HDV全株175万円相当を売却しました。

HDVは頻繫に銘柄を入れ替える特色のある高配当ETFでしたが、これまでのところ他の同種のETFにパフォーマンスで劣っています。エネルギーセクターが多く逆張りで面白い商品と思い保有を続けてきましたが、ここでサヨナラすることに。

売却資金で以下を購入。
QQQ:約80万円(NISA)
VYM:約40万円(NISA)
VIG:約45万円(特定)

FRBは想定より早く引き締めに動く姿勢を見せており、インフレが過熱するリスクは下がりました。長期金利も下がっています。

したがって、今後ハイテクを中心としたグロース株の方が強い相場展開になると予想します。

そこで、ナスダック100指数に連動するQQQを買いました。80万円ほど。GAFAM、テスラ、エヌビディア、ペイパル、アドビなど名だたる優良テクノロジー企業にまとめて投資できます。経費率は0.2%とETFにしてはやや高めですが。

NISAで買いました。2021年のNISA枠120万円はまだ1円も使ってませんでした。QQQは配当は低いですが、値上り益を期待しての購入です。

残り40万円のNISA枠をVYMで埋めることにしました。

グロースが強いと予想していると言いましたが、自分の相場見通しに何ら自信はないので、どう転んでいいようにグロース、バリューそれぞれ投資する方針です。VYMはバリュー寄りですね。

VYMの主要構成銘柄はJPモルガンチェース、ジョンソンエンドジョンソン、ホームデポ、P&G、バンクオブアメリカなどです。金融が多くハイテク株との分散には向いていると思っています。思いのほか長期金利が上がってしまった場合のケアになるという意味です。

VYMの配当利回りは2.8%でS&P500指数の2倍強。高配当ですがHDVよりは低いです。

最後に特定口座でVIGを45万円ほど買いました。すでに300万円近く保有しているマイポートフォリオの主力ですが、さらに買い増すことにしました。

VIGの主要構成銘柄はJPモルガンチェース、マイクロソフト、ジョンソンエンドジョンソン、ウォルマート、ユナイテッドヘルス、ビザなどです。

VIGはややグロース寄りの商品という認識は持っているものの、S&P500指数に比べるとややバリュー寄りかもしれません。配当利回りは1.6%。バランスの良い商品で気に入っています。

米株を初めて6年目にしてついにアマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブックの株主となりました。遅すぎるか。いやいや、今からでも遅くはないと思っています。バフェットがアマゾン株を買ったのだってついこないだのこと。

バリュエーションは大切ですが、長期投資であれば優良株はいつ買ってもだいたいOKと信じて。てか、バリュエーションで見るとアマゾン、フェイスブックなんてむしろ割安なくらいでしょうか。