Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

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おもしろきこともなき長期投資をおもしろく、すみなすものは心なりけり

   

最近よく思うのですが、高い利益を上げている企業は人の感情に訴えかける商品やサービスを持っているなあということです。企業に限らずですけど。

人は自分の感情が揺さぶられるものに、割高なお金を喜んで支払うんだなって思います。

ドトールで200円のコーヒーが飲めるのに、敢えてスタバで300円のコーヒーを飲んでいるわけですが、それはスタバのちょっと非現実的な空間に感情を動かされるからです。周りも勉強している人とかが多くて刺激になります(スタバで勉強している高校生とか「お前、どんだけ金持ちやねん!」って突っ込みたくなりますが)。

正直言ってスタバのコーヒーが美味しいと思ったことはないです。セブンカフェの100円のコーヒーの方が美味しいと感じることさえあります。多分それはスタバ自身も理解していると思うんですね。スタバの強みはコーヒーの味ではなく、洗練された非現実空間を提供して来店してくれた人の感情に訴えてリピーターにして継続して収益を上げることだと。

ディズニーランドでお金を払のも同じ構造だと思います。感情を動かされる、ワクワクと。世界がますます豊かになって世界で中間層が増えていくと考えれば、DISへの投資は成功しそうですよね。

 

人は自分の感情を揺さぶるよりも、大切な人の感情を揺さぶれるものやサービスにもっと割高なお金を払います。

夜景の綺麗な高層ビル最上階のバーに大切な女性を連れていく男性心理。例えば新宿のパークハイアットホテルの52階にニューヨークバーというお洒落なバーがあるのですが、ここは確か入店するだけでチャージ料が1人2千円くらい掛かります。もうそれだけで5千円。チーズでもつまみながら2杯ほどお酒飲んだら1万円オーバー。

夜景がすごく綺麗で美しいです。東京の摩天楼。ジャズの生演奏が雰囲気を和やかにする。

女性はお酒が美味しくて嬉しいのではないですよね。綺麗な夜景を見て「うわあ、きれい」と思い心動かされて満足感を得るのだと思います。一番嬉しいのは、自分の為にこんな素敵なお店を見つけて高いお金を負担してくれた彼の想い、心意気に感動するんだと思います。

男はそうやって大切な女性を喜ばすことができた自分に「よっしゃ!、やってやったぞ」と満足感を得る。

まあ一応win-win、、、なのか。大変女性側に都合の良いwin-winな気はしますが。。

ニューヨークバーは美味しいお酒を提供することで利益を上げているわけではなく、綺麗な夜景と雰囲気の良い場を提供して来店するお客の感情を動かすことで利益を上げています。

よく「あの店高すぎ!、あんなの半分は夜景代だよ!、まじぼったくり」とか批判する人がいますが、それはその人がお店の使い方を間違えているだけだと思います。半分が夜景代なのはお店も承知。その値段設定にしても来店する客がいるからビジネスが成立しているわけです。

 

先日、とある医療従事者が言っていました。「これからの医療は病気を治すことを目的とすべきではない。患者さんが望む生活を実現させることこそがこれから求められる医療だ」と。

なるほどなと思いました。病気を治すことだけにフォーカスすることは医師の自己中なのかもしれません。もちろん病気を完治させれば、患者さんは望む生活を送ることができるかもしれません。でも完治するにの相応の精神的肉体的金銭的負担があるならば、どこまで高度な医療を施すかは患者さんや親族の価値観、人生観、希望次第であって、それらに真摯に耳を傾けることが大切なんだと思います。

 

人は感情で生きています。当たり前です。今の生活を幸福に感じるか、不幸に感じるかもすべて感情です。

特に現代は豊かになり過ぎているから、人は自分の感情がより満足するためにはどうすれば良いのか右往左往考えるのだと思います。ただ食って寝るだけだったら地方で一人で住むなら年収150万円でも大丈夫でしょ。

30代男性の年収中央値は400万円弱のようです。まあ適当に300万円の手取り収入があるとします。そうすると、1年間の収入の内半分は生物として生きるためにもう半分は人間としての感情・心のために使っている、、とも言えるかもしれません。

 

サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドをご存知でしょうか?サッカーに興味がない人でも名前くらいは知っていると思います。

ロナウドの2015年の年収は270億円ほどだそうです。

270億円・・

365で割ると1日73,000,000円使うことができます(税金無視)。

ロナウドはなぜこんなに年収が高いのでしょうか?

サッカーがうまいから。そう、言うまでもなくめちゃくちゃうまいです。

でもサッカーがうまいことと、お金を稼げることは別問題だと思います。サッカーがうまいだけだとお金は降ってきません。極論ですが、誰にも見られることなく田舎の草原で一人で華麗なリフティングをしていてもお金は降ってきません。

お金を稼げるということは、お金を払っている人がいるということです。ロナウドにお金を払う人がいるということ。観客やスポンサー企業です。

彼らはなぜロナウドに多額のお金を払うのか?

それはロナウドの足に吸い付くようなドリブル、華麗なエラシコ、豪快なフリーキックを見て、そのあまりの非人間的挙動に感動して心動かされるからです。感動するんです。

人は感動したいんです。つまらない日常に刺激が欲しいと思っているのです。

ロナウドのプレーに感動するからそれを見たいがために観客はお金を払うし、スポンサー企業はロナウドを起用すれば潜在顧客の心を動かして自社製品の売上を伸ばせると思うから、ロナウドに高額なスポンサー料を払うのです。そういう意味でサッカー選手の年収とは、サッカーのうまさだけでなくルックスやイメージも重要だと言えますね。ロナウドはシリアの子どもたちや地震被災者のために多額の寄付をしています。

 

正直言いますが私は昔20代前半だった頃、お笑い芸人という職業を馬鹿にしていました。いい大人になって、コツコツ仕事するのではなく人前でコントをやってお金を稼ぐってどうなん、、それは社会に役立っているのか?って。

それに引き換え、俺は会計士として日夜証券市場のためにコツコツと会計監査の仕事を頑張って社会に貢献していると。

壮大な勘違いでした!ww

むしろ社会に貢献しているのはお笑い芸人の方でした。

彼らはテレビの向こうにいる、子どもから大人まで数千万人もの人を笑わせています。感情を動かして、テレビやYou Tubeを観ている人に感動という価値を与えています。だからお金を稼げます。

それに引き換え、世の監査人や経理マンは一体どれだけの人に貢献できているのでしょうか?
もちろん何らか貢献できているから職業として成り立っているわけですが。証券市場で株式取引をする人がいる限り、資本主義社会を成り立たせるためには、経理や監査という職務は必要不可欠です。

ですが、、これは経理マンあるあるだと思いますが、深夜遅くまで残業して細かい注記文言とか考えて監査法人と議論している時、「ああ俺の仕事は一体どこの誰のお役に立っているのか? この議論はただの自己満足の世界ではないのか」と思います。

頻繁に思います。一体どれだけの価値を生み出せているのか?この注記は誰かの心に響くのか?いやいや、法律で要求されているんだから心に響くどうこうの問題ではないか。

お笑い芸人さんって世の中にとてもつもなく大きな価値を与えている素晴らしい職業なんだなって、この年になってようやく気付きました。ちなみに、私はサンドウィッチマンが大好きです。

 

GLAYやラルクアンシエルが(最近のアーティスト知らない。。)お金を稼いでいるのも、ロナウドやお笑い芸人と同じ構造ですね。歌を通じて人の心を動かす。感動させる。ワクワクさせる。ゾクゾクさせる。ちなみ、私はラルクとミスチルが大好きです。

 

さて相変わらず、前置き長すぎでした。

あなたはなぜ米国株への長期投資をしているのですか?

それはやはり、お金を得て少しでも自分が満足できる人生を送るためだと思います。より充実した人生を送るために自分が感動できること、大切な人を感動させることにお金を使いたいと思っていますよね。

だから高い投資リターンを追求しているのだと思います。リターンが高いほうが使えるお金が増えますから。

でも、長期投資って果実を得るのに時間が掛かります。ほったらかしでも特に問題ないのでいいかもしれませんが。

結果を得るための過程が長すぎる。

で、思うんですね。その長期投資過程自体もなるべく楽しく、面白くできればいいじゃないか!って。

それって言うは易し行うは難しですが。

つまらないあなたの長期投資を少しでも楽しくできればな~と思います。

ウォールストリートジャーナルとか読んでもクソつまらないですよね。読んでいる人はわかると思いますが。勉強にはなりますけど、つまらない。WSJを批判しているわけではないですよ。あんな質の高い情報をたった月3千円で読めるんだから、私はWSJに感謝してます。

でもWSJに心は動かされないですね。

じゃあこのブログで、つまらない長期投資を楽しくできるほどの面白い文章を提供できるのかと言われれば、それは私の文章力じゃあちょっと厳しい。。

厳しいですが、そういう方向での色んな努力はしていきたいなと思います。

投資リターンって何なのでしょうか?

それは金銭で測られるもの?

そうなのでしょうか?

60歳で3億円資産形成できた人は、3000万円しか資産形成できなかった人より投資で成功したと言える?

社会派ブロガーのちきりんさんは言っています。

去年、100万円分の貯金が増えたと喜んでいる人は、「もしかして自分は100万円分の貴重な経験をとりにがしたのではないか?」と真剣に振り返ってみた方がいい。

お金は使って何ぼっていうのは真実だと思います。価値観は人それぞれですけどね。徹底的に老後の金銭不安を取り除くことに価値を感じる人もいるでしょうから。

投資の成果は勘定(金銭)ではなく、感情で測られるものなんだと最近は思います。

つまり、投資成果は客観的に測定できるものではなく極めて主観的で曖昧なもの。他人と資産規模を比較するなんて超ナンセンス(金額を公開している私が言うのも何ですが)。

米国株投資で得たお金で人生楽しんだもん勝ち!!

いや楽しんだというのも違うか、、自分が感情的に満足できたもん勝ち!!

米国株投資それ自体も、長期投資の過程自体も、楽しく感情的に満足しながらできればそれに越したことはないと思います。

 

おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり

(高杉晋作)

下の句に共感します。

すみなすものは、心ですよね。

 - 投資理論・哲学