なんか最近、決算は好調なのに株価が下がることが多いです。少し前だとアップル、マイクロソフトといったハイテク株。

先日はホームデポ(HD)が前年同期比30%を超える売上成長を報告したにもかかわらず下落。プレでは上がっていたのに。てか、決算良くてプレで上がってるのにマーケット開いたら落ちるの止めて欲しいですわ。悲しみが倍増します。

今日はロウズ(LOW)の決算発表でした。HDほどではなかったけど前年同期比で+25%と立派な成長。アナリスト予想も超えてきました。が、今回はプレから2%も下がっています。

LOWのPERは20倍ほど。これだけ成長すればもっとポジティブに反応されると思ってましたが、現実は厳しいです。

決算が良いのに株価が落ちる背景にはいくつかパターンがあるように感じます。たとえば以下。

①事前の期待が高過ぎた
②ガイダンスが弱い
③ガイダンスを公表しない

決算は過去の結果ですが、株価は未来を見ています。いくら過去の業績が良くても将来の見通しが弱かったり、見通すことが難しかったりすると株価は下がります。

ただ最近のマーケットは上記のどれにも該当しない印象です。私の個人的な感想ですけど。

なんか全体的に将来の経済をマーケットが不安視しているような感じがします。インフレ率の高まりを懸念している面もあるでしょう。

米国民の貯蓄が増えて、これから経済は一気に回り出すのでしょうが、マーケットはもうその先を見てるのかな。景気回復は一瞬で、すぐにリセッションという暗い未来でも予想しているかのようです。

よくわかんないけど、投資家の総意であるマーケットの動きはバカにはできません。ここは逆らわずにしばらく静観がいいのでしょうか。毎月積み立てている人は機械的に続けて問題ないと思いますが。

ただ決算がいい数字であれば、株価は気にし過ぎなくてもいいかなという気持ちも同時に抱いてはいます。結局は決算で開示する利益がすべてなので。

逆よりいい。決算悪いけど株価上がるよりも、決算良いけど株価下がる方がまだ安心できます。

アップル、マイクロソフト、ホームデポ、ロウズ、他保有銘柄も決算は概ね好調。そこはきちんと確認しています。右往左往せずにしっかりホールドを続けようと思います。

これまでは決算が良かったら素直に株価が上がることが多かったのに、最近その流れが変わったなあ。別に短期で勝負しているわけではないけど、相場の難しさを感じている今日この頃です。