以下は先日、某新聞で見かけた医薬品の世界売上高上位10品目をまとめたものです。
1位は断トツでアッヴィの「ヒュミラ」ですが特許切れ問題を抱えています。それにしても1製品で2兆円以上を売り上げるって凄まじいですね。
医薬品の売れ筋を見ると関節リウマチや糖尿病のマーケットが大きいことがわかります。あと主役が低分子医薬からバイオ医薬に移っていることが一目瞭然です。その結果、開発投資が莫大になり、製薬会社の大型M&Aが相次いでいます。バイオ医薬という分野で日本が欧米に追い付くのはかなり難しそうです。
アメリカのヘルスケアセクターは巨大なので、米国株投資を始めると嫌でも目にすることになります。ヘルスケア銘柄は過去のリターンが優秀なことが多くて、そういう点でも投資家の注目を集めます。実際に財務諸表を見てみると、ヘルスケア企業の収益性は非常に高いことがわかります。あと、キャッシュリッチな会社が多いですね。
私は現在ファイザー、アッヴィ、メドトロニック、ジョンソンエンドジョンソンの4社に投資しています。引き続きヘルスケア銘柄には投資を続けるつもりですが、製薬会社の新薬開発環境は厳しさを増しているようなので、慎重さを忘れずにきちんと銘柄分散を行っていきたいです。
ヘルスケアの個別銘柄はつくづく難しいですね。ETFが安全なのでしょうが個別株好きの私はETFに鞍替え出来ず、ずっと持っているJNJに加えて、最近ZTSを少しずつ買い始めました。ヒト用は競争が激化しているも、動物用はブルーオーシャンかなあと思いまして。ただPERはかなり高く、利回りはVISAより低いです(汗)。様子を見つつ慎重に買い増して行きます。
こんばんは。
ヘルスケアに限らず個別株は難しいし、リスクがありますね。
リスクリターンだけを考えるならETFが一番良い選択肢であることをこの3年間で痛感しております。
ZTS、最近読者さんに紹介されて知りました。ファイザーからスピンオフした企業ですよね。
確かに動物用医薬品はライバル企業が少ない印象があります。