投資銘柄に愛着を持っていはいけないと言われます。長く保有して愛着が湧くと、構造的に収益を上げれなくなった時にも株を売れず損失を抱え込んでしまうからです。変化の早い時代だからこそ、個別株投資では柔軟性が求められますね。特に情報技術セクターはそうだと思います。

とは言え、せっかく株を買って企業のプチオーナーになってるわけだし、保有銘柄の商品、サービスを贔屓にしちゃうことはよくあります。自分が投資している企業の商品を買ってしまうことってありませんか。

最近念願のマクドナルド株(MCD)を買ったので、マックに行く頻度が上がりました。先週も会社横のマックにランチで行ってきました。

マックは健康に良いとは言えないですが、なるべくヘルシーになるように工夫しています。お昼のバリューランチを注文するんですが、サイドメニューをポテトからナゲットに変更、ドリンクは糖分が含まれないウーロン茶やコーヒーにする。これだけでだいぶ違うと思います。炭水化物のポテトよりもナゲットの方がだいぶ健康的だと思ってるんですが勘違いでしょうか。50歩100歩?

マックは普通に美味しいし、あとハンバーガーとナゲットくらいだと腹七分目くらいに収まるのも良いです。午後の仕事で眠くなりません。

マックとコーラの組み合わせ最強だと思ってますが、コーラを頼む勇気はないです。コカ・コーラ株主ですがコーラを飲むのは年にせいぜい2、3回かな。「今日は徹底的にジャンキーに行ったるぞ!」という時しかマック&コーラはやりませんね。たまにやると最高に美味いですがw。

コカ・コーラ株主として贔屓にしているのはお茶です。スーパーで2リットルのお茶を買う時は、多少高くても「爽健美茶」や「綾鷹」を買ってます。別にその2つが特に美味しいと思っているわけではないですけどねw。

コロナショックでポートフォリオがズタズタにやられてしんどいですが、これをきっかけに以前から考えていた銘柄入替を一気に進めることができました。新しく仲間に迎えた銘柄の一つがマクドナルド(MCD)です。

レストランチェーンはコロナに脆弱なセクターですが、だからこそマクドナルドに投資する意義があると思っています。なぜなら、競合他社が淘汰されることで生き残る力のあるマクドナルドに顧客の一部が流れてくるからです。

マクドナルドはコロナ後のレストランカテゴリーで最有力だと思います。デリバリー、ドライブスルーには以前からしっかり投資をしています。これは推測ですが、恐らく店内でワイワイ飲食を楽しむ光景はすぐには戻らないでしょう。ビジネスのルールが変わりました。テイクアウトしやすいマックは新ルールに適応しています。

先日、気分転換に練馬の方まで散歩してたんですが、マックのドライブスルーに大行列ができてました。安くて美味くて店内感染を防ぎつつ子ども楽しませることできるマックは、不況で財布の紐が固くなるパパママの救世主になるはずです。

先日、発表された日本マクドナルドの3月の既存店売上高は前年同月比マイナス0.1%でした。耐えていますね。ネットやテレビの広告もよく見かけます。他の多くのレストランチェーンが存続で必死の中、バンバン広告費を投じるだけの強さ(資金力)があります。コロナショックでマクドナルドの存在感はさらに高まったと感じます。

残念なのは、すでにマーケットはマクドナルドの強さを織り込んでいること。一時MCDの株価は120ドル台まで下がりましたが、4月11日現在は183ドル。YTDリターンはS&P500指数より優秀です。正直この株価だと割安感はあまりないです。もうちょっと仕込んでおけばよかったなーとちょっと後悔しています。少しでもよいタイミングを狙って構成比5%まで持っていきたいです。