※2020年12月期決算データ反映、コメント刷新
S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
データソースはMorningstarです。
今回はシェブロン(CVX)をご紹介します。
基本情報
会社名 | シェブロン |
ティッカー | CVX |
創業 | 1879年 |
上場 | 1921年 |
決算 | 12月 |
本社所在地 | カリフォルニア州 |
従業員数 | 47,736 |
セクター | エネルギー |
S&P格付 | AA- |
監査法人 | PwC |
ダウ30 | 〇 |
S&P100 | 〇 |
S&P500 | 〇 |
ナスダック100 | × |
ラッセル1000 | 〇 |
地域別情報
割愛
セグメント情報
割愛
業績


キャッシュフロー

バランスシート
資産

負債純資産

株主還元

連続増配年数
33年
過去10年の配当成長
年率+6.2%
この10年で配当は1.8倍になりました。
過去の株主リターン(年率、配当込み)
過去10年(2011~2020):+3.2%
過去20年(2001~2020):+7.4%
過去30年(1991~2020):+9.2%
バリュエーション指標(2021/3/5時点)
予想PER:18.3倍 最新情報はこちら
配当利回り:5.0% 最新情報はこちら
コメント
シェブロン(CVX)はかつて石油ビジネスを独占していた旧セブンシスターズ7社のうちの一つで、いわゆる石油スーパーメジャーです。原油、天然ガスの探査、開発・生産から加工、液化、輸送まで一括したサービスを提供しています。
上流と下流ともに地理的な事業範囲は広大で北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国などで進行中のプロジェクトがあります。
アップストリーム(上流)部門が78%を占めます。上流部門の収益は原油価格に左右されるため、利益ボラティリティは高くなります。競合エクソンに比べて、やや上流部門に依存する割合が大きいです。
2020年にバークシャーがシェブロン株41億ドル相当を取得しました。バフェットが低迷する石油株を買ったということで、注目に値します。

財務データを確認してみましょう。
FY20の売上高は944億ドルで前年比▲32%。全盛期の半分以下です。コロナ禍で原油価格が暴落し、需要も低迷しました。
▲55億ドルの純損失を計上。
FY20はキャッシュフローも低迷。営業CFマージンは11%と過去10年で最低。フリーCFはギリギリプラスを確保しました。
業績悪化にもかかわらず配当は維持しています。自社株買いは近年は少なめ。2020年はコロナ禍を受けて自社株買いプログラムは期中に停止となりました。
こんばんは。
最近はバフェットの影響もあるのか原油の価格も上がってきましたね。
昨年2月に致命傷を負いかけたので、ここ最近のバリューの復活は私にとって助かります。
先月、重い腰を上げてブログを開設しましたので、リンクを貼らして頂きました。
ご迷惑であれば、コメントを削除ください。
ケーレスさん、ブログ開設おめでとうございます!
綺麗で見やすいレイアウトですね。
投資、ブログお互いがんばっていけるといいですね。
今回のバリュー株復活も「なんちゃって」かと思ってましたが、このエネルギー株の上昇は本物かもしれません。
SLBの売り時を虎視眈々と狙ってます。