2年ほど前に研修で知り合った開発職の方に投資の相談をされ、米国株投資を紹介しました。NISAなどの非課税口座でインデックス投資が手堅くてオススメだよって。
あれから実際に投資にチャレンジし、3月のコロナ暴落もガチホで乗り切り、資産は少しずつ増えていると嬉しい報告をもらいました。
んで、自分なりに投資の勉強をして、今度は米国ETFを買ってみようと思っているそうです。今は投資信託のみだけど、分配金がもらえるETFに興味を持ったそうで。いいですね、成果が出るとやる気が増しますよね。
以下の4つのETFを検討しているそうです。
VTI
VYM
QQQ
SPYD
「率直にHiroさんはどう思う?」ってメールで質問されました。
あくまで個人的意見で参考程度に聞いてね、と前置きした上で以下のように返信しました。
VTI
→米国市場全体に分散投資できる商品。良い選択肢だと思う。今買っているS&P500指数に連動する投資信託とほとんど同じパフォーマンスが期待できる。
VYM
→高配当系のETFの中ではもっともクセがない商品でオススメできる。
QQQ
→オススメできる。ハイテク大手の株価は高い様にも見えるけど、今はまだデジタル経済移行の序盤。長期前提ならアマゾンやアップルなどに今から投資するのは全然ありだと思う。ただし、分配金は低いのでキャピタルゲイン狙いの商品。
SPYD
→あまりオススメできない。分配金利回りは高いけど減配リスクが相対的に高いと感じる。いくら分配金が欲しいとは言え、配当利回りの高さだけで銘柄をスクリーニングする商品はオススメできない。あくまで個人的意見で別にSPYDを否定しているわけじゃないから、最後は自分で判断して!
てな感じで返信しました。私は大して実績残しているわけでもないし専門家でもないから、私の意見は過信せずに最後は自分で納得した商品を買った方がいいと言いました。
ネット調べて上記の優良ETFを発見できるくらいですから、自分の頭で考える力のある方。個別株にしろETFにしろ自分で納得して投資することが一番大事。得するのも損するのも自分ですから。
VTI、VYM、QQQの3つに均等配分したポートフォリオなんて良さそうですけどね。
Hiroさん
こんばんは。
SPYDの構成業種を見ると金融と不動産で4割以上を占めており、
景気後退や金融危機を起こすとかなりのダメージを受けることが予想されます。
高い分配金は魅力ですが、中々投資するのが難しそうなETFですね…。
相談された方、3月の暴落をホールドして乗り切ったり、
上記4つのETFを「儲かるか、否か!?」ではなく「どう思うか?」と聞いてくるあたり、
投資家として中々優秀な方だとお察しします。
ラウルカさん、こんにちは。
返信遅くなりすみません。
そう、金融と不動産が多いのも特徴的ですね。
S&P500から高配当な銘柄を抽出したポートフォリオのリターンがS&P500指数を上回ったというデータも見たことありますが、やはり利回りだけでソートするのはどうかなと個人的には思っており、それを伝えました。
何でもそうですが、自分で考えることを放棄すると上手くいかないですよね。
こんばんは。Hiroさんみたいな方が身近にいて質問できる環境が羨ましいと思いました!
ネットを見ていると投資が当たり前のように感じますけど、私の実生活では中々いませんね。単に話題にならないだけで実はしてるんですかね。
以前から言われていた新生活が始まったのですね。季節の変わり目ですのでご自愛ください。
こんにちは。
コロナ禍でネット証券の口座開設数は伸びていると聞きます。
アメリカではロビンフッドという投資アプリが大人気みたいです。
色んな目的があるでしょうが、少しずつ長期投資を志す人も増えているんじゃないかと推測します。
ロビンフッドは短期トレード目的が多いと思いますが。
将来のお金に対する不安を持っている人が増えているようです。