先日あまりに暇だったんで、新ポートフォリオの銘柄のロゴを集めて満足感?に浸ってました。
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どうです、なかなかの顔ぶれでしょ!
んで、こちらがETFの主力として選出したバンガード連続増配株式ETF(VIG)の上位構成銘柄の顔ぶれです。
このロゴを作って気づいたことがあります。
また銘柄の重複が多い!!
ということ。
「また」と言うのは、以前はブラックロックのiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)という商品を主力にしてたのですが、HDVの上位構成銘柄と個別株銘柄の重複が多いのが悩みでした。
HDVではなくVIGを最近買い進めてきたのですが、そのおかげでETFと個別株で重複銘柄がだいぶ減ったなーと満足してました。
が、最近個別株の銘柄を色々と入れ替えていく中で、気が付いたらVIGとの重複がかなりあることに気が付きました。たとえばマイクロソフト、ジョンソンエンドジョンソン、マクドナルド、ユニオンパシフィック、アボットラボラトリーズ、メドトロニックなど。
最近、ポートフォリオに迎え入れた新メンバーがことごとくVIGにもいます。よく考えれば、これって当たり前だなーっと思いました。自分の投資観の変遷に伴ってETF、個別株をスクリーニングしているわけだから、両者の銘柄が重複しちゃうのはある意味で必然だなと。
2016年にインデックス投資から米国株投資に方針転換しました。きっかけはジェレミー・シーゲル氏の『株式投資の未来』を読んだことです。
2016年当時の銘柄選出基準は主に以下の2つでした。
・配当利回りが高いこと
・生活必需品、ヘルスケアの2セクターを中核とする
この基準にピッタリ合うETFがHDVでした。セクター構成は上記の3セクターが上位を占めていたし、配当利回りも他の高配当系のETFよりも高かったです。「ついに探し求めていたETFを見つけたぞー!」という気分でした。
個別株の選出基準も同じだったのでコカ・コーラ、フィリップモリス、アルトリアグループ、ファイザーなどをドンドン買っていきました。エネルギー株のエクソンモービルも買いました。これらはすべて当時のHDVの構成銘柄でした(今はタバコ株は除外されている)。
現在の銘柄選別基準はざっくりこんな感じ
・配当利回りと配当成長のバランスを取る
・景気安定株と景気循環株のバランスを取る
昔は配当利回りが高い売られ過ぎの衰退銘柄こそ高リターンをもたすと考えていましたが、今はそれよりも素直に成長している優良株を買おうというスタンスに変わってきました。アップルやマイクロソフト、アボットラボラトリーズといったS&P500指数よりも配当利回りが低い銘柄にも投資してます。
VIGもそんな私の今の投資観に沿った商品です。分配金利回りはS&P500指数よりやや低いものの、マイクロソフトやビザなど配当成長力のある銘柄が多く含まれます。同じ配当ETFでもHDVは利回り重視でVIGは成長重視です。
好みのETFを探していたら個別株と被っちゃうのは当然ですね。ロゴを集めてから気が付きましたわw。ETFと個別株で銘柄を分散させたいなら、意識的にETFを自分の投資スタイルとは異なるスマートベータに連動するものにする必要がありますね。私は今でもバリュー株が好みなのでETFはグロース株系にするとか。
たとえば、バンガードグロース株ETFのVUGを選べばアマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOGL)、アドビシステムズ(ADBE)などにアクセスできます。いずれも無配だから個別株候補としては眼中にありませんが、ETFの一部として保有するのはありかも。
まあ、銘柄重複があるとは言え、VIGの安心感は大きいんですよねー。すべて重複してるわけじゃないし。ビザ、ウォルマート、プロクター&ギャンブル、コムキャストとか。VIGの構成銘柄一覧を見ると、やっぱ良いETFやなーって思っちゃいます。まあ米株のETFはどれ見ても同じこと思いますけどねw