先日、ブルームバーグが「ビットコインのリスクリターンはあらゆる資産クラスの中で最低だ」と報じていました。

今年の春頃に6万ドルを超えたビットコインですが、現在は3万ドル台前半まで落ちました。でも、2019年~2020年に買った人はまだまだたんまり含み益があるはずです。当時は1万ドル台でしたから、3万ドルでも十分なリターンですね。

ただ、その利益を得るために負担しなくてはならないリスク、ボラティリティは大きいです。ご存知の通り、暗号通貨の日々の値動きはかなり激しいですよね。ファンダメンタルズなんてなくて、有名人のツイートで二桁動くこともありました。

投資は儲けないとやる意味ないです。どれくらいリターンを期待できるかを計算するのは当然です。が、そのリターンを得るためにどれほどのリスク(ボラティリティ)があるのかというのも重要な要素です。

リターンを並みでも、リスクが低ければ、リスクリターンは優秀となります。逆にリターンは平均以上でも、リスクが高すぎれば、リスクリターンは優秀とは言えません。

長期間マーケットにいる私たち長期投資家ほど、期待リターンだけでなくリスクにも気を配りたいところです。市場の荒波を乗り越えるために。

そこで、リターンは目立つほどではないけど、リスク・リターンは優秀だと私が感じている銘柄を紹介したいと思います。定量的に計算したわけではありません。日々マーケットをウォッチしている自分の感覚として、リスクリターンが優秀だと感じている銘柄を紹介するだけです。

なので、必然、私が保有しているないし保有していた銘柄が中心になります。

ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
コルゲート・パルモリーブ(CL)
ペプシコ(PEP)

この辺りですかね。まあ、やはりディフェンシブセクターになりますね。VZ、CLは売っちゃいましたが、両者とも長期投資に向いている落ち着いた銘柄だと思います。また、投資することもあるかも。