※2020年12月期決算データ反映、コメント刷新

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はブラックロック(BLK)をご紹介します。

基本情報

会社名ブラックロック
ティッカーBLK
創業1988年
上場1999年
決算12月
本社所在地ニューヨーク州
従業員数16,500
セクター金融
S&P格付AA-
監査法人Deloitte
ダウ30×
S&P100
S&P500
ナスダック100×
ラッセル1000

運用資産(AUM)情報

商品種類別構成比

AUM時系列推移

20年末時点の運用資産残高は8.6兆ドル

地域別情報

地域別売上構成比

地域別売上高推移

業績

キャッシュフロー

株主還元

連続増配年数

17年

過去10年の配当成長

年率+13.8%

この10年で配当は3.6倍になりました。

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年(2011~2020):+17.3%
過去20年(2001~2020):+17.6%

バリュエーション指標(2021/3/2時点)

予想PER:17.6倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.4% 最新情報はこちら

コメント

ブラックロックはAUM(運用資産残高)8.6兆ドルを誇る世界最大の資産運用会社です。AUM残高ではブラックロックが首位で、2位にバンガード、3位にステートストリート、4位にフィデリティが続きます。

世界100カ国以上の顧客に資産運用サービスを提供しています。収入の65%が米国、30%が欧州中東です。

iシェアーズという有名ブランドを有しています。2009年に当時業界トップだったバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)を買収し、iシェアーズを継承しました。2020年末時点のiシェアーズETFの運用残高は2.7兆ドルでAUM全体の約30%を占めます。

資産運用ビジネスはスケールこそが競争力の源泉なので、信託報酬を下げてでも顧客資金を惹きつけようとします。コスト競争は過熱しています。

財務データを見てみましょう。

FY20末のAUMは8.6兆ドルでFY19末の7.4兆ドルから1.2兆ドル増加。純流入+0.4兆ドル、時価変動+0.8兆ドルでした。

FY20の売上高は162億ドルで前年比+11%。AUMの伸び率17%には及ばず。iシェアーズを中心に収入は伸びましたが、手数料単価は下がっています。

配当はこの10年で3.6倍に成長。さらに自社株買いにも積極的でEPS押し上げに貢献しています。総還元性向は90%前後。