米中の関税合戦が一旦落ち着き、昨日の株式相場は全面高。下げたのは生活必需品セクターとヘルスケアセクターだけ。エネルギーセクターとハイテクセクターが大きく上昇。前日比でアマゾン+4.9%、アップル+3.5%、ボーイング+3.8%、エクソンモービル+2.2%。
リスクオンの流れと思いきや、債券市場を見るとそうでもない。10年債利回りは売られずにむしろ買われています。この記事を書いている12月4日12時30分時点の米10年債利回りは2.94%。長期金利が下がっている。なぜだろうか・・。
ブルームバーグによれば、3年債と5年債の利回りがついに逆転したとのこと。
以下は米国債のイールドカーブ。
ちょっと見づらくて申し訳ないです。真ん中の濃い青が現在のイールドカーブ。確かに3年債から5年債にかけて右下がりになってる(逆イールド)。
このままFRBが利上げを続けたら2年債と10年債の利回りも逆転するかもしれません。歴史を振り返ると、逆イールドが起こるとその後にリセッション入りすることが多かったです。必ずそうなるわけではないですが。
米中トップ会談を経て株式相場はちょっと盛り上がっているけど、債券市場はむしろ警戒感を強めているように見えます。ちょっと不穏な空気を感じます。考え過ぎかもしれませんが・・。
引き続き、慎重に投資を続けます。マーケットを離脱する予定は今のところありません。市場に居続けます。
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逆イールドがリセッション入りを示唆する理由
昨晩、NY市場が急上昇した12月のスタートでしたが……ABBV を予定通りに買い増ししました。
ABBV 、株価が急回復しているなかで買い増しするのは、順張りの勇気がかなり必要でした。
ハイテク組が過重気味なポートフォリオ、バランス修正が結構大変です。保有株は売却せずにポートフォリオを整えたいですね、やっぱり。
今月はXLPとJNJの比率を高めるのと、S&P500を年末に向けて売却して来年のNISA枠に振り替え……年末年始に備えてキャッシュを少し厚めに集めておく感じです。
AAPL の下落が再開したらナンピンしたいですが…ポートフォリオの3割近くAAPLなので……バフェットなら迷わずナンピン逆張りを仕込んでくるでしょうね
今年も残り1か月を切り、来年も市場に参加続けるため、リセッションのリスクと向き合う心構えをイメトレで準備しなくちゃと、記事を読んで思いました
いつも有難うございます
ABBVはボラティリティ高いですよね~。
やはり特定の製品に頼っているビジネスモデルだからでしょうか。
株価上がっているところですが、バリュエーション的にはまだ”買い”と言えそうな気がします。
配当利回りも高くて嬉しいです。
キャッシュを厚めに持ちたくなる気持ちわかります。
なんか不穏な感じします・・。自信はありませんが。
ディフェンシブ株が売られたのに、債券は買われています。市場心理がよくわかりませんでした。
債券マーケットが小声で警告しているように思えてなりません。
記事でも書きましたが、ついに逆イールド発生です。今後も動きに要注意です。
ただ自分が将来の株価を予想できるとはとても思えないので、優良株を引き続き保有し続けることは変わりません。