久々に取引を行いました。
昨日4月6日(木)の深夜にアルトリア・グループ(MO)株を@71.53で140株、日本円で約110万円相当購入しました。そして、生活必需品セクターETF(XLP)をすべて解約しました。
アルトリア・グループはアメリカたばこ業界首位の企業です。非常に高いブランド力も持っており、毎年凄まじい額の営業CFを稼いでいます。2016年度は、ABインベブのSABミラー買収で美味しい思いもできました。
現在のMOの配当利回りは3.4%。
これ一見高配当に見えますが、MOは2014年頃には4%を超える配当利回りがあったし、それ以前は5%を超える時期もありました。その頃から順調に株価が上昇し続けて今は3.4%という数字になっています。
MOが割安なんて全く思っていません。むしろ配当性向は高く、(予想)PERも20倍を超えて割高感が残る感じすらしています。しかし、このワイドモート企業はあまり調整らしい調整をしません。
MOの過去5年チャートです。大きな調整はなく、綺麗な右肩上がりです。
最近、米国株銘柄分析を更新するなかで、改めて米国優良企業のキャッシュフローや株主還元を見ながら、どうしても欲しくなったのがこのMOとMCD。
どちらも史上最高値圏にあります。で、えいやでMOにしました。こういう時、明確な投資ルールを定めていない私はうじうじ悩みます。実は先週から悩みに悩んだうえでのえいや!でした。
は~疲れた。
すでにPMを100万円以上保有しているので、たばこ銘柄の割合が今以上に増えることになりました。
MOのキャッシュフローや株主還元を見ていると、これを長期保有して損をする気は一切しないので、気長に持ち続けるつもりです。
今回は純粋な新規投資ではありません。生活必需品セクターETFのXLPを同じく110万円解約しました(全解約)。
XLPはPG,KO,PM,MO,WMTなどの優良企業がパッケージされた、非常に使い勝手の良い商品です。分配金利回りもS&P500平均より高いです。信頼しているETFの中の一つです。
今でもXLPの投資リターンにはポジティブです。昔、こんなXLP大絶賛記事を書いたくらいです。
しかし、2016年から個別株を始めて、投資方針を変えました。ETFはHDVのみを活用し、残りは高配当なディフェンシブ株で埋めることにしました。
2017年も早3か月が経過しましたが、ようやく重い腰を上げてXLP解約に踏み切りました。
同じ生活必需品セクターETFのバンガードVDCを300万円以上保有しており、これも今年中どこかで個別株と入れ替える予定です。300万円となると、さすがに1銘柄というわけにはいかず、どの銘柄と入れ替えるか大変悩むところです。。
FRBがバランスシート縮小を想定より早く始めるという報道がなされました。しかし、マーケットはそれほど過剰には反応していません。オバマケア代替案がぽしゃって果たして減税案がスムーズに進むのか投資家は懐疑的です。FRBの利上げも懸念材料です。
多くの銘柄が最高値を更新する中、どこかでガクッと大きな調整が起こるかもしれませんが、将来は読めません。そうやって待っている間に株価はぐんぐん上昇していくことが多い様に思います。
高値追いは安値拾いよりも精神的に疲れるなって実感しています。こんな時もコツコツ投資を続けることが大切なんだと思います。
今回は銘柄入替(XLP→MO)でしたが、純粋な新規投資も検討中です。
おめでとうございます!
自分も、新規(追加)でMO、IBM、XOMを睨めっこ中です。
Kentaさん、ありがとうございます!
IBM、XOMどちらもVDCの入替候補です。
両者とも利回り3%超えていて、特に割高感は感じていません。(まあわかりませんが。)
確か以前メールでWMTも検討中とおっしゃっていましたよね。
優良企業ばかりで悩みますよね~。
WMTは最近値上がり続けてますよね〜。
うーん、難しい、悩ましいです。
確かに、WMTは昨夜も2%以上も上昇しましたね。
利回りも3%を切っています。
(配当利回りだけで判断するわけではありませんが。)
やはりMOと同様にブランド力のある優良企業ですから、なかなか割安で買えるチャンスはないですよね。
2015年秋頃のような絶好の買い場を待つのは難しいかもしれません。悩ましいですよね~。
こんにちは。
右肩上がりの株は、買い時に悩みますよね。私も現在ポートフォリオを組み立てている最中なのですが、どの順番で買い足していくか非常に悩んでます。仕方ないので配当利回りの高い順に買うことで、できるだけ割安株から買っていくことにしましたが、これも割高株をより割高で買うことになる可能性があるため、痛し痒しと言うところです。
それでも買わないよりは買ったほうが高確率で得するので、贅沢な悩みとも言えるんでしょうね。
こんにちは。
配当重視に投資方針を変更されている途中と、先日おっしゃっていましたよね。
ETFではなく、個別株でポートフォリオを組まれるならやはり悩みますよね。。
まあETFでも十分悩みますが、個別株は選択肢がたくさんありますから。特に米国株は。
配当利回りを見て買うという方法は、私は一定の合理性があると思います。
もちろん、配当利回りだけを見てすべてが判断できるわけではありませんが。
成熟安定株の投資判断として配当利回りは最も参考になるかなと個人的には思っています。
Market Hackの広瀬さんは以前会社の先輩にこう言われたそうです。
「株というものはね、ほんらい配当利回りを手掛かりに投資するものなのだよ」
もしよかったら以下の記事ご覧ください。
http://markethack.net/archives/52010401.html
敗者のゲームなどの投資本の中で散々、長期投資パフォーマンスに投資タイミングは関係ないと書かれています。
それは事実なのでしょう。
とは言え、、ですよね。
今この瞬間、頑張って働いて稼いだお金を投資しようとしているんだから、割高割安って気になるのが普通ですよね。
初めまして。いつもブログを拝見しております!!
もし、Hiroさんが米国個別株を3つを選ぶとしたら何を選ばれますか?
自分はKOを保有していて次に購入する銘柄を悩んでいます。
ぜひ参考にさせて頂きたく質問させて頂きました。
はじめまして、いつもご覧頂きありがとうございます。
う~ん、それは大変難しいご質問ですね(>_<)。 今現在のバリュエーションでということですよね。 米国大型株限定と仮定しますね。(それしかウォッチしていない。) そして有配の大型株はほとんど株価は適正水準だということを前提にお考え下さい。 全く自信はないですが、米国大型株で敢えて3銘柄上げると、、エクソンモービル(XOM)、ファイザー(PFE)、ベライゾンコミュニケーションズ(VZ)かな~。 根拠は決算内容や市況で投資家がやや悲観的になり過ぎて、ちょっと売られ過ぎな印象あるかもな程度です。 それとIBMもだいぶ株価上がってしまいましたが、十分買える水準かなと個人的には思っています。 言うまでもないですが、私は株の専門家でも何でもない単なる素人個人投資家です。 米国株投資初めてまだ1年と半年ほどです。 銘柄の割安割高を見極める眼もないし、マーケットの将来を予測する能力もありません。 ほんのご参考程度にしていただければと思います。 よろしくお願いします! PS すみません、なぜか当コメント返信のみ改行がうまくいきませんでした。 読みにくくて、失礼します。m(__)m
MOは個別株を買う際の有力候補として考えていますが、
右肩上がりのチャートを見るたび買いたい気持ちにかられます。
相場全体の急落を待つスタイルを今後も貫こうとは思っていますが、
Hiroさんのようなえいやの判断を下したほうが経済的には合理的なのかもしれません。
けどやはりいざ急落が起きた時に、なぜあの時余裕資金を残しておかなかったのかとか
悔しがる自分がいると思うので、まだしばらくは待とうと思います。
一応ETFをコツコツと買い進めてはいますがまだ私の資産の中では一部です。
早く優良銘柄のバーゲンセール来ないですかねぇ…(;^^)
MOは本当にきれいな右肩上がりですよね。
たださすがにここまで配当利回りが下がってくれば、ここからはやや横ばいが続くかな~と個人的には思っています。
PMって横ばいの期間が長く続いて、最近グッと株価を伸ばしました。その横ばいの時期に株数を積み増していた投資家は報われていると思います。
MOも今後はそういうチャートを描くのかなって想像しています。全く根拠はないんですが。。
コツコツ株数を積み増していきたいと考えています。
ジグゾウさんは、相場の急落を待つ投資スタイルを確かお持ちでしたよね。
私も実は、密かに暴落に備えた隠し玉?を持っていて、それがVDCです。
あわよくば、VDCの個別株への入替は暴落時に実施したいという願望があります。
暴落時でも生活費必需品セクターのVDCは、底値堅く踏ん張ってくれるだろうと期待して。
バーゲンセールで買えるに越したことはないですよね。
最近は政治問題やテーパリング懸念があっても、マーケットは強いですよね。
来るときは急に来るのかな。。
Hiroさん
こんばんは。
ついにはMO買われたんですね!
MOは最近若干調整気味ですが、安定感抜群なので、安心出来ますよね。
今後先進諸国では電子タバコへの移行が予想されますが、先行しているMOに優位性があると個人的には思います。
また、今後米国で更にマリファナが認可されると流通網があるMOが有利だと思います。
さて、私は以前お伝えした7銘柄(MO、PM、KO、PEP、MCD、JNJ、IBM)に加えて、今回V、MSFTに各500万ずつ追加購入しました。
Vは以前二千万稼いだ思い入れが強い銘柄なので、グロース株ですが追加しちゃいました。
今度は生活必需品銘柄かヘルスケア銘柄を1銘柄追加したいのですが、お勧めはどれですかね?
PG、PFEですかね?
ご教示宜しくお願い致します。
秀さん
こんばんは。
ご無沙汰しております。
電子タバコ、マリファナについて、ご教示ありがとうございます。
そこまでビジネス見通しを考えずに、単に財務諸表と配当利回りくらいを見て買ったMOですが、そう言って頂けてよかったです。
配当性向もPERもやや割高感はあるので、今後の株価にはあまり期待せずコツコツ買い増していければと考えています。
確か秀さんは6000万円を運用されてらっしゃいましたよね。
(私がこのブログで出会った方で、最も運用額が多い様に思います。。)
そうですね~、ぱっと見の個人的素人意見としてはPFEの方が割安感はあるように感じます。
とは言え、両者とも米国超大型株なのでほぼ理論株価だと思ったほうがいいのでしょうね。
マイルドな株価変動をお好みでしたら、PGの方がよい気がします。
より多くの配当が欲しいならPFEでしょうか。現在利回り3.8%です。
PGもまだ3%近い利回りありますので、どちらも高配当です。
秀さんの現状ポートフォリオでヘルスケアはJNJ1つだけなので、PFEがいいかもしれませんね。
私ならPFEを選んでしまいそうです。
まあ、どちらも時価総額トップクラスの大型株ですし、どちらを選ばれても長期リターンは手堅いと思います!
よろしくお願いいたします。
Hiroさん
こんにちは
覚えていただいていたのですね!
ありがとうございます、光栄です。
私は毎日更新チェックしていますよ笑
確かに、将来の見通しなんて予測不可能ですからね。
私もまずファンダメンタル分析して、その後その会社の事業の継続性を判断しますが…、事業の継続性なんて素人が測れないですよね。
まあ数%でも確率上がればな〜、と思って気休め程度にやってます。
確かに、少し生活必需品銘柄に偏ってますよね。業種も分散した方がリスク低減できるからヘルスケア銘柄追加します。
ヘルスケア銘柄は特殊だから銘柄選びに苦悩しますが、私もPFEにしようと思います!
ご教示ありがとうございました!
秀さん
もちろん、覚えていますよ。
6000万円運用されているとお聞きしてインパクト大だったので、特に覚えております。
最近は毎日更新していないのに、ご確認頂き大変恐縮です。
確かに長期投資を個別株で実施するなら、割安どうこうの前に事業がしっかり継続することの方が大切ですよね。
S&P500のリターンが高配当株のそれに劣ったのは、S&P500内での銘柄入替も要因の一つでした。
やはり複利の恩恵をしっかり享受しようと思ったら、永続してキャッシュを稼ぐことができるビジネスに投資すべきなのでしょう。
バリュエーションより、こっちの方が長期投資では大事なんだと思います。
時代とともに企業の栄枯盛衰は仕方ないことではありますが、出来るだけ長期的に高収益なビジネスが続く企業に投資したいところです。
そういう意味で、生活費必需品セクターを中心にポートフォリオを組んでらっしゃるのは安心ですね。
PFEは配当利回りが高いですね。
2017年12月期は大幅増益予想です。まあもちろんそれは株価に織り込まれているのでしょうけど。
追加投資がんばって下さい!
2016決算で売上の伸びは大したことないのに、純利益だけボーンと増えてます。これって何があったかご存知ですか?
PERが10切ってて買い時と思ったら、単発の利益があったんですかね?
これは一時的な特別利益です。
アンハイザーブッシュインベブが、SABミラーを約13兆円で買収しました。
MOはSABミラーの大株主でした(たしか40%ほどの持株比率)。
MOが保有するSABミラー株をABインベブに高値で売却できたので、その売却益が計上されていると思われます。
ABインベブはSABミラーの当時の純利益の30倍近い価格で買収したはずで、MOは相当な利益を享受しています。
今、ヤフーファイナンスなどでMOのPERを検索すると10倍程度ですが、これは実態を表していません。
実態は22倍前後あるはずです。
なるほどありがとうございます。
見かけのPERで激安では無いんですね。
欲しいけど、なんか私には手が出ません。
アンチタバコの声がまた大きくならないと下がらないか…
ってスモーカーはどんどん肩身が狭くなりますが
米国企業の業績は、日本みたいに有報でぱっと見れないのでなかなか読み取れません。私の英語力の問題もあって。
MOの10Kレポート見るとSABミラー買収で発生している収益なのは間違いなさそうでしたので、多分私の推測で合っていると思います。
PERを考えれば確かに簡単に手は出ませんよね。
短期的な利ザヤは一切狙わずに、配当目的で買ってみました。
フィリップモリスは完全に電子タバコに移行していますし、JTはプルームを発売するようです。
この流れでたばこ健康悪化という評判が消えると、逆に投資リターンは落ちるかもしれませんね。
アンチタバコの流れで株価が下がってこその高リターンという性質もありますから。
電子タバコってニコチンは摂取するのですよね、ニコチン自体は体に悪くないのかな。。
非喫煙者の私にはあまりわからないところです。
『株式投資の未来』を読んでいる私はどうしてもたばこ銘柄を選好してしまいがちですが、あれはあくまで20世紀の過去の結果に過ぎないですから。
今後は本当にたばこ銘柄がかつてほどの高リターンを生むのか冷静に見極めながら、分散投資を心がけて投資を続けていきたいと思います。
1990年代まではドラマでタバコ吸うシーンが格好いいとかもてはやされたり、F1のメインスポンサーはタバコと決まっていたりという時代でしたが、最近は完全に息をひそめてます。
でも去年から大流行りがアイコス。タバコなんて開発投資なんてないでしょと思っていたんですが、そうでもないのかなぁって最近思っています。ニコチンレスタバコ開発競争とかしてるかもしれません。
まぁいずれにせよ、ストレス社会で、なかなか辞められない(私はですが…)人が多くいる以上は安泰ビジネスでしょうね
ちょうど先週金曜に先輩と飲みに行ってアイコスの話をしてました。
あれ1万円もするんですね。。
1万円であれば開発コストも回収できるんだろうなって思います。
先輩曰く、一度アイコスに慣れるとJTのプルームには抵抗なく移行できるだろうと。
でも現在紙たばこの人がいきなりプルームに移行するのは難しいらしいです。
おっしゃる通り、ストレス社会でたばこは労働者に不可欠な存在ですよね。
たばこは健康を害するから、たばこビジネスは社会に価値を生んでいないという人がいますが私はその意見には反対ですね~。
何に価値を感じてお金を払うかはその人の判断でしかないですから。
どうせ一度きりの人生なんだから、好きなだけタバコ吸ってコーラ飲めばいいじゃんって思いますね。
ってことで、これからもPMやMO、KOには投資を続けます!
こんばんは
私もニコチン含有量規制の急落時に購入しましたが、MOのほうはキレイな右肩下がりで、困っています。どのみち永久ホールドですけど。
それと比較するとBTIのほうはやや戻し気味ですので、両方あわせるとプラマイゼロってところですけれども、同じ理由で急落したのにもかかわらず、この結果の違いって?疑問です。
MOもう一回ぐらい買い増したいです。
みもんさん、いつもお世話になってます。
確かにMOは急落以降も株価は軟調ですよね。
一方で、BTIは急落前の3分の1くらいは株価戻していますね。
間違っていたらすみませんが、両社の米国売上比率が影響しているかもしれません。
MOは売上高の100%が米国ですが、BTIは米国売上高は全体の2割強です。
FDAの規制は米国内だけなので、MOの方が影響を受けます。
私もMOの追加買い増しを検討しています。
8%ほどの増配率を維持しながら現在の配当利回りは4%以上あります。
長期投資としては有力な投資候補ですよね。