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【KO銘柄分析】コカ・コーラは世界最大の炭酸・清涼飲料水メーカーでバフェット銘柄

   

※2016年度データ更新済み
※記事更新(2017/11/12)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はコカ・コーラ(KO)をご紹介します。


   コカ・コーラ財務情報

基本情報

会社名 コカ・コーラ
ティッカー KO
創業 1886年
上場 1950年
決算 12月
本社所在地 ジョージア州
従業員数 100,300
セクター 生活必需品
S&P格付 AA-
監査法人 EY
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

KO地域別売上高

 

事業構成

ノンアルコール飲料事業のみ。

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

単位は「百万ドル」ではなく「ドル」の誤りでした。

 

連続増配年数

54年

 

バリュエーション指標等(2017/11/12時点)

PER:49.1倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.2% 最新情報はこちら

配当性向:78% 最新情報はこちら

 

感想

コカ・コーラは世界最大の炭酸飲料・清涼飲料水メーカーです。

コカ・コーラが誕生したのは1886年で、当初は薬局で薬として販売されたものでした。それが「他にはない特殊な味だ」ということで流行し、1世紀掛けて世界中で飲まれる炭酸飲料に成長しました。コカ・コーラは偶然の産物でした。

コカ・コーラ社は炭酸飲料に強いです。「コカ・コーラ」の他、「ファンタ」や「スプライト」などのブランドを保有しています。非炭酸の清涼飲料としてはコーヒーの「ジョージア」、ジュースの「ミニッツメイド」、スポーツドリンクの「アクエリアス」、お茶の「爽健美茶」や「綾鷹」があります。どれも超有名なブランドですよね。それと、最近モンスター社に資本参加して「モンスター・エナジー」も販売しています。

コカ・コーラは投資の神様ウォーレン・バフェット氏が好んで飲んでいることでも有名です。ちなみに、バフェット氏が好きなのはチェリーコークです。以前新宿駅で売られていたチェリーコークを飲んでみましたが、そんなに美味しくはなかったですw。

ミレニアム世代を中心に健康志向な消費者が増えており、コカ・コーラのビジネス環境は安泰とは言えません。今後の利益率向上のため、現在ボトリング事業の再フランチャイズ化を進めています。中国では完了済みです。北米でのフランチャイズ化を進めています。

2017年4月には、全世界の本社部門従業員約5500人のうち1200人を削減すると発表しました。従業員数は2015年末は12万人だったのが、2016年末は10万人にまで減少しています。これはフランチャイズ化の影響も当然あります。

無駄のない筋肉質な収益構造を目指してコカ・コーラ社は現在改革真っ只中です。

 

コカ・コーラ社の過去10年分の財務データを確認しました。

ここ5年売上高は減収傾向です。ボトリング事業フランチャイズ化とドル高の影響です。欧州、北米での再フランチャイズ化を進めているため今後も減収予定です。直近FY16の売上高は約420億ドルですが、FY19には300億ドルまで減少する見込みです。売上高は減少していく見込みですが、営業利益・純利益は改善する計画です。

キャッシュフローはとても安定しています。営業CFマージンは常に20%超ありますし、フリーCFも潤沢です。

配当もしっかり伸びています。連続増配54年の配当王です。DPS(一株当たり配当)はこの10年で約2倍になりました。自社株買いも毎年結構な規模実施しています。配当と自社株買いを合わせた総還元性向は直近5年間常に100%を超えています。

最近競合ペプシコの決算が不調でしたが、その原因は消費者の健康志向が思ったほど進んでいないにもかかわらず、健康志向の商品を揃えすぎたことでした。

美味しい炭酸ジュースを飲んでスカッとしたいという社会のニーズは、今後も増え続けることでしょう。コカ・コーラが巧みなマーケティング戦略で販売する炭酸飲料・清涼飲料水は、これからも世界でバカ売れし続けると思います。その販売代金はしっかり株主のお財布に流れていくはずです。

 - 米国株銘柄分析