※2020年1月期決算データ反映、コメント刷新

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はターゲット(TGT)をご紹介します。

基本情報

会社名ターゲット
ティッカーTGT
創業1902年
上場1969年
決算1月
本社所在地ミネソタ州
従業員数368,000
セクター一般消費財・サービス
S&P格付A
監査法人EY
ダウ30×
S&P100
S&P500
ナスダック100×
ラッセル1000

地域別情報

すべて米国内ビジネスのため割愛

商品種類別売上構成比

※「ハードライン」とは電子機器、電化製品、スポーツ用品、宝石などを指す。

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数

52年

過去10年の配当成長

年率+14.7%

この10年で配当は3.9倍になりました。

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2010~2019):+13.3%
過去20年(2000~2019):+8.4%
過去30年(1990~2019):+13.4%

バリュエーション指標(2020/5/6時点)

予想PER:21.7倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.4% 最新情報はこちら

コメント

ターゲットは食品から日用品、衣料品、化粧品、おもちゃ、家電製品まで取り扱う大手スーパーマーケットチェーンです。巨大量販店といった感じでしょうか。ニューヨークなど都市部では小型の店舗も展開しています。事業は米国内のみで2020年1月末の店舗数は1,868。もっとも多いのがカリフォルニア州で297店舗。次いでテキサス州150店舗、フロリダ州124店舗。

ネットで画像を見ると、店内はとても綺麗で楽しくお買い物ができそうです。四季報によると「同業種の日本企業」はドンキホーテとのこと。ドンキの店舗を整理整頓して綺麗にしたらターゲットになる感じでしょうか。

商品種類別の売上構成比を見ると、もっとも多いのが「美容、日用品」で26%を占めます。「食品・飲料」が占める割合は2割未満です。食品中心のスーパーマーケットとはちょっとイメージが異なるのがわかりますね。

ネット通販にも力を入れており、2018年度は全売上のうち8.8%がネット経由でした。2017年の5.5%、2018年の7.1%から徐々に拡大しています。

2015年末に薬局・診療所事業をCVSヘルスに売却しました。

財務データを確認してみましょう。

FY19の売上高は781億ドルで前年比+3.7%。既存店売上は+3.4%。ネット通販の成長が売上増の主な要因です。ネット売上は前年比+29%。

FY19の純利益は32.8億ドルで前年比+12%。売上増に加えて粗利率改善が利益を押し上げました。

営業CFは安定しているものの、店舗への設備投資が一定額必要なためフリーCFは年度によってはややバラツキがあります。

バランスシートを見てましょう。総資産の約7割が固定資産ですが、この大半は店舗の土地建物や備品といった有形固定資産です。約1800店舗ある内の1500店舗は直接所有しており、固定資産とオンバランスされることになります。流動資産の大半は棚卸資産(在庫)です。典型的な小売り業のBSという印象。全体的にBS構造はウォルマートと似ています。

配当は立派で連続増配年数52年。自社株買いにも積極的でほぼ毎年配当以上の買戻しを実施しています。FY19の総還元性向は88%。