Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

*

【PM銘柄分析】フィリップ・モリス シーゲル教授一押しの高配当銘柄!

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はフィリップモリス(PM)をご紹介します。

スポンサーリンク

   フィリップモリス財務情報

基本情報

会社名 フィリップ・モリス・インターナショナル
ティッカー PM
創業 1987年
上場 2008年
決算 12月
本社 ニューヨーク州
従業員数 80,200
セクター 生活必需品
S&P格付 A
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ラッセル1000

 

地域別売上高

PM地域別売上高

フィリップ・モリスは2008年にアルトリアグループの米国外事業が分離してできた会社なので、米国売上はゼロ。

事業構成

たばこ及び関連製品の製造販売のみ。

 

業績

 

キャッシュフロー

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

連続増配年数

9年

 

バリュエーション指標等(2017/3/14時点)

PER:24.8倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.7% 最新情報はこちら

配当性向:85% 最新情報はこちら

 

感想

シーゲル教授は20世紀後半のS&P500全銘柄のリターン分析をした結果、このフィリップ・モリスが最もハイリターンだったと結論付けた。

PMが高リターンだった理由は、訴訟や健康悪化のイメージにより株価は割安に放置されがちだったが、実際はがっちり儲けまくっておりそのお金を株主に返還し続けたからである。投資家は割安な株価で配当再投資を繰り返すことができた。

PMの業績が世間に認知されて株価が上昇するときに、配当再投資分の成果が一気に表れて株主価値が急増するというもの。

このフPMの高配当利回りは今も変わりない。2017年PMの株はグングンと伸びており3月14日現在株価は過去最高値付近にある。それでも配当利回りは3.7%ほどあり、依然として高配当。

収益性は言うまでもなく素晴らしい。設備投資がほとんど不要なたばこ事業の収益性がグラフからはっきり見て取れる。

先ず粗利率が65%と半端ない水準。PMはたばこメーカーなわけだが、とても製造業とは思えないマージンの高さである。コカ・コーラをも超える粗利率の高さ。

FY12以降フィリップ・モリスは債務超過のためROEはマイナス(測定不能)。債務超過なのは決して業績悪化によるものではなく積極的な株主還元のためである。

キャッシュフローも美しく過ぎる・・
営業CF≒フリーCFとなっているが、これはPMがほとんど設備投資なしで事業を回している証である。ここもとても製造業とは思えない。営業CFマージンは驚異の30%超え。

株主還元であるが、一株配当は毎年順調に伸びている。ただ最近は配当性向が高まっており大幅な増配は期待しにくいと思われる。グラフを見てもらえればわかるがここ2年はほとんど自社株買いをしていない。

う~ん、素晴らしい。稼ぎすぎ。ボロ儲けという言葉がぴったり。このグラフを見たら禁煙したくなるかもしれない。タバコを吸っている人がどれだけPM株主に貢いでいるかよくわかる。

特にキャッシュフロー計算書は何度見てもうっとりする。PMに投資している人は、いつかPM株価が暴落して不安になることがあればこのグラフを眺めて心を落ち着けて欲しい。こんだけキャッシュを稼ぎまくっていて、その株主が経済的に損失を被ることは考えられない。

これからもフィリップ・モリスが投資家に卓越したリターンをもたらしてくれることは疑いの余地がない。

 - 米国株銘柄分析