投資とは、市場心理を受け入れることです。市場が抱く恐怖感に立ち向かうことです。それがビジネスリスクを取り続けるということです。
市場心理の変化に賭けること、これは投機です。
投資は市場心理の変化に賭けることはしません。
市場の心理(恐怖感や不安感)を受け入れることが投資です。
じゃあ、投資には市場心理は関係ないのか?
いえ、それは違います。
投資した後の市場心理の変化は関係ないと言っているだけです。
投資をするその時点での市場心理の状態は多いに関係あります。
市場心理が悪化している時に投資すると高いリターンが期待できます。
典型的な例として、リーマンショック時が挙げられます。
受け入れる市場心理が重ければ重いほど投資家の精神的負担も重くなりますが、その分期待できる投資リターンも高くなるでしょう。
だからこそ、長期投資は自分の感情との闘いなのです。
あなたはどこまで市場心理を背負うことができますか?
価値観、投資観は人それぞれなので正解はありません。
投資は常に、合理的且つ合利的に、市場と自分の欲望を天秤にかける日々ですね
順張りも逆張りも……合理的に合利性を追求する…”欲張り”…が投資の本質でしょうか。
でも、非合理的に非合利性に欲出すと…結局は恐怖しか残らないのも、投資かもしれません
企業を人間が運営する限り、AIも裏切られるのが投資の一面に思えたりします。
シェークスピア風に
To Do or Not To Do, That is a question!
悩ましいけど面白いですね、投資は
マーケットを支配するのが感情ある人間というのがすべてですかね。
だから効率的市場仮説なんてものはあり得ないということでしょう。
情報がすべての投資家に行きわたってそれが株価に織り込まれるからこそ、マーケットは不合理だと言えます。
投資家が冷静な判断で情報を株価に織り込むなんて土台無理だからです。
投資がアカウンティングと異なって難しいと思うのは、極めて人間的なところです。
まるで機械のような会計の世界とは全然違います。会計ってロジカルロジカルですから。
この人間臭さが投資の楽しいところです。また、リターンの源泉でもあります。