絶対に、昔の、スーパーファミ時代のテレビゲームの方が楽しかったと思います。
そう思うのは自分が年をとって、もう30のオッサンになったからかもしれません。
おっさんが飲み会で「最近の若いもんはな~・・」とか「俺が新人だった頃はな~・・」とか、昔を懐かしんで、部下に説教垂れるのと同じなのかもしれません。
確かに。確かに、さほど思い出のない最近のPS4などのゲームより、子供時代にみんなで楽しんだ思い出があるスーファミ時代のゲームの方が楽しいと思ってしまう、そういうバイアスはあると思います。それは認めます。
でもね~、絶対に昔のスクウェアや任天堂のゲームの方が、最近の超リアルなゲームよりも面白かったと思います。
・スーパーマリオワールド
・ヨッシーアイランド
・星のカービィ スーパーデラックス
・スーパーメトロイド
・スーパードンキーコング
・ゴエモンシリーズ
・ドラクエ3
・ドラクエ5
・FF6
・クロノトリガー
・聖剣伝説2
・聖剣伝説3
とか、ぱっと考えるだけで、色々と名作を思い出す。
最近、PS4で「メタルギアソリッド5」というスパイアクションゲーム買ってやっていたのですが、これもうメチャクチャ画面リアルです。もはや現実世界と見まがうほどです。広大な荒野、砂嵐、草花、時間とともに移り行く影、敵の挙動、もう全部が超リアル。
リアルですごい楽しいんだけど、なんか昔のスーファミ時代のゲーム程のめり込まない。それは自分が大人になって冷めているからか。確かにそれもある。でもなんか別の要素もある気がする。
で、思った。
テレビゲームって、リアルさが増せば増すほど、つまんなくなる。
昔のゲームは、リアルさがなかったからこそ、感情移入してのめり込んで楽しむことができた。
そう思います。
映画より小説の方が熱中すると思いませんか?
映画も早く次が気になる!ってこともありますが、基本的に冷静に2時間見続けている感じです。映画のどんでん返しは好きですが。
でも小説は違う。
本当にドはまりした小説は、もう早く本を開きたくて我慢できない!、あーーもう早く続き読みたい!!、早く授業終われ!!、電車よ駅に着くな!!とか思ったこと何度もあります。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」とか、北方謙三の「水滸伝」とか、池井戸潤の「鉄の骨」とかもう熱中した。
まじで「燃えよ剣」読み終えた後とか、中学生だったけど、なぜか一人で部屋で合掌してたww。ようわからんけど、なぜか、5分くらい。傍から見たらただの変人だったと思います。なんか興奮し過ぎて合掌してた。
なんで映画より小説の方が熱中するんだろう?
ハリウッド映画とかって、莫大な予算かけて派手なアクション、大爆発、カーレースとかやってるのに。
そんなド派手なハリウッド映画よりも、ひとりで活字読んでいる方が熱中してしまう。
なぜだろう?
この心理は一体なんだろう?
思うに、それは想像力かなって思います。
小説って、単なる活字でしかないから、自分で情景を想像する必要がある。有名小説家はみんな文章うまいから、読者が脳内でイメージしやすい様に、うまく文章を書いています。
信子は返事をしなかった。うつむいて足元を見つめたまま、ぶるぶる震えていた。ピンク色のトレーナーにジーンズばきで、「片倉ハウス」の名前が入ったビニールのサンダルをつっかけている。
宮部みゆき『理由』より
自分の中で、自分独自の世界観を脳内に作っていくわけです。情景を自分で創り出しながら読んでいくわけです。読者の想像をサポートするために、わざわざ「ピンク色の」とか「ビニールの」なんていう単語を加えるわけです。
信子の顔やスタイルは、各読者によって違うはずです。
そこが映画と違うところ。
私ね、自分が好きな小説が実写化されるの嫌い。自分の脳内のイメージを勝手に書き換えられちゃうから。止めてくれ!って思う。小説は自分の脳内で自分の好きなイメージのままで完結させたいんです。
人は実際に映像を見るより、文章を読んでそれを自分の頭でイメージする方が脳が活性化されるんじゃないかな。激しい映像を見るより、活字を読んで自分の脳で激しい場面を再現する方が脳が興奮するんじゃないかな。
で、ゲームも一緒かな~って最近思うんです。
メタルギアソリッド5ってあまりにリアル過ぎて、プレーヤーの想像が入る余地がほとんどない。ほぼ現実世界です。
最近のリアルなゲームって、このヒロインってこんな顔かな~、この魔法ってどんな感じなんだろう~とか各プレイヤーが独自に想像する余地がない気がします。
技術が進化して、ゲームはよりリアルを追求できるようになった。それは一見してゲームの楽しさを増しているように見えて、実はプレイヤーの想像力を奪うことで、ゲームの楽しさを減退させているのかもしれない。
現代のPS4とかのゲームは映画。
昔のスーファミとかのゲームは、どちらかというと小説。
う~ん、私は映画より小説の方がのめり込めるんだけどな~。
映画も楽しいけどね。
は~、昔のゲームはよかったな~
↑ただのオッサンです。
私もそう思います。
特にマリオとファミスタははまりました。
今でもクロノトリガーよりおもしろいRPGはないんじゃないと感じます。
ファミスタ、小学生の頃友達と遊びました。
それはファミコンでした。
クロノトリガー面白いですよね。
ストーリー、システムもさることながら、音楽が本当に素晴らしかった。
「時の回廊」は今でもたまにyou tubeで聴きます。
コメントありがとうございます。
昔のゲームの方が楽しいなって普段から思っていることを頑張って言語化してみましたが、ちょっと微妙な文章でした。
みんなでワイワイ楽しむゲームは、現代のリアルなゲームの方がやっぱり楽しいかもしれません。
RPGなどやり込む系のゲームは昔のゲームの方が面白いと思います。
それを抽象化して一般化して言語化するにはどうすればいいんだろうか。
文章は難しいです。
駄文失礼いたしました。
懐かしいなぁ
クロノトリガーはよくやったなぁ。
魔王・カエル・原始ねーちゃんのパーティが好きだったかな?名前も忘れたけど
私が一番やりこんだのはロマンシングサガ2かな。小学生には無理ゲーの難易度で3回やってようやくクリアできた記憶です。
久々にやりたくなってしまった
クロノトリガー面白かったですよね。
僕は、クロノ、カエル、原始ねーちゃん(エイラ)のパーティが好きでした。
魅了される世界観でした。
今もクロノトリガーの音楽をyou tubeで聴きながら、返信してます。
ロマンシングサガも大ヒットRPGですよね。
ですが、なぜか私は一切やっておらず。
なんか高いハードルを感じてしまった。
やはり難易度高いゲームだったんですね~。
こんにちは。
ほぼほぼ同意見です。
リアルな描写はおしつけを感じときがあるのですが、たとえばドット絵ならば同じシーンを100人が見ても100とおりの想像があるよなぁと思っています。
個人的ないちおしはSFC版タクティクスオウガです。
こんにちは。
やっぱりそうですよね、同意して頂けて嬉しいです。
昔のリアル感のないゲームの方が感情移入して楽しめたと思うのは、自分が子供だったからなのか、それともゲームの性質の違いによるものなのか、自分でもよくわからないなと思います。
両方あるとは思いますが、やはりゲーム映像にリアル感がなかったから、自分で想像を膨らませて楽しんでいたのかなって思います。無意識的に。
子供のころって、何か感じても、それを言語化する能力と機会に乏しいですからね。
大人になって初めて言語化してみると、なんとも不思議な感覚です。
タクティクスオウガ、、確かゲームボーイアドバンスでやった記憶があります。
とても楽しかった記憶があります。
思い出のゲームってありますよね。