女性は浮気、不倫をする男を嫌がります。そりゃそうですよね。特に結婚して子どもがいる場合は、子どもが成人するまでに必要な経済資源を男に求めるので、自分以外の女に資源を差し出すことを許すことはできません。法的にもアウト。

ただ、全く浮気も不倫もしない(できない)ような弱々しい男を嫌うところもあります。そういう非モテ遺伝子を受け取りたくない、自分の子どもに受け継がせたくないという本能があると思います。他の女と全然セックスしてない(できない)ような男の遺伝子を自分が受け取るのは避けねばならないという本能。

女性は自分が最後の女になりたいと言います。最初は嫌なんですね。他の女とたくさんやっててもいい、むしろたくさんやってて欲しい。その上で、都合よく自分が最後の女になりたい(=資源を私だけに提供して欲しい)。そんな潜在的な願望があるんじゃないかと思います。

だから、ただ誠実なだけの男はあんまりモテない。

・浮気して自分と子どもに資源を渡さない父性のない男は避けたい。
・色んな女に性をばらまく力のない非モテ遺伝子を持つ男は避けたい。

何も学術的な根拠はなく、自分の経験として感じていることですが、どちらかと言うと前者よりも後者に対する防衛本能の方が強い気がします。非モテ遺伝子は何がなんでも受け取りたくないと。

それがもっとも表れているのが女性の「生理的に受け付けない」という反応です。こうなると男としては手の施しようがないです。どれだけ会話を頑張ろうとしても挽回できるチャンスは少ないです。

これは男にはない感覚です。異性に限らず同性でも生理的に受け付けないという感覚は私にはよくわかりません。

この反応は、女性が本能的に「この男の遺伝子ムリ!」と拒絶反応を起こした結果なんだと思います。どれだけ金持ちで自分に資源を貢いでくれるとしても、絶対にこの人とセックスしてはいけないと脳が指令を出してるんじゃないかと思います。優秀な子孫を残すための女性特有の防衛、免疫機能。

恋愛工学という分野(学問?)がありますよね。あれは、非モテ遺伝子をモテ遺伝子に見せかけるためのお作法みたいなものだと解釈しています。なので、恋愛工学系の知識はモテ男子には不要。

私は昔から恋愛系ではないけど、脳科学とか男女の性差に関するコンテンツが好きです。橘玲さんの書籍などを通じて、恋愛工学系の知識にも興味を持つようになりました。進化心理学の本も好きで書店で見つけたらよく買っちゃいます。

それってつまり、自分はそういうことなんだなって最近気が付いて、なんだか悲しい気持ちになりましたw。まあ、事実だからいいんですけどね。