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【KHC銘柄分析】クラフト・ハインツはバフェットも投資する大手食品会社

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
※今回は過去5年分しかデータがありません。ご了承ください。

データソースはMorningstarです。

今回はクラフト・ハインツ(KHC)をご紹介します。

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  KHC財務情報等

基本情報

会社名 クラフト・ハインツ
ティッカー KHC
創業 2013年
上場 2015年
決算 12月
本社所在地 イリノイ州
従業員数 41,000
セクター 生活必需品
S&P格付 BBB-
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

3年

 

バリュエーション指標(2017/5/23時点)

PER:32.6倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.6% 最新情報はこちら

配当性向:64% 最新情報はこちら

 

感想

クラフト・ハインツは、2015年にクラフト・フーズとHJハインツが合併して誕生した世界5位の食品会社。

HJハインツは、ブラジルの投資会社3Gキャピタルとバークシャー・ハサウェイが2013年に買収した企業である。
バークシャーは現在KHCの最大株主であり、KHC発行済み株式数の27%を保有する。

KHCはバークシャーの投資ポートフォリオの最大銘柄である(約20%)
現在バフェット銘柄と言えば、コカ・コーラでもウェルズファーゴでもなくクラフト・ハインツである。

旧クラフト・フーズのチーズ、旧HJハインツのケチャップが稼ぎ頭。

なお、KHCは2017年2月に英ユニリーバの買収を試みたが失敗した。

 

過去5年の業績を見てみた。
と言っても、KHCは2015年に誕生した若い企業なのでデータはほとんどない。
上記グラフのFY15まではHJハインツ単体のデータである。

売上高は合併後のFY16で260億ドル程度。
FY17以降は、この程度の売上高水準が続くであろう。

グロスマージンは35%弱あり比較的高収益である。
コカ・コーラ(約60%)やペプシコ(約55%)には及ばない。

キャッシュは安定しており、営業CFマージンは合併後に20%ほどにまで改善している。
今後もこの収益性が継続するのかウォッチしたいところ。
(3Gキャピタルは経費削減圧力で有名である・・)

配当余力も問題ないと思われるが、今後の還元実績を見守るしかない。

当然だが、2015年にできた企業のためデータが少ない。

 

食品ビジネスはあまりぱっとしない華やかさに欠けるオールドエコノミーである。
だからこそ、株価は割高になりにくく配当再投資が有効に機能し易いセクターだと言える。

KHCの前身であるHJハインツは、シーゲル教授の『株式投資の未来』でも20世紀後半の投資リターンが良かった銘柄として紹介されている。(年率リターン 14.8%)

財務データの蓄積が少なくなかなか判断し難いが、安定キャッシュを継続して生み出せる食品会社として長期保有に値する銘柄だと思う。

 - 米国株銘柄分析