ユニリーバは世界有数の消費財メーカーです。

クノール、リプトン(紅茶)、LUX(シャンプー)、モッズ・ヘア(シャンプー)などのブランドを有しています。

以下はユニリーバの決算書の注記文章です(日本語訳)。

耐用年数を確定できない無形資産は主に商標権とブランドから構成されている。これらの資産は償却を行わず、毎年同じ時期に減損テストを行う。

ユニリーバの決算書より

無形資産を償却しないということは、価値が永続すると判断しているブランドだということです。ユニリーバが競争力のある無形資産(商標権やブランド)を保有していることを意味しています。

ユニリーバが長期投資にふさわしい優良銘柄であることが感じられる一文です。最近、決算が悪くて株価は落ち込んでいますが。

 

ユニリーバは優良企業ですが、開示センスとしてはディアジオの方が上ですね~。
ディアジオの無形資産の開示は超カッコイイ!

開示センスと投資パフォーマンスは全く関係ありませんがね・・。

決算書は読んでいてつまらないものですが読み物としてのセンスも必要かなと、、上場企業の経理部員の端くれとして思います。みんな決算書なんて読みたいと思わないですよね。それはつまらないから仕方ないことです。

どれだけ努力しても、これからも決算書はつまらないものであり続けるでしょう。

なので、なるべく分かりやすくしてブログでこれからも紹介していくつもりです。