタンフォード大学に在籍していたラリー・ペイジ氏とセルゲイ・プリン氏が1998年に設立しました。

「世界の情報を整理する」というミッションを掲げ、優れた情報検索ロジックを創り上げました。「ググる」という表現はすでに日常生活に溶け込んでますね。

グローバルでビジネスを展開していますが、規制のため中国での売上高はありません。売上の半分弱が米国、3割強が欧州です。

2019年に共同創業者のラリー・ペイジCEOとサーゲイ・ブリン社長が退任し、スンダー・ピチャイ氏がアルファベットのCEOに就任しました。

CEO交代の影響なのか、FY19より今まで非公開だったYouTubeやクラウド事業の収入を公開しました。主な開示セグメントは以下の4つ
・グーグル広告
・YouTube広告

・グーグルネットワーク
・クラウド

「グーグル広告」はググって検索した際にページ上部などに表示される広告です。グーグル全体の61%を占めます。

「YouTube広告」は動画ストリーミングのプラットフォームYouTubeで得た広告収入です。動画と音で視聴者に遡及できるYouTube広告の効果は非常に高いと、毎日YouTubeを観ていて感じます。

「グーグルネットワーク」は私がこのブログで貼っているアドセンス広告を含みます。

「クラウド」はGoogle Cloud Platform(GCP)の収益です。アマゾン、マイクロソフトの背中を追いかけています。

2021年に1対20の株式分割を発表しました。

財務データを見てみましょう。

FY21の売上高は2,576億ドルで前年比+41%と大幅増収。前年は一部COVID-19の影響はあったとは言え、規模を考えるとすごい成長率だなと思います。

セグメント別の売上成長率は以下の通り。
グーグル広告+43%
YouTube広告+46%
その他広告+37%
グーグルクラウド+47%

FY21の純利益は787億ドルで前年比+91%。純利益率は30%で恐らく過去最高。

配当はまだありませんが、自社株買いの規模は年々増えています。21年度は503億ドルの買い戻しを実施。これは純利益の66%に相当します。