かなり昔の話ですが、当時付き合っていた方から「Hiroは私の言動を見てすぐに一般化したがるよね。そこ悪いとこだよ。」って言われてグサッときたことがあります。

確かにそれ自分の悪いなとこだなと思って反省しました。

人は自分は特殊固有な存在だと思うけど、自分以外の存在は一般化して見ちゃう傾向があると思いませんか。私だけでしょうか。彼女や奥さんの言動を見て「だから女は・・・」って言ったり思ったりしたことないですか。その女性特有の性格なのに、勝手にその特徴を女性全般に敷衍しちゃうわけです。

あまり賢いことではないですね。仮に思うことがあっても言わない方がいいな。今はそれなりに気を付けています。気を付けてはいますが、やっぱり思うことはあります。そういうの考えちゃう癖がありますね、私。

男女の性差って絶対にあります。そういうのを科学的に解説したコンテンツが好きです。あと、人間が元来持っている本能というか嗜好を分析的に解説したものも好き。

最近では『サピエンス全史』や『ホモデウス』はめちゃくちゃ面白かったです。一度読んだ本はブックオフで売っちゃうことが多いですが、この2つは今も本棚に置いたままです。またいつか読むと思うので。あ、ちなみに私は本はkindleではなく紙派です。

この2冊はすでにブログで紹介した記憶があるし、そもそも有名だから私が紹介するまでもないですね。そこで今日は別の本を紹介します。

おもしろいですよ、これ。私、こういうジャンルの本が大好きでして。

なぜ男は長い髪の女性、ウエストの細い女性、豊満な胸の女性を好むのか。なぜ女性はダイヤモンドなどの光り物が好きなのか。今の婚姻形態に辿り着いた理由は。

こういったことをいちいち科学的、生物学的に解説してくれます。ちょっと無理矢理じゃないかって突っ込みたくなる時もありますが、まあ読み物として楽しめばいいわけです。

面白い本なのですが、注意は冒頭に自分の失敗エピソードを少し書きましたが、日常生活で過度に分析的な発言をしないことです。この類の本を読むと進化心理学という新たな視点を得られるのですが、日常でそれを持ちだし過ぎるとかなり嫌がられますw。

進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観