3ヵ月くらい前に今の家に引っ越しました。家賃は6万円から7万円に上がってしまったけど満足してます。会社にチャリで行けるのが本当に楽です。最近は電車に乗るのは休日だけです。満員電車のストレスはもうありません。

今の家の立地がいいなあと思ったもう一つの点が、歩いて20秒のところにセブンイレブンがあることです。料理一切できません。そもそもやる気なし。炊飯器は妹にあげました。包丁、お皿、コップなどは引っ越しを機にすべて廃棄。水を飲むときは紙コップですw。なのでコンビニは必須。中でもセブンイレブンはお惣菜やチルド商品のクオリティが高く、よくお世話になっています。

昨日の夜12時、急にお酒が欲しくなりセブンに行きました。で、あれを見つけました。コカ・コーラが販売を開始したレモンサワーの「檸檬堂」です。知ってます? 最初は九州限定で販売されていましたが、売上好調なので全国展開することになりました。何でも九州のレモン缶チューハイ市場でNo.1になっているそうです。

コカ・コーラの「檸檬堂」がセブンのお酒売り場の一番良いポジション陣取っていました。ちょうど私の目線くらいです。あ、身長は173㎝です。そもそも、日本のインフラと化している大手コンビニに商品を置いてもらうこと自体、難しいことだと思います。ましてや、消費者の目に触れやすい場所となればなおさらです。商品配置ってどうやって決まってるんでしょうかね。オーナーが独自に決めるのか。それとも、セブンにお金を払っているメーカーが優先されるのしょうか。まあ、いいや。

こういう流通網、販売網の広さというの他社の参入を防ぐ「経済的な堀」となります。モンスターエナジーを販売するモンスター・ビバレッジ(旧社名:ハンセン・ナチュラル)は、アンハイザー・ブッシュ・インベブと長期販売契約を結んだことで同社の広い販売網を手に入れることができ、エナジードリンク市場でのシェアを高めることに成功しました。

良いものを作ればそれで売れるわけではありません。多くの消費者の目に触れるように売り込む力が必要です。

コカ・コーラには売り込む力、交渉力があります。「檸檬堂」がセブンの目立つ位置に置かれているのがそれを物語っています。コカ・コーラ社にとって初のアルコール類です。九州で先行販売していたとはいえ、売り手からしたらリスクもあります。それでも、セブンは商品を置いてくれます。仮に弱小メーカーが同じ品質のレモンサワーを開発しても、セブンに売ってもらうのは無理でしょう。