約2か月ぶりに新規投資を行いました。

医療機器メーカー大手のメドトロニック(MDT)に53万円投資しました。

約定単価:@79.77
購入株数:60株
投資額:約53万円

 

 

は~、迷い過ぎてめっちゃ疲れた・・。

株価下落が続いてついに配当利回り4%を超えたエクソンモービル(XOM)、FDAニコチン規制報道で株価が急落したアルトリア・グループ(MO)、、欲しいなあと羨望の眼で見つめておりました。

しかし、我慢しました!

割安(に見える)な銘柄を追いかけるよりは、まだポートフォリオを作り込んでいかねばならない立場だと自覚しています。作り込むといっても、目標ポートフォリオがあるわけではありません。ですが、もう少し銘柄数を増やしたいという思いがありました。

直近のポートフォリオは以下です。(7月末のPF)

個別銘柄の数は全部で8つです。ETFを加味すれば分散投資できると解釈できますが、やはり個別株中心のポートフォリオを目指しているので、もう少し銘柄数を増やしたいと思っていました。目標銘柄数は決めていませんが15前後を考えています。

 

以下は、7月末PFのセクター別構成比です。

MO(生活必需品)やXOM(エネルギー)をこれ以上増やすのは、得策ではないと判断しました。

ディフェンシブ性が高いヘルスケアセクターの比率をもう少し増やすことが、当面の目標でした。
あと、金融セクターもちょっとはポートフォリオに含めた方がいいかなと思案しております。

そんなこんなで、今回はヘルスケアセクターのメドトロニック(MDT)に投資することにしました。

ヘルスケアセクターで保有しているのは製薬のファイザー(PFE)のみでした。追加のヘルスケアセクター銘柄候補として、メルク(MRK)やブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)、グラクソ・スミスクライン(GSK)、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)なども考えました。

上記はいずれも配当利回りが高く魅力的です。

しかし、今回はメドトロニックを選びました。
ヘルスケアセクターは、製薬と医療機器で分散しようかなっていう安易な発想です。

メドトロニックは配当利回りが2.3%で、保有する個別銘柄の中では最も低いです。私は個人的感情として配当利回りを結構重視しています。2.3%という利回りはギリギリ許容水準でした。少なくともS&P500平均の利回りは超えて欲しいと思っているので。

配当利回りがS&P500平均を超えていないと長期投資対象として不適切という意味ではなく、個人的なこだわりに基づくものです。

大手医療機器メーカーとして投資候補だったのはメドトロニック(MDT)の他、アボット・ラボラトリーズ(ABT)がありました。
MDTは連続増配39年、ABTは連続増配44年で両社とも配当貴族です。

特にアボットは『株式投資の未来』の中で20世紀後半の投資パフォーマンスが、フィリップモリスに次いで2位だったと紹介されています。

ですが、今回私がアボットではなくメドトロニックを選んだのは、両社の損益計算書とキャッシュフロー計算書を見て、メドトロニックの方が収益性が高いと判断したからです。それ以上の深い理由はありません。

アボットは2016年にセントジュード・メディカルを買収しました。
メドトロニックは2015年に人工呼吸器に強いコヴィディエンを買収しました。

どちらも世界の医療機器業界をリードする企業だと思っています。

世界的に平均寿命が伸びる中、心臓ペースメーカーを始めとするメドトロニックが提供する医療機器は社会に大きな価値を提供して、そうして稼いだ莫大なキャッシュを忠実に株主に還元し続けてくれると信じています。