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[XLP]を超えるリターンを個別銘柄で達成できるのだろうか?

      2016/10/03

米国の個別銘柄投資にチャレンジしたいなと思い、米国優良企業の財務データをウォッチしています。

マイクロソフト(MSFT)やコカ・コーラ(KO)、フィリップモリス(PM)といった企業の高収益体質と株主還元の姿勢はさすがだなと思い、財務諸表を見ながらため息が出るほど。

ただ、米国市場にはこれらの優良企業をパッケージしたETFが多く存在します。

しかもバンガードをはじめかなりの低コスト。

経費率(信託報酬)が0.1%を切っている商品もあるくらいです。

手数料がネックになってETFを拒絶することはないでしょう。

運用資産が1億円レベルになると0.1%でも10万円と絶対額では結構な金額になりますがね。。

さて、そんな米国の優良ETFですが、中でも特に長期投資に適していると考えているETFの一つに生活必需品セクターETFである[XLP]があります。

プロクター&ギャンブルやコカ・コーラ、フィリップモリスなどが主要構成銘柄です。

詳細は以下の記事をご覧ください。

[XLP]は生活必需品セクターの優良銘柄が詰まったシーゲル流優良ETFだ!

このXLPというETFは非常に優秀な商品です。

試しに直近10年間のXLPと適当な個別銘柄のチャートを比較してみました。

XLP対個別銘柄

水色(太い線):XLP
緑:ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
赤:プロクター&ギャンブル(PG)
紫:マイクロソフト(MSFT)
薄い水色:コカ・コーラ(KO)

比較対象の4銘柄は適当にぱっと思いつく優良成熟企業をチョイスしただけで、何の恣意性もありません。

グラフみて下さい。

XLP(太い水色)のパフォーマンスが一番いいですよね?

しかも株価変動も安定的です。

株価変動が安定的な上に株価パフォーマンスも最良ということは、XLPのリスク調整後のリターンは上記グラフが示す以上に他の個別銘柄を上回っているということです。

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  同じ土俵で比べられないが…

ただ実は、この比較は2つの点でズルいところがあります。

一つ目は、配当金が考慮されていないこと。

XLPの分配金利回りは2.3%ほどですが、ジョンソンエンドジョンソンやプロクター&ギャンブルの配当金利回りは3%近くあるはずです。

配当再投資の効果を加味すると、XLPの個別銘柄との差はやや小さくなると思われます。

それでも、XLPの分配金利回りも特段低いわけではありませんからね。

それほど差は縮まらないと思われます。

2つ目は、リスク調整後のリターンをETFと個別銘柄とで比較するのはおかしいということ。

複数の銘柄がパッケージされているETFと個別銘柄1つとを比較したら、ETFの方が株価変動が安定的に推移するのは当然です。

本来はポートフォリオ全体で、リスク調整後のリターンを比較すべきではあります。

このようにETFと個別銘柄単独とを比較することは必ずしも適切ではない面があります。

とはいえです。。

上記のグラフを見て、たとえ超優良企業株であったとしても、XLPを売却してまで個別銘柄に投資する価値があるのか甚だ疑問に思ってきます。

やはりXLP等の優良ETFをポートフォリオの中核に据えたうえで、個別銘柄にもチャレンジしていくスタンスが適切かなと思った次第です。

てか、XLP凄すぎるわ!

改めてその強さを痛感しました。

XLPはシーゲル流投資を代表する優良ETFです。

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