年収800万円までは年収と幸福度が比例するけど、それ以上はお金は人生の幸福度に影響しないと言われます。なんかの研究結果らしいです。詳しいことは知りません。
お金というより生活水準で考えた方が分かりやすいかな。ある「一定レベル」までは生活水準の改善が幸福度向上に繋がるけれど、そのラインを超えると生活を豪勢にしても大して幸福度は高まらない気がします。
私は貧乏育ちなので、その「一定レベル」が高いとは思ってません。まあ、そうは言っても豊かな日本で生まれ育ったのは事実なので、グローバルで見れば「一定レベル」は高いかもしれませんが。
衣食住の3つが生活の基本。この中で私は「衣」に興味がありません。清潔感を保って、最低限の身だしなみさえ整っていればOKという発想。「成功する人はユニクロの服は着ない」といったキャッチーな文章を見てもビクともせず、普通にユニクロやGUで服を買ってます。スーツはスーツカンパニー。アウターだけたまに高いの買いますが、基本は服にはお金をかけない価値観です。
一方で「食」と「住」は大切にしたい。
若い頃はこの2つも削りまくって投資資金を捻出していました。20代前半の頃、外食禁止令を出して1日の食費は1000円以内にしてました。自炊する能力は(意欲も)ないので、コンビニやお惣菜屋さんでおかずを調達した上で1000円以下に抑えていました。これは結構しんどかった。
今では外食禁止令も解かれて、毎日食費に2000円以上使ってます。無駄遣いに思われるかもしれませんが、食費を削ったらもはや何にお金を使えばいいかわかりませんから(笑)。
あと家賃もなるべく節約してきました。てか、今でも節約してます。多少汚くても安さ重視。安さを求めるくせに通勤時間は20分以内がいいし、駅から自宅までは5分以内が希望です。よって家はボロ家を選ぶことになる。今のマンションは18平米の1Rで風呂トイレ一緒。狭すぎて休日家でゆっくりしようとは思えません。新宿や日本橋のスタバに「避難」してます。
食費を贅沢に使うようになってから感じていることは、単純に幸福度が上がったなということです。好きな店で外食して、コンビニで好きなものを購入できるのはストレスフリーで気楽です。美味しいもの食べると幸福度上がりますよね。
いい家に引っ越せば、さらにQOLは改善しそう。
やっぱり「食」と「住」はある程度まではお金をかける価値がありますね。まあそりゃあ生活の基本だから当然ですが。
でも極端にめちゃくちゃ贅沢にしても、幸福度はそれほど向上しない気がします。毎日、叙々苑で焼肉食べたいとは思いません。家でビール飲みながら枝豆か冷奴でもつまむ方が好きです、YouTubeでも観ながら。高級タワーマンションに一度は住んでみたいですが、住み始めたら家賃の割に幸福感は感じなそうかな~と想像します(あくまで想像ですが・・)。
「食」と「住」の2つについて、これくらいまでは生活水準向上と幸福度が比例しそうだなというラインを考えてみました。
「食」
毎日、デパ地下でご飯を買える生活。
セブンやファミマの総菜類はめちゃ美味しい。そこらの総菜屋さんでコンビニのクオリティを超えるところはなかなかありません。私の中でコンビニより美味しいと思う商品を置いているのは、成城石井とデパ地下(伊勢丹とか)の総菜売り場の2つです。特にデパ地下は美味い。刺身とかレベルが違い過ぎる。でも高い。
毎日仕事帰りにデパ地下で買い物していたら、多分一日の食費は2000円じゃ足りないかな。3000円あればいけそうです。朝200円、昼1000円、夜2000円くらいという計算で。いくらデパ地下でも毎日夕食に2000円は高過ぎかな。ま、理想ということで。
毎日、デパ地下で総菜買えたら幸福度は上がりそう。毎日高級レストランは求めません。逆に幸福度下がりそう。そんな金もないし。
「住」
都内で家賃10万円くらいの家が目標かな(一人暮らし前提)。
都内って一言で言っても広いですけどね。千代田区とかに住もうと思ったら、家賃10万円でも狭い家になりそうですし。岩本町とか住んでみたいけど、ここも10万円じゃ厳しいかな。
中野や曙橋あたりの新宿近辺で家賃10万円出せば、まあまあハイクオリティな住環境をゲットできそう。風呂トイレは別で、キッチンは2コンロ(別にキッチン要らんけど)、浴室乾燥が付いていて、部屋は広く24平米くらい。防音しっかりの鉄筋マンションでお隣さんの民度高し(今の家は隣の女の子の電話の声がうるさい。しかも夜中に!)。そんな家に住めたらいいな。
「食」の目標であるデパ地下で総菜を実現するためには、デパートが近くにある場所に住む必要があって、それがネックやなって思ってます。伊勢丹新宿なら新宿三丁目駅最寄りの家かな。ま、そこまでデパ地下にこだわる必要ないか・・。
ざっくりですが、こんな生活の目標を持ってます。「食」は自由に好きなもの買うようになって結構改善した気がしますが、「住」はまだストレスある環境です。「住」を改善したい。
と言っても、急に家賃10万円の家に引っ越すのは抵抗あるんです(今は家賃6万円)。お金は増やすより使う方が難しいと言うのは、ホントその通りだと思います。20年以上かけて染みついた貧乏性はそう簡単には消えなくて。
先ずは8万円くらいの家に引っ越そうかなと検討中。毎月8万円って冷静に考えて高いですよね~。ホンマ都内の家賃高すぎです。まあ、カリフォルニアとか香港と比べたら全然安いんでしょうけど。
自分は釣りが趣味なんで、海に直ぐ行けるような距離にある家に住みたいですね。
ただ、海沿いは津波や液状化が怖いので、どうしようかと、ハザードマップを見ながら悩んでいます…
趣味がアウトドアな時、いつでも趣味を楽しめる環境に住めると幸福度上がりそうですね。
「アド街ック天国」で湘南の海でサーフィンするのが大好きで、脱サラし移住してパン屋さんを経営している人が登場しました。
苦労もあるでしょうが、好きなサーフィンがいつでもできて楽しそうでした。
いつかブログでも記事にしたような記憶があります。
災害など、考え出すと色んなリスクがありますね。
都内に住んでる私は震災が怖いです。
会社から2〜3駅のところに住んで、自転車で通うってのも有りかもですね。徒歩でも1時間くらいだと思いますし。区間運賃が高い路線沿いなら支給交通費で家賃もある程度相殺できるかもです。
転居のオフシーズンの7、8月だと相場も下がりますし、大家も空室に焦る時期なので、家賃交渉もしやすいと思います。
自転車通勤もありですよね。
運動になるし。
満員電車で押しつぶされることもなくなります。
今までも引っ越しは8月頃が多かったです。その時期狙い目ですよね。
良い物件は埋まっていることが多いですが、家賃交渉はしやすい時期です。
初めてコメント致します。「金持ち父さん」を読んだことをきっかけに投資の勉強を始めました27歳のサラリーマンです。
いつもhiroさんのブログを読ませて頂いていますが専門的な知識を持つだけではなく素人にも分かりやすく解説してくださり、お金をただ増やすという観点だけでなく人生においての幸せとは何かという観点もお持ちのhiroさんのブログはとても親しみが持てます。
こんなに精度の高いブログを無料で読めるなんて、、、となんだか申し訳なくも感じています。
分析、解説のレベルはまさに変態的(褒め言葉)だと思っています。金融業界の池上彰と勝手に呼ばせて頂きます。
そんな変態の池上先生に是非お礼を言いたくコメントさせていただきました。
このブログのタイトルにもなっているシーゲル先生の著書「株式投資の未来」以前一読したのですがちんぷんかんぷんでした。
ですがこのブログ、hiroさんの解説に触れてから再度読み直したところ内容がするすると頭に入ってきました。
全く同じ本でも時間を置いて読み直すことで景色が変わりますね。この衝撃が読書の醍醐味でもあると感じています。
特に「株式の長期的なリターンは増益率そのものでなく、実際の増益率と投資家の期待との格差で決まる」
最初に読んだ時にはアタマに入らずスルーしてしまいましたが何故こんな大事な所をスルーできるのか、自分で笑ってしまいます。
毎日毎日このクオリティでブログを書き続けることは並大抵の事では無いと思いますが、今後もそれを楽しみに勉強させて頂きます。
ありがとうございました。
「金持ち父さん~」は素晴らしい本と同時に劇薬でもあると思っています。
ロバート・キヨサキ氏は良いのか悪いのか、内容が具体的なので、その内容の解釈が読み手によって分かれるところがある気がします。
これをきっかけに投資の勉強をされたキヨスクさんは、きっと正しく解釈されているのだと思います。
たまに「金持ち父さん~」を読んで、ネットワークビジネス始める!(ねずみ講的な)という人もいて驚きます・・。
「株式投資の未来」は「金持ち父さん~」ほどではないですが、何度か読まないとちゃんと解釈できないところありますよね。
あの本も具体例が豊富だからこそ、その具体例に飲み込まれて本質を見失うことがあります。
最近「衰退銘柄の罠に嵌っていた」という記事を書きましたが、私は最初「株式投資の未来」の内容を誤って解釈していました。
でも「株式投資の未来」は具体論と抽象論のバランスが絶妙で、かなり説明が上手いと思います。
なので誤って解釈してしまったのは、完全に自分が悪いです。
投資は日々勉強だと思います。
大人になってからしか勉強しない分野ですし(少なくとも今の教育制度では)。
初コメント、ありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
岩本町、新橋-秋葉原間の散歩ルートで私も目の前を通りますが、私も雰囲気が好きです!10万円払えば住めるんじゃないでしょうか?
タイムリーですが、会社の同僚夫婦(同い年)が岩本町にマンションを買ってました。値段は怖くて聞けなかったですが、住宅ローンが月15万円って言ってました…パワーカップル恐るべし!
因みに住んだ数年後には賃貸に出すって言ってました。不動産投資を検討したことのない私にとっては未知の領域です。
休日の丸の内、大手町、日本橋界隈が好きです(今も丸ビルのスタバから返信してます、丸ビルのスタバはクラシックな雰囲気が素敵です。)。
かつ、都営新宿線が好都合。
そうなると岩本町がいいな~と思います。
が、家賃は高そうです。
10万円払えば住めると思いますが、住居の質はちょっと下がるかな~という気がします。
パワーカップル型、最近多いですよね。
格差婚より同じくらいの所得層の人が一緒になるケースを私もよく見ます。
月15万円でも割れば7万円。結構余裕かもしれませんね。
都内は家賃が高過ぎて、購入したくなる気持ちわかります。
いつもお世話になっております。
あーー、よくわかります。
私も首都圏の少し外れに8万の家賃で住んでます。
周りよりも少し高めですが、住み心地は悪くないですねー
8万の家賃と水道光熱費、夜は毎食デパ地下弁当か外食だったら、、、
月20万くらいになってしまいますね、生活費。
正直、節約しないとそのぐらいになってしまいますね、、、
飲み会もありますし。
どうりで貯金ができないわけだw
一応つき10万以上は貯金できてますが、
節約と投資と人生の楽しみは、人生終わるまでずっと続くと思ってます。
今回の記事でバランスを再考しようと思います!
のりのりっちさん、お世話になります。
都内で暮らしながら、月10万円貯金できれば立派だと思います!
家賃5~6万円レベルから7~8万円レベルまで引き上げると、かなり住環境改善しますよね。
年間24万円の支出増加をどう考えるか。
「住」は生活の基本ですから、価値ある支出だと思えます。
が、、生来の貧乏性でなかなか引っ越しできずに安物件に住み続けていますw。
それもそろそろ終わりにしようかなと計画中です。でも固定費を上げるのはやはり抵抗もあります・・。
ゆっくりソファに座って部屋で映画観たり、ゲームしたりしてみたいです。
今は常にベッドの上です。