※2021年3月期決算データ反映
主要な日本企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
データソースはMorningstarおよび有価証券報告書です。
今回はアステラス製薬をご紹介します。
基本情報
会社名 | アステラス製薬株式会社 |
ADRティッカー | ALPMY |
創業 | 2005年 |
上場 | 1949年(前身の会社の上場年) |
決算 | 3月 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋 |
従業員数 | 15,455 |
セクター | ヘルスケア |
S&P格付 | |
監査法人 | EY新日本有限責任監査法人 |
地域別情報
地域別売上構成比
地域別売上高推移
割愛
セグメント情報
医薬品の単一事業
業績
株主利益
キャッシュフロー
バランスシート
資産
負債純資産
株主還元
自社株買い情報はFY16以降
連続増配年数
不明
過去10年の配当成長
年率+6.7%
この10年で配当は1.7倍になりました。
過去の株主リターン(年率、配当込み)
過去10年(2011年~2020年):+13.2%
バリュエーション指標(2021/6/22時点)
予想PER:17.7倍 最新情報はこちら
配当利回り:2.5% 最新情報はこちら
コメント
アステラス製薬は2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併した誕生しました。海外売上比率の70%超とグローバル企業です。
主な医薬品として以下があります。
・イクスタンジ(前立腺がん治療剤)
・ベタニス(過活動膀胱治療剤)
・プログラフ(免疫抑制剤)
財務データを見てみましょう。
FY20(21年3月期)の売上高は1.25兆円で前年比▲4%の減収。一部製品の独占販売期間の満了、コロナ禍が主に影響。イクスタンジ等のコア製品の売上は堅調でした。
営業利益は1,356億円で前年比▲45%。開発資産など一部の無形資産994億円を減損したためです。一時要因を除外したコア営業利益は▲9.5%にとどまります。
2021年度は年間配当50円と20%近く増配になる見込みです。コロナ禍のFY20を除けば、過去5年自社株買いにも積極的です。