今年、以下の銘柄を新たにポートフォリオに加えました。
テキサスインスツルメンツ(TXN)
スターバックス(SBUX)
コムキャスト(CMCSA)
ホームデポ(HD)
ロウズ(LOW)
プロクター&ギャンブル(PG)
ディフェンス役のP&Gは別として、あとの5銘柄はアフターコロナ時代の勝ち組だと判断して買いました。2020年代に株価、配当ともに右肩上がりだろうと、自分なりに考え、期待して買いました。
市場全体が上がっているから当然ではありますが、株価は比較的好調です。
コムキャストを除いては。
コムキャスト、なんか売られがちです。以下は当該5銘柄の直近1カ月の株価推移。
青がコムキャスト。この中で唯一、下げ方向です。
高速インターネット、エンターテイメントに対する需要は増える一方で将来有望と判断し投資しましたが、最近のマーケットは私を不安にさせます。
たった1ヶ月の株価を気にする必要ある? 1ヶ月じゃファンダメンタルはほとんど関係ないだろう。
おっしゃる通り。
ただ、私はこれまで市場に逆らって、散々苦い経験をしてきたこともあり、マーケットの評価、判断を甘く見ていません。緩和的な金融環境で他の銘柄がグングン上がっている中で下げているということは、なんらか業績に悪影響を及ぼすファクターがあるかもしれないと警戒します。
最近、ドル高が続いているので4月は追加投資を見送っています。ドル高がもうちょっと収まったら、今月も追加投資するかも。いま109円台。まだ高いかな。
上記5銘柄はまだポートフォリオに占める割合が低いので、追加投資先として有力候補です。
が、コムキャストは不安で買えない。この数カ月の株価が不調なくらいで売りはしないです。さすがに次の決算を待つくらいはする。でも追加投資はしない。
4、5前の私ならこういう時、株価が一番下がっている銘柄を買っていたと思います。しかし、今の私はそうしない。むしろ、もっとも市場の評価が高い銘柄を買っていきたいです。バリュエーションを見ながらですが。
ロビンフッドなどのおかげで個人投資家の影響力が増しましたが、米国株式市場はまだまだ機関投資家の存在感が大きいです。大型株の株価が下がっているということは、機関が売っているということです。
ただの素人個人投資家の私が、機関投資家以上の情報を掴んでいるはずはない。私とマーケット(NY市場)で、私の方が正しい投資判断を下している可能性は低いです。
マーケットの流れに逆らうと痛い目に遭うことが多いです。短期トレードではなく長期投資でも。もちろん、あとで大きく反発して「あの時は買い場だった」というケースも多々ありますけどね。その辺の判断は難しいです。
Hiroさん
いつも勉強させていただいております。
最高値を更新している株を買う、というのはシンプルで理にかなってますよね。
20年後に綺麗な右肩上がりとなっている株は、現在時点も右肩上がりになっているはずなので、必然的に最高値を更新している株を購入することになりますよね。
しかし知識が増えれば増えるほど、買う理由と共に買わない理由も同じくらい出てくるんですよね〜
時代の潮流にのった、利益が拡大を続けている優良企業を買う。割高、割安はあるかもしれませんが、こういう企業は買っておけば、短期的に調整があっても、長期的には報われる可能性高いですよね。
みのさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる色んな業界を知って知識が増えると、買いたい銘柄がたくさん出てきます。
逆に、なんでこんな銘柄に手を出しちゃったんだろう、と反省することも多々あります。
株のバリュエーションを見ていて感じるのは、時流に乗った優良企業は並みの企業と比べて、さほど割高にならないということです。
なので、とりわけハイテクセクターの高収益企業はまだまだ長期的にみて投資価値が高いと思っています。
具体的にはマイクロソフト、マスターカード、ビザ、フェイスブック、アマゾン、アドビなどです。
Hiroさん
ご返信ありがとうございます。
私もmsft aapl v ma amznあたりは間違いなく投資価値があると思ってます。以前の記事でHiroさんも同様なことを言及されてましたが、pgがper25倍、msftが35倍とか潜在的な成長力を考慮すれば、あきらかにmsftの方が割安ですよね。
ところで株価って何年くらい先まで織り込んでるんですかね〜
私は10年先の未来は織り込んでない気がします。
もし織り込んでたら、10年前のGAFAMの株価は説明できないですから。誰しもが将来はさらにインフォーメーションテクノロジーが世界を支配すると思いながらも、sp500と比してper10倍分ですもんね。sp495と比べたらもう少し差はひろがるのでしょうが。
10年以上の長期投資ならハイテクセクターを保有しておくことは正しい選択でしょう。
みのさん
ご返信ありがとうございます。
そこは難しいところですね。
一応、理論的には将来のすべての収益を織り込んでいることになっていますが、割引率を考えればせいぜい20~30年くらいでしょうか。
マーケットは将来の利益を控え目にしか株価に織り込んでいない印象を受けています。
3ヵ月おきの決算を確認して、徐々に現実を株価に取り込んでいきます。
なので、すでに大きく上げてしまった株でも、優良株であれば買って問題ないことが多いと思います。