※FY20(2020年12月期)決算データ反映、コメント刷新

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はネットフリックス(NFLX)をご紹介します。

基本情報

会社名ネットフリックス
ティッカーNFLX
創業1997年
上場2002年
決算12月
本社所在地カリフォルニア州
従業員数9,400
セクター一般消費財
S&P格付BB-
監査法人EY
ダウ30×
S&P100×
S&P500
ナスダック100
ラッセル1000

地域別情報

地域別売上構成比

地域別売上高推移

会員数推移

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

配当、自社株買いともに実績なし

連続増配年数

無配

過去10年の配当成長

無配

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2011~2020):+35.9%
上場以来(2003~2020):+43.7%

バリュエーション指標(2021/1/30時点)

予想PER:41.1倍 最新情報はこちら

配当利回り:無配 最新情報はこちら

コメント

ネットフリックスは動画配信サービス世界大手です。元々はDVDレンタル事業からスタートした同社ですが、今や知らない人はいない世界トップの動画配信サービス企業に成長しました。

日本を含むグローバルでビジネスを展開しており、米国外の売上高が半分超です。

2020年12月末時点の契約者数は約2.0億人で前年から22%増加。コロナ過で自宅で過ごす時間が長くなったことが追い風となりました。全会員のうち4割が米国内、6割が米国外です。

大手メディア企業もネットフリックスの躍進を傍観しているわけではありません。ディズニーはネットフリックスへのコンテンツ提供を止め、自社で動画配信サービスDiseny+の運営を開始。順調に会員を獲得しています。

アップル、アマゾン、AT&T傘下のワーナーメディア、コムキャスト傘下のNBCユニバーサルなど、動画ストリーミング業界は競合ひしめくレッドオーシャンとなっています。

財務データを見てみましょう。

FY20(2020年12月期)の売上高は250億ドルで前年比+24%。会員数が22%増加。会員一人当たりの平均単価は+1%と微増。

FY20の純利益は27.6億ドルで前年比+48%。増収に加えてマーケティングコストの抑制が利益増加に寄与。

2015年から2019年まで営業CF、フリーCFはマイナスでしたが、FY20はともにプラス収支になりました。コロナ過でコンテンツ投資が抑制された恩恵もあると思われ、FY21以降もフリーCFプラスを維持できるのか注目したいです。

バランスシートを見てみましょう。流動資産、固定資産ともに主な構成要素はコンテンツ資産です。総資産393億ドルのうち、253億ドルがコンテンツ資産です。自己資本比率は28%。まだ有利子負債が多いです。

株主還元はありません。2021年はいくらか自社株を買い戻す可能性があります。