CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス・ナイン)を発明したジェニファー・ダウドナ氏がノーベル化学賞を受賞されました。業界に詳しい人からすると、誰もが納得する受賞だったみたいです。

私はこのクリスパー~なるゲノム編集技術を知ったのは初めてで、NewsPicksで色々勉強させて頂きました。

専門的なことはわかりませんが、ガイドRNAなるものがDNA内の目的の塩基配列まで誘導してくれて、そこをCas-9なる酵素で切断できるテクノロジーだそうです。コストをかけずにDNAを操作できるそうです。

こういった遺伝子テクノロジーがこれからますます発展して、私たちの生活に身近なサービスが生まれる日も近いと言われています。ビル・ゲイツが「ぼくが10代なら生物学をハックする」と言ってるくらいです。プログラミングと遺伝子テクノロジーには通ずるものがあるそうです。

経理をやってるガチガチ文系の私からしたら全く知らない世界ですが、ノーベル賞をきっかけにネットや書籍でこういう生命科学の知識を仕込むのも楽しいなあと思います。もともと生物系って興味あるんですよね。特に脳科学とか。男女の性差の話とか進化心理学とか、そういうネタ好きです。

直接仕事に生かせるわけじゃないけども、自分の専門分野とは180度異なる世界を知れるのは楽しいです。インターネット様様。

以下は、偉人の名言とかではなくただネットで拾った言葉です。

一瞬だけ楽しみたいならYouTubeを見なさい
1日楽しみたいなら友達と遊びなさい
1年楽しみたいなら目標を見つけなさい
一生楽しみたいなら学び続けなさい

同感。男は可愛い女の子のケツを追いかけることが楽しい時期もありますが、結局そういう恋愛系って人生をかけるほどのことじゃないなってどこかで気付きますよね。一番楽しいのは学ぶことあるいはビジネスかなと思います。

今はネットのおかげで色んな情報が無料で手に入ります。入門レベルの知識なら自分からいくらでも取りに行ける。関心の輪は無限に広がるばかりです。

関心の輪が広がるのは基本的に良いことだと思っています。ただ、広げ過ぎるとキャパオーバーになっちゃいます。時間は誰しも1日24時間しかないので。だから、余計な情報はなるべく遮断することも意識しています。

たとえば芸能人の離婚、不倫のニュースとか。ヤフーを開く習慣があるので、勝手に目に付いちゃいはしますが、わざわざクリックして読もうとは思いません。全く興味ないし知的好奇心がくすぐられることもない。自分にとって必要のない領域にまで関心の輪を広げないようにしています。

あと、関心の輪で収めるべきものを、影響の輪の中に入れようとしないことも大切。芸能人の不倫のニュースに対して、特定の個人を批判するようなコメントを書くとか。その時間は無駄でしかない。コメントが相手に届くことなんてあり得ないわけだし。

有益だと思える領域であれば積極的に関心の輪を広げる。無益な世界には足を踏み入れず傍観に徹する。メリハリを付けて関心の輪を広げることで、無駄なことに時間を割くことを避けることができます。

んで、自分の影響の輪の中を大切にする。自分が影響を及ぼせるのは小さな範囲だけど、そこを疎かにすると幸せはないと思います。目の前の仕事、同僚や友人などの身近な人間関係、そして家族。

コンテンツにしろ人間関係にしろ、現代はとかく関心の輪だけが広がりやすくなっていると感じます。それは楽しいことだけど、影響の輪の中を大切にすることも忘れずにいたいです。