Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

*

【LOW銘柄分析】ロウズ・カンパニーズは全米2位のホームセンター。連続増配50年超

   

※2018年1月期決算データ反映、BSデータ追加、コメント刷新(2018/12/20)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はロウズ・カンパニーズ(LOW)をご紹介します。


 LOW銘柄分析

基本情報

会社名 ロウズ・カンパニーズ
ティッカー LOW
創業 1946年
上場 1979年
決算 1月
本社所在地 ノースカロライナ州
従業員数 310,000
セクター 一般消費財・サービス
S&P格付 A-
監査法人 Deloitte

 

ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

地域別売上構成比

業績

キャッシュフロー

バランスシート

資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数

55年

過去10年の配当成長

年率+18.5%

この10年で配当は5.4倍になりました。

過去の株主リターン(年率、配当込み)

過去10年:+17.5%
過去20年:+16.0%
過去30年:+20.2%

バリュエーション指標(2018/12/20時点)

予想PER:15.0倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.1% 最新情報はこちら

コメント

ロウズ・カンパニーズ(LOW)はホームデポ(HD)に次ぐ、全米2位のホームセンターです。2152店舗を展開しており、うち1839店舗が米国内です。他カナダやメキシコにも店舗を保有しています。米国内売上比率は9割強。

建材、工具、カーペット、園芸用品、塗料、配管、家電製品などを取り扱っています。米国は日本よりも日曜大工(DIY)が盛んのようです。DIY用品はネットで注文するよりも、実店舗で専門家のアドバイスを受けながら購入したいというニーズが強いです。したがって、アマゾンの支配力が及びにくい分野と言われます。ロウズもオンライン販売をやっていますが、売上の90%以上は実店舗販売です。

プライベートブランドを展開しており、同社の高い利益率を支えています。

2017年にマウスやキーボード等のPC関連の小物を扱うメンテナンス・サプライ・ヘッドクォーターズを買収しました。

財務データを見てみましょう。

売上高はFY08~FY12まで横ばいが続いていましたが、FY13からは緩やかな成長が続いています。FY17の売上高は686億ドルで前年比+5%。前述のメンテナンス・サプライHQの買収効果も増収に寄与しています。

FY17の純利益は34億ドルで前年から伸びています。過去の買収に関連した特別損失16億ドル(詳細不明)があったようで、これを除外すると利益はもっと良かった計算になります。特殊要因を除いた調整後EPSは、FY16が4.0ドルだったのに対してFY17は4.4ドルです。調整後EPSで10%成長は立派です。

キャッシュフローは安定しています。店舗への投資継続が必要に思いますが、フリーCFは潤沢です。資金にはかなり余裕があるように見えます。営業CFマージンは8%前後で競合ホームデポには及びません。

バランスシートを見てみましょう。流動資産の大半は棚卸資産で、固定資産の大半は店舗等の有形固定資産です。昨今の大企業はのれんや顧客関連資産といった無形資産だらけのBSになっていることも多いですが、ロウズの保有資産はわかりやすいです。ここ数年で自己資本比率が低下していますが、借金が増えているわけではなく、積極的な自社株買いによるものです。業績好調の証と言えます。

連続増配年数55年の配当王。この10年のDPS(一株当たり配当)成長率は19%もあります。この増配を支えているのが積極的な自社株買いです。毎年、配当総額を遥かに上回る規模の自社株買いを実施しています。配当性向は30%台ですが総還元性向は100%を超えています。

 - 米国株銘柄分析