ユニオン・パシフィック社のForm 10Kを眺めていて気が付いたのですが、ここ3年の従業員数の減少ペースが凄まじいです。

2016年:4.3万人

2017年:4.2万人

2018年:4.2万人

2019年:3.8万人

2020年:3.1万人

(ソース:ユニオン・パシフィック社 Form 10-K)

2020年度は減収でしたがコロナによる一時的な面もあります。確かに鉄道輸送という成熟ビジネスを営んではいますが、決して衰退しているわけではありません。予想PERは20倍とマーケットの期待もそこそこ。

ここ3年で社員の1/4を解雇しています。まるでターンアラウンド最中の会社のようです。

それが奏功しているのか、近年利益率は向上しています。

(ソース:ユニオン・パシフィック社 Form 10-K)

FY20の粗利率改善はさすがに一時的なものかな。営業利益率はここ5年上昇を続けて、FY20ではついに40%の大台に乗りました。コロナで減収だったにもかかわらず。

鉄道輸送って自動化の余地が比較的大きいビジネスなんですかね。詳しいことはわかりませんが、今後もウォッチしていこうと思います。