純粋な心で銘柄を選べば投資って意外と簡単に儲かるのかも、しれません。

優良企業は優良株とは限らない

少し投資の勉強をすると優良企業は必ずしも優良株ではないということを知ります。

優良株は(ほぼ)必ず優良企業と言えるけど、優良企業は必ずしも優良株とは言えない。

優良企業であることは優良株であることの必要条件ではあるが十分条件ではない、なんて言い方をすると理屈っぽくて面倒ですかね、すみません。

長期投資ではまず優良企業をスクリーニングすることが大切です。業績、株主還元、ROE、過去の株主リターン、それから業界の長期的な見通しなどを自分なりに勘案して決めます。

そこで、「これだ!」っと判断した銘柄にすぐに手を出してはいけません。優良企業でも優良株ではないかもしれないからです。

優良企業なのに優良株ではないとは、株価が割高過ぎていくら業績が良くても高い投資リターンが見込みづらい株のことです。

素晴らしいプロポーションのPLで見通し絶好調でも、バリュエーションが高すぎれば儲かりません。

過去を振り返ると優良企業が優良株ではなかったことがありました。2000年前後のコカ・コーラ、ウォルマート、2015年~2016年頃のアルトリア等のタバコ株などがパッと思いつきます。10年後に振り返れば今のテスラもそうなのかもしれません(わかりませんが)。

きちんとPERを見てはやる気持ちにブレーキをかけることは大切です。投資は慎重に、石橋を叩いて叩いて叩いて渡るくらいがちょうどいい。

優良企業のほとんどが優良株だった

なんですが、これは私のこれまでの5年強の投資経験から感じていることなのですが、優良企業が優良株ではないケースは稀です。優良企業はだいたい優良株でした。

良い決算を出し、機関投資家から人気のある銘柄のほとんどが市場平均をアウトパフォームしてきた印象です。

人気のある銘柄はPERが平均より高いのが普通です。期待が高い。

しかし、その高い期待を跳ね返す決算を出し続け株価は上がっていくことが多いです。配当もかつては低利回りだったのに、何度も増配を重ねYOCで見ると高配当になっていきます。

優良企業だけど優良株ではないかも、と慎重に検証する姿勢は大切。しかし、慎重になり過ぎるのもまた問題。この辺の塩梅はホントに難しいなあと今でも悩むところです。

低金利が続いているからというマクロ経済環境が影響している面もありますが、少なくとも私が見てきたこの5年間は素直に優良企業に飛びついた人が儲かりました。

その素直な気持ちも投資では大切だなと思う今日この頃です。

ハワード・マークス氏は「投資では何を買うかよりも、いつ買うかの方が重要である」と何かの本で言ってました。

プロはそう言うのでしょう。しかし、私は「(長期)投資ではいつ買うかよりも、何を買うかの方が圧倒的に重要である」と言いたいです。