バロンズが”The Most Respected American Companies”の2017年リサーチ結果を発表しています。

投資家がどういう銘柄に好んで資金を投下しているかがわかります。
一般的に言って上位銘柄ほど投資家期待が高い銘柄、下位ほど投資家期待が低い銘柄と言えるでしょう。

だからって、上位銘柄が割高だから避けるべきとかそんな安易なことを言うつもりは全くありません。
まあちょっと参考くらいにはなるかな~、くらいの意味で紹介しました。

評価基準が収益性ではなく”Respect”って面白いですね。
儲かってる儲かってないではなく、感覚的というか投資家の感情というの部分が結果に表れるって意味で面白いです。

まあ上位企業はみな儲かりまくっている企業なわけですが、下位企業だから儲かっていないというわけでもありません。
最近業績が上向きつつある金融業なんて軒並み下位です。
たばこ銘柄なんて悲惨・・

このランキングで下位にいるんだけど、永続してキャッシュを稼ぎ続けることができる強い企業ってのは長期投資の妙味があるかもしれません。
あくまで参考程度ですが。

 

トップ3は面白いですね。
1位:アルファベット(グーグル)
2位:アップル
3位:アマゾン・ドットコム
やはり、ハイテク勝ち組3強へのリスクペクトは強いようです。

7位にジョンソン&ジョンソンがいます。
ちなみに、昨年は1位でした。

ビリ3銘柄も興味深い。
98位:アルトリア・グループ
99位:フィリップ・モリス
100位:ウェルズ・ファーゴ
いずれも米国株投資家に人気の銘柄に思いますが、どうやらあまりリスペクトされてないみたいですよ。
2017年の投資パフォーマンスは市場平均を超えているのにこの嫌われようw。