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30~50年程度の投資期間であれば、配当よりキャピタルゲイン(売却益)の方が大きくなる

      2017/11/23

長期投資のリターンは配当に左右されます。配当が重要です。このブログで一貫して主張しているメッセージです。しつこいくらい言い続けてすみません。

しかし、本当にすべての投資リターンが配当になるのは、企業が清算するまで株を持ち続けた場合です。実際は、投資家の寿命の方が(優良)企業の寿命よりも短いので、いつか株を売却することが想定されます。そうなれば投資リターンがすべて配当とは言えません。キャピタルゲイン(売却益)も投資リターンを構成することになります。

たとえば、1916年~2016年のNYダウの投資リターンに占めるキャピタルゲインとインカムゲインの割合を試算するとこんな結果でした。

期間 キャピタルゲイン インカムゲイン(配当) トータルリターン
1916年~2016年 35% 65% 100%

過去100年間のNYダウへの投資リターンのうち、65%は配当がもたらしました。これは多いのか少ないのか。100年投資を続けても、キャピタルゲインが占める割合が3割以上あるとも言えますよね。

あなたは100年間も投資を続けますか?

無理ですよね。子どもに相続するなら別ですが、自分の代だけ考えるなら投資期間は長くても50年~60年でしょうか。株式投資の重要性に気が付くのは30歳くらいが多いですかね。子どもの教育資金やマイホーム資金を真剣に考える時期に、資産運用を検討し始める人が私の周りには多いです。20歳前後から投資を始める人は少ないでしょう。そもそも若い内は投資に回せるお金も少ないでしょうし。

別に40歳、50歳から投資を始めるても遅いってことはありません。そもそも、世の中を見渡せば株式投資をやってない人が大半のわけで、投資を始めるのが遅くなろうと投資を始めた時点で周りより優位に立っていると言えます。

仮に20歳から投資を始めても、100年投資を続けるのは無理です。

過去100年のNYダウ投資リターンの65%は配当がもたらしました。投資期間が長期になればなるほど、投資リターンに占める配当の割合は高くなっていきます。と言っても、100年間もの超長期間でもその割合は65%に留まります。

あなたの想定投資期間はどれくらいでしょうか?
長くても50年くらいでしょうか?

ちなみに私はあまり投資期間というものを意識はしていないです。必要あれば取り崩しますけど、特に必要なければずっと保有し続けるかもしれません。

30年~50年程度の投資期間であれば、配当よりもキャピタルゲイン(売却益)によるリターンの方が大きくなる可能性が高そうです。

私はいつも配当配当と言っておりますが、株式投資のリターンの大半が配当になることは現実的には考えにくいです。実際はキャピタルゲイン(売却益)の方が、投資リターンに占める割合は大きくなることでしょう。投資期間が30年程度であれば、ほぼ間違いなくキャピタルゲイン(売却益)の方がインパクト大になるはずです。

配当だけでなくキャピタルゲインも重要です。ただ、将来の増配期待を織り込んでこそのキャピタルゲインである以上、キャピタルゲインの源泉も配当です。配当(インカムゲイン)とキャピタルゲインってあまり区別できるもんじゃないなあと思います。税務的には大違いですが。

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