お金、好きですか?
私は大好きです。お金もっともっと欲しいです。
なぜお金が好きなのか?
お金があると良い家に住めるし、美味しいレストランにも行ける、好きなゲームも自由に買える。
確かに、そういう物欲を満たすためにお金が欲しいというのもあります。
でも一番はそこじゃない。お金が十分にある一番のメリット(私にとっての)は村社会的な人間関係から解放されることです。
「お金なんてなくてもいいやん。困ったことがあったら知り合いとか仲の良い人に頼ればいいじゃん。」的なことをホリエモンは書籍かYouTubeで言ってましたが、私はこの価値観に全く共感できないのです。
困ったことが合ったら、時には知り合いや友人を頼ることも必要でしょうが、そこには目に見えないギブアンドテイクのバランスがあるわけです。
いくら親友とは言え、何の報酬もなしに30日連続で家に泊めてもらったら、さすがに嫌がられるでしょう。「こいつ30日も俺ん家に上がり込んでおいて、何のつもりやねん!? 」「家賃の半分くらい払ってよ。あるいは家事くらいやれよ。」とか、ちょっとしたいざこざが起きるはずです。普通は。
でも、お金を払ってホテルに泊まれば、誰にも文句なんて言われません。むしろ「宿泊ありがとうございます。」と感謝されるくらいです。コロナ禍の今なら、帝国ホテルに36万円払えば、素晴らしいホスピタリティを受けながら清潔な部屋で1カ月過ごすことができます。
お金を払えば見ず知らずの他人が自分のためにサービスを提供してくれる。そこにウェットな人間関係はない。従業員と客という金で結ばれたドライな人間関係があるだけ。お世話になった従業員の方と、今後会うことはないでしょう。その後腐れない感じがいい。
というのが私の価値観です。こんな性格だから、友達、特に同性の友人がほとんどいないんだろうと思いますね。
でもこれでいいんです、私は。貨幣社会で生きた方が楽なんで。ウェットな人間関係はほんの狭い空間にしか求めません。家族とごくごく一部の友人だけでいい。
田舎に引っ越したいなんて露も思わないです。東京がいい。移住するにしても、せいぜい福岡などの大都市じゃないと多分無理です。
一度この生き方を決めると後戻りはできないです。急にウェットな人間関係をたくさん築くのは難しいから。時間が無いとかじゃなくって性格的な問題です。私、根暗なんで。
だから、お金を失うわけにはいかないです。増やすのも大事だけど、減らさないこと、保守的な運用を心掛けてるつもりです。あと、仕事は辞めない。毎月のサラリーが途絶えるのは不安で耐え難いです。