※2021年3月決算データ反映
主要な日本企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
データソースはMorningstarおよび有価証券報告書です。
今回はリクルートホールディングス(RCRRF)をご紹介します。
基本情報
会社名 | 株式会社リクルートホールディングス |
ADRティッカー | RCRRF |
創業 | 1963年 |
上場 | |
決算 | 3月 |
本社所在地 | 東京都中央区銀座 |
従業員数 | 46,800 |
セクター | |
S&P格付 | |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
地域別情報
地域別売上構成比

地域別売上高推移
割愛
セグメント情報
セグメント別売上構成比

セグメント別売上高推移

セグメント利益推移
開示なし
セグメント利益率推移
開示なし
業績


キャッシュフロー

バランスシート
資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数
不明
過去5年の配当成長
年率+3.7%
この5年で配当は1.2倍になりました。
過去の株主リターン(年率、配当込み)
割愛
バリュエーション指標(2021/7/3時点)
予想PER:64.5倍 最新情報はこちら
配当利回り:0.4% 最新情報はこちら
コメント
リクルートは1960年に大学新聞に求人広告を掲載することを目的とした「大学新聞広告社」を前身とする企業です。現在は求人広告、人材派遣、マーケティングコンサルティングなどをグローバルで手掛けています。
事業セグメントは以下の3つ。
HRテクノロジー
メディア&ソリューション
人材派遣
HRテクノロジーは主にIndeedとGlassdoorの2事業で構成されます。求職者が求人情報を検索したり、企業情報を収集するためのプラットフォームを運営しています。Indeedの毎月の利用者は2億人、Glassdoorのそれは5千万人にも上ります。
メディア&ソリューション事業は日本国内で住宅、美容、結婚、旅行、飲食などの領域で事業運営をサポートするソリューションを提供しています。具体的には「SUUMO」、「HotPapper」、「ゼクシィ」、「じゃらん」などです。どれも聞いたことある名前ですね。リクナビ、リクナビNEXTも当事業に含まれます。

財務データを見てみましょう。
FY20(21年3月期)の売上高は2.27兆円で前年比▲5%と減収。HRテクノロジーは横ばいも、コロナ禍を受けて、メディア&ソリューション事業、とりわけ飲食、結婚、美容関連の売上が低迷しました。
営業利益は1628億円で前年比▲21%。純利益も▲27%。ROEは13%で日本企業の中ではかなり高い方だと思います。
配当はあまり安定していませんが、この2年かなりの額の自社株買いを行っています。FY19、FY20の総還元性向は80%前後。