今まで色々と試行錯誤してきた結果、日々の家計簿は付けないことにしています。

日々何を買ったのか正確な費用明細を持っているに越したことはないですが、それには労力が掛かります。家計は企業のように厳密な損益計算をして財務諸表を開示する義務があるわけではないので、日々常識ある行動をしていれば厳密な費用管理は不要だと思っています。

時間は有限です。人生で最も大切な資源である時間をなるべく浪費せず、でもきちんと家計を管理していきたいところです。

私は3月、6月、9月、12月を決算月として3か月毎にMyバランスシートを作成して家計の財務状況をウォッチする方法に落ち着きました。

バランスシートが大事だと思う理由、それは家計の経済的な目標は純資産の最大化にあると思っているからです。資産だけでなく負債もしっかり把握して、ネットとしての純資産がきちんと増加しているかを確認することが重要だと思っています。

さて、2016年も早いものでもう後3か月で年末ですよ。最近は1年過ぎるのが早く感じます。

9月は私の第3四半期決算月でしたので、バランスシートを作成しました。

My balance sheet as of September 30.

    バランスシート 2016/9/30

3か月前の前決算月(6/30)と比較して検証しました。

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下が直近9月30日時点のバランスシートです。

先ず見ているのは純資産がこの3か月でどれだけ増減したか。

6月30日純資産:14,036,320円
9月30日純資産:14,164,953円
増減:+128,633円

約13万円のプラス、利益はほぼゼロと言ってもいい水準です。株式時価だけでなく3か月分のお給料や配当金も含めて+13万円ということですから。

3か月前と比べて株価は悪くないと思いますが、為替がやや円高に進んだのでその悪影響があります。(6/30 @105.5円 → 9/30 @101.3円)

そして、この3か月はかなり多くの株式売買を実行しました。日本株ETFや先進国ETFなどのインデックス型商品を売却して、生活必需品ETFや高配当ETFに入れ替えました。その手数料や税金支払が純資産のマイナス影響になっています。

私は税効果会計を家計にも取り入れているので、税金を払ってもそれは本来なら純資産のマイナスに影響しないはずですが(その分繰延税金負債が減少する)、NISA口座と特定口座は損益ネットできないという問題が絡んで、株式売却益実現に伴う税金支払が今期の損益にヒットしています。

参考記事
税金はコストだ! 個人投資家も税効果会計を取り入れてみよう

本当なら、当3か月の損益+13万円の要因分析をして無駄遣いなどしていないか簡単にウォッチすべきなのですが、あまりにも株式取引数が多かったうえ売却した税金影響等の分析が面倒なのでスルーします。まあ想定通りくらいなBSだったのでいいかなと。

こういう細かい費用分析ができないことが私のバランスシート家計管理の欠点です。でもそれは仕方ないこと。時間節約を優先させた結果です。細かな費用管理の時間を捻出するよりも、友人と会う、読書する、ウイイレする、You Tube見る、ブログ書くといった時間の方が私にとっては大事だと判断した結果です。

株式の金額が6月末から約70万円増加していますが、これは米株高(+30万円)とXLPへの追加投資(+40万円)による影響です。

参考記事
円高進んだし、生活必需品セクター[XLP]に41万円追加投資した

評価差額金(株の含み損益)が▲76万円と大きなマイナスになっていますが、これは含み益があった日本株等をすべて売却したためです。評価差額金がマイナスなので、対応するキャピタルゲイン税もゼロなので繰延税金負債はゼロになっています。

現預金(無リスク資産)は55万円で、総資産15百万円に占める割合は3.6%です。逆に言えば90%以上の資産が株式だということです。ほぼフルインベスト状態。積極的な追加投資は厳しそうです。

これは、2012年6月からの私の資産、負債、純資産です。

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緑色の線が純資産です。

2015年夏ころからほぼ横ばい。私の純資産はほぼ米株価と為替に左右される状態です。

株価や為替は自分でコントロールできることではないので、自分の努力でできること給料アップや副業、節約などをコツコツ頑張って、引き続き純資産拡大を目指して精進します。

2016年9月30日純資産:14,164,953円
(億万長者を目指す!)