カードが使えるお店であれば、常にクレジット払いにしています。

支払手段の優先順位としては、
クレジットカード(楽天カード) > 電子マネー(Edy) > 現金

電子マネーはすぐに支払いが完結して便利でコンビニなどでは重宝します。あと、自販機も電子マネーが使えて便利です。平均して1日2本は会社の自販機でコーヒーとかデカビタとかリアルゴールド買ってますね。

クレジットは決済にちょっと時間掛かるし金額によってはサインも必要で面倒なこともありますが、これが最優先の支払手段です。

家の近くにあるスーパーマーケットもクレジット払いOKのお店です。ちょっと家から離れていますが、たまに寄ることがある西友も最近クレジット払いOKになったんです。なので、週末にスーパーで買い物する時は常にクレジット払い。

数人での飲み会とかもできるだけ自分が払うならクレジットで払います。
ユニクロで2000円のズボンを買う時もクレジット。
新宿の紀伊國屋書店で本を買う時もクレジット。
タクシー代もクジレット。

カード使える店なら、常にクレジット払い!が私の方針です。

なぜ、そこまでクレジット払いに拘るのか?

一つはポイントが付くという理由があります。楽天カードは還元率1%もあります。

ただポイントは別にどうでもいいです。あまりポイントカードとか集めるタイプではありません。ポイントカード集めるの嫌いなんです。財布はペラペラの長財布を使ってます。

私が常にクレジットカードを使う理由は別にあって、それはちょっとキモい理由かもしれません。

それは、金利ゼロで借金してるぜ!!っていう自己満足です。

ええ、ただの自己満です。キモいですよね。。こんなこと考えながらクレジットカード使ってるの私くらいだと自覚してますよ。
でもね、一応これは事実ではありますよね。

クレジットカードって凄いですよね。
カード切った時点から支払いまでたったの1カ月~2か月くらいですが、そんな短期間ではありますが、コストゼロで借金できるんですから。
いやポイントが付くことを考えれば、コストはマイナスとも言えます。

ちょっと会計仕訳書きます。

タクシー代3,000円をクレジット決済したとします。
すると、僕の頭の中ではこんな会計仕訳が起きます。

費用 3,000 / 短期借入金 3,000

タクシー代という費用3,000円を、自前の現金ではなく借金で賄っています。

で、この借金は金利ゼロですよね!
リボ払いとか意味不明なことしなければ、普通の1回払いであれば手数料(=金利)は掛かりません。

 

 

キャッシュインはなるべく早めに、キャッシュアウトはなるべく遅めに、これは経営で大切なことです。

例えば、時価総額世界トップのアップルはキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)を経営指標の一つに掲げています。CCCについて詳しくここで書きませんが、要するに資金繰りです。CCCを短縮させるとROE改善に繋がります。

売掛金はなるべく早めに回収する、買掛金の支払スパンはなるべく長くする、在庫はなるべく持たない、これらは効率的な経営をする上で大切なことです。

この会社経営の原則は家計でも基本的には同じです。
家計でも利益率(年間貯蓄 / 年収)は高い方が良いでしょうし、CCCも短い方がいいですよそりゃ。

夏と冬の賞与って、年に2回まとまったキャッシュインがあって嬉しいかもしれませんが、あんなの貰う側としてはホントは損ですからね。給与の後払いなんですから。毎月の給与に含めて早めに貰ったほうが経済的にはお得です。まあ感情的には、まとまったキャッシュを貰える賞与が嬉しいのは否定しませんが。

支払いもなるべく後倒しにすべきです。

水道代の請求書が来たら、支払い期日ギリギリまで決済すべきではありません。まあ、口座振替が多いでしょうけど。
家賃の支払いが月末までなら、月末ギリギリまで振り込むべきではありません。

遅らせることができる支払いは、なるべく遅らせた方が得なんですよ。

とは言え。。
何か違和感を感じませんか?

え、、家計でそこまで拘る必要あるの?って思いませんか。

そう、ぶっちゃけどうでもいいんです。

いや別にいいですよ、支払い忘れるの怖いから月末期日でも前もって20日に払っておくとか全然OKだと思います。

企業経営みたいに、ファイナンス的な損得を考えて「キャッシュインはなるべく早めに、キャッシュアウトはなるべく遅めに」なんてこと、別に家計でそんな深く考えなくてもいいですよ。

今払おうが、1か月後払おうが、別にどっちも変わりませんよ。
生活カツカツな人は、支払いを1カ月遅らせることは嬉しいことかもしれません。
でも株式投資できるくらい生活費に余裕のある人にとって、それはどうでもいいことだと思います。

クレジットカードを使えば、支払いをコストゼロで1カ月以上も先延ばしすることができます。
これはよく考えれば凄い話であって、フリーランチです。

でもでも、支払いを1カ月先延ばししてだから何なのでしょうか?
何か経済的に得なことでもあるのでしょうか?

ないでしょう。
普通の家計では、現金で支払ってもクレジットで払っても、経済的損得の違いなんてそんなにないと思います。

それでも私がクレジットカード払いに拘る理由は、それはもうただの自己満足です。
金利ゼロで借金できてるぞ!っていうキモい自己満です。
そうやって、クレジット払いをするたびに自己陶酔感に浸っています。

おかしいでしょ?
そう、ちょっと変わってるんです、私って。

 

 

クレジット払いは厳密には経済的に得ですが、実質的には別に得でも損でもないですよ。まあ、ポイントは嬉しいかもですが。

クレジット払いにすると身銭を切っている感じがしなくて、ついつい買い物し過ぎちゃうっていう人がいるかもしれません。そういう人は、クレジットカードは捨てて現金主義に徹するのもいいと思います。

私の友達(女性)にすっごい洋服好きな人がいるんですけど、彼女はいっつもカード払いですね。一緒に買物に行くと、レジでがんがんカード切ってる後姿を見てちょっと恐怖感を覚えるくらいです。。

で、別の友人(女性)はとてもお金に堅実なおとなしい人なのですが、彼女は今まで人生で一度もクレジットカードを使ったことがないって言っていました。これにはちょっと驚きましたが。ネット通販とかどうするんだろう?

クレジットカードを使わないって、もったいないなって思うこともあるのですが、それで本人が節度あるお金の使い方ができるならそれでいいんじゃないかなって思います。

お金を預金で貯め込むのは賢いことではないし、借金を恐れるのも賢いことではないと思います。でもだからって、あれもこれも衝動買いすることが素敵というわけでもありません。お金は使う時には惜しまず使いたいですが、普段は節度ある金銭感覚を保っておきたいところです。