株式投資ではどうしても株価が気になります。そりゃ当然です。短期的な投資成果は株価次第なのですから。株価が変動すると自分の資産が増えたり減ったりするわけだから、株価が気になるのは当然です。
ただこと長期投資家に限っては、「これからこの企業の株価は上がるかな~」と考えるのではなく、「これからこの企業は順調に増配できるかな~」と考えるようにした方がいいと思います。
短期的なトレーディングでは株価変動で勝負が決まりますが、長期投資ではきちんと継続的に営業キャッシュフローを稼いで、配当を増やし続けることができるか否かが肝心です。順調に増配を続けることができれば株価は後から付いてきます。
株価はマーケットでの時価評価合戦の結果に過ぎません。
株価に注目し過ぎると、どうしても発想が投機的になりがちです。配当に着目するとは利益に着目するとも言えます。利益と配当は必ずしもイコールではないですが、利益無くして継続的な増配は不可能です。
結局、毎年たくさん営業キャッシュフローを稼いでいる企業に投資すればOKという結論になります。単純ですが、長期投資ではそういう結論になります。ガッチリ営業キャッシュを稼いでいれば、将来にわたって増配を続けることができるでしょう。その配当こそが株式リターンの源泉です。
当たり前のことを言っているだけかもしれませんが、個人的な経験から言うとどうしても株価ばかりに気が向いてしまいます。「将来の配当がどうなるだろう?」という発想を持つのは意外と難しいと感じます。
株価が大きく下落した時でも、冷静に配当・利益を見ることで心の平穏を保てます。長期投資は恐怖や焦りなど自分の感情との勝負という側面があります。「株式の価値とは何か」ということを腑に落ちて理解することは、あなたの今後の長期投資を縁の下で支えてくれるはずです。
10年後も20年後も高収益のまま存続していて配当を出し続けている姿をイメージできる、そんな企業が長期投資対象として相応しいです。イメージというとアートな感じですが、そういうアートの要素も投資にはあると思います。最後はえいやっ!ですから。ただサイエンスも大事です。過去の財務データをしっかり確認するということです。
あなたが保有している銘柄は、これから30年間どんな経済環境においても配当を継続的に出し続けることができそうですか?
いつもお世話になってます。
今回の記事、正に同じ意見です。
リーマンショックですら、10年足らずで株価回復しました。10年所有出来ないような銘柄は買うべきでないですし、そのぐらいは使用しないような余剰資金で投資に取り組むべきかなあと思いました。まあ、余剰資金の議論は色々あるでしょうが、、
暴落しても、配当金で割安な銘柄をコツコツ買い増しできれば、、ですね。
もう少し下がったら、間違いなく買い増しします!
そうは言っても勇気が必要なので、文面に残したく、コメントしました。
駄文を申し訳ありません。
引き続き宜しくお願いします!
いつもお世話様です。
リーマンショックの時も被害が小さく済んだのは、常にキャッシュを稼ぐことができ配当を絶やさない会社でした。
投資スタンスは人それぞれではありますが、私はそのようなハイクオリティな株をこれからも長期保有していきたいです。
長期投資とは、「誰もゆっくり金持ちになりたくはない」という感情を逆手に取る一種のアノマリー投資かなと思う時があります。
余剰資金で投資するということは大切なことですね。
あとは過度なレバレッジを避けることです。
最近の株価小暴落でも、現物買いだけなら自分が耐えさえすれば問題ありません。
私はレバレッジは掛けていないものの、ほぼフルインベンストなので少し不安ではあります。
暴落が不安というより、暴落時に買えるキャッシュがないことが悔しいと感じることがあるかもしれません。
まあ、自分で決めた投資判断なのでそれは仕方ないことです。
>文面に残したく、コメントしました。
そういうコメント欄の使い方も大歓迎ですよ!
いつでも書き殴って下さいw。