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【TGT銘柄分析】ターゲットは連続増配49年の大手百貨店チェーン

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はターゲット(TGT)をご紹介します。

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   ターゲット財務情報

基本情報

会社名 ターゲット
ティッカー TGT
創業 1902年
上場 1969年
決算 1月
本社所在地 ミネソタ州
従業員数 341,000
セクター 一般消費財・サービス
S&P格付 A
監査法人 EY
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

米国100%

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

バリュエーション指標(2017/4/30時点)

PER:11.8倍 最新情報はこちら

配当利回り:4.3% 最新情報はこちら

配当性向:60% 最新情報はこちら

 

感想

日用品や衣料品などを扱う百貨店チェーン。何でも揃う大きな量販店といった感じ。ネットで画像を見ると店内はとても綺麗で楽しくお買い物ができそうなターゲット。

四季報によると「同業種の日本企業」はドンキホーテとのこと。ドンキの店舗を整理整頓して綺麗にしたらターゲットになる感じかな。実際に店舗に行ったことないので、この辺の感覚はよくわからない。

2015年末に薬局・診療所事業をCVSヘルスに売却した。

近年はアマゾンのネット小売の台頭という大きな脅威があるものの、連続増配49年を誇っている優良企業である。

売上高は700億ドル前後で安定している成熟企業。グロスマージンは近年下落傾向にあるものの30%程を維持している。小売り企業であることを考えれば、高い利益率だと思う(ちなみにウォルマートのグロスマージンは25%ほど)。

営業CFは安定しているものの、フリーCFは年度によってはかなり落ち込んでいる。店舗への設備投資が必要なためであろう。ただし、今後はネットの台頭によって実店舗は減少していくことが予想され、店舗増加という投資キャッシュは減っていくであろう。

配当は非常に立派で連続増配年数は49年で配当王に王手だ。

自社株買いにも積極的で、特にFY15とFY16は配当総額の2.5倍ほどもの自社株買いをしている。赤字だったFY14を除いて考えれば、直近5年間の総還元性向は100%を超えている。

アマゾンのネットショッピングの台頭が、実店舗ビジネスにどれほど影響があるのか見極めが難しいところ。

TGTの配当利回りは4.3%とかつてないほど高まっている。これはチャンスとも言えるし、もちろんリスクでもある。

20世紀後半にタバコ銘柄投資リターンが高かったのは、タバコ会社は危険、タバコ会社は倒産するかも!という悪評によって投資家期待が異常に低下したからである。

21世紀、ネットの台頭で実店舗小売り企業に対する失望感が広がっている。実際に2017年アメリカでは実店舗の縮小がペースが記録的なスピードで進んでいる。

WSJによれば、2017年はすでに2880店もの実店舗が閉鎖されており、これは2008年のリーマンショック時のペースをも上回るとのこと。

アメリカ雇用統計によれば、2017年の2月と3月で小売業界の就業者数は6万人も減少した。

投資家はアマゾンに食われる可能性のある小売り企業の未来に大変悲観的なのかもしれない。

あなたはこれを絶好の投資機会と判断しますか?
迷うところ。

果たして、ターゲットはアマゾンの脅威があってもなお「永続してキャッシュを生み出す会社」であり続けるのであろうか?

 - 米国株銘柄分析