※FY21(2021年12月期)決算データ反映、コメント刷新

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はアマゾン・ドット・コム(AMZN)をご紹介します。

基本情報

会社名アマゾン・ドットコム
ティッカーAMZN
創業1994年
上場1997年
決算12月
本社所在地ワシントン州
従業員数1,608,000
セクター情報技術
S&P格付AA-
監査法人EY
ダウ30×
S&P100
S&P500
ナスダック100
ラッセル1000

地域別情報

地域別売上構成比

地域別売上高推移

セグメント情報

セグメント別売上構成比

セグメント別売上高推移

セグメント利益推移

セグメント利益率推移

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

無配。自社株買い実績もなし。

連続増配年数

無配

過去10年の配当成長

無配

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2012~2021):+34.4%
過去20年(2002~2021):+33.2%

バリュエーション指標(2022/2/8時点)

予想PER:43.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:無配 最新情報はこちら

コメント

アマゾン・ドット・コム(AMZN)は、言わずと知れた世界最大の電子商取引企業です。従業員数160万人の巨大企業。

アマゾンに今までお世話になったことがない人はほとんどいないでしょう。私はネット通販はほとんど使わないですが、プライムビデオのお世話になっています。

売上高の7割弱が米国。国土が広い米国は日本よりもネット通販の需要が高そうです。ドイツ、英国、日本と続きます。

以下は開示している最も細かい事業区分です。
・オンラインストア
・実店舗
・サードパーティーセラーサービス
・サブスクリプションサービス

広告サービス
・AWS

「オンラインストア」はデジタルコンテンツを含むネット通販収入です。kindleでの書籍販売収入もこのカテゴリーに含まれます。

「実店舗」は2017年8月に買収した高級スーパーのホールフーズ・マーケットが主です。

「サードパーティセラーサービス」とはマーケットプレイスに出品してくれる事業主に対するサービス提供です。具体的には、物流拠点であるフルフィルメントセンターで商品の保管、注文処理、出荷処理、カスタマーサービスを代行しています。

「サブスクリプション・サービス」はアマゾンプライムメンバーの会費収入が含まれます。AWS以外のあらゆるサブスクリプション収入が含まれます。

「広告サービス」は最近成長著しい注目事業です。アマゾンの広告収入はアルファベット、メタ(フェイスブック)に続く3位にまで成長しています。セグメントを個別別掲したのも最近です。

「AWS」はAmazon Web Servicesの略で、クラウドコンピューティングを提供しています。世界のクラウド市場でAWSは業界トップの地位にあります。AWSの利益率は驚くほど高いです。

2021年2月、創業者兼CEOのジェフベゾス氏が会長に退き、後任にアンディ・ジャシー氏が就任すると発表。ジャシー氏は1997年にハーバード大を卒業後アマゾンに入社。AWS事業を一から構築した人物です。

財務データを確認しましょう。

FY21(2021年12月期)の売上高は4,698億ドルで前年比+22%。

事業別の伸長率は以下の通り。
オンラインストア:+13%
実店舗:+5%
サードパーティー:+29%
サブスクリプション:+26%
広告サービス:+58%
AWS:+37%

FY21の純利益は333億ドルで前年比+56%。営業利益は+9%。労働力不足とインフレによるコスト増圧力が懸念されていましたが、しっかり増益達成。米国でプライム会員の年会費を値上げを発表しました。

利益の7割超をAWS部門が稼ぎ出しています。

フリーCFがマイナスなのが少し気になりました。営業CFが少ないのはタイミングの問題でしょうか。ちょっとわからなかったです。

株主還元は配当、自社株買いともに実績なしです。