米国の投資家の多く、特に富裕層が読んでいると言われる投資金融情報専門誌がBarron’s(バロンズ)です。ダウ・ジョーンズ社が発行しています。

著名ストラテジストの座談会、マクロ経済動向、推奨銘柄、政治情勢など投資家として役立つ情報が満載です。勉強になるし、単純に読み物としても面白いです。

本家Barron’sはもちろん英語なのですが、時事通信社と提携して日本語版(バロンズ・ダイジェスト)のサービスも展開されています。

が、この購読料が非常にお高い!

すべての記事が読めるプレミアムプランだと月額5,478円もします。様々なコンテンツでサブスクリプションが流行ってますが、月額5千円オーバーはなかなか見ません。ウォールストリートジャーナルも3千円台です

毎月の固定費が5千円も増えるのは結構痛いですよね。年間6万5千円。1カ月の家賃くらいあります。まあ、それだけ価値ある情報なので仕方ありませんが。私は悩んだ挙句、結局有料会員登録はしませんでした。投資は好きだし高品質な情報をたくさん吸収したい意欲はあるけど、月5千円はちょっとな~と。投資が好きだからこそ、節約にもうるさいんですw。

と、そんなお高いコンテンツのバロンズ日本語版ですが、実は半分以上は無料で読めるのです。これも私が有料会員にならなかった理由の一つです。

バロンズ日本語版(バロンズ・ダイジェスト)を無料で味わい尽くす方法をお伝えします!

先ず、バロンズ・ダイジェストは以下の2種類の記事が毎週投稿されます。

週末記事:毎週日曜に10本
平日記事:平日に1日3本

日曜10本、平日15本(3本×5日)の計25本が毎週投稿されますが、うち12本は無料で読めます。週末に投稿される10本と平日の2本です。

これを逃す手はありませんよ。月5,428円払わないと読めない有料記事のうち半分は無料で読めるわけですから。

週末記事10本を無料で読む方法

日曜に投稿されるWeeklyコンテンツは大手ネット証券に口座開設していれば無料で読めます。ただし、タイムリーに日曜には読めません。私が利用している楽天証券では2日遅れの火曜17時以降にアップされます。無料なんだし、少し遅くなるのは諦めましょう。

楽天証券ユーザーはこちらからログインすれば読めます。

PDF形式なのがちょっと読みづらいです。特にスマホではかなり文字が小さくなるので、私はバロンズだけは常にPCで読んでいます。

マネックス証券、SBI証券も同じ感じで読めるはずです。投稿日時は知りませんが。

これはネット証券の素晴らしいサービスだと思います。Weekly記事を読むだけでも、本来はスタンダードプランに加入して月3,828円払わないといけません。それをタダで読めるなんて最高です!

毎週火曜が楽しみでしゃーないです。17時以降のいつアップされるかわからないので、火曜の17時を過ぎたら30分おきくらいに「まだかなー、まだかなー」と覗きに行ってます(←せっかちw)。

この記事を書いている今日も火曜です。でも、まだアップされてません(20時45分現在)!はよー!!

平日記事15本のうち2本を無料で読む方法

平日に1日3本、週15本の記事が投稿されますが、バロンズ・ダイジェストのアカウント登録するだけで、火曜と水曜にそれぞれ1本だけ記事が無料で読めます

これはもしかしたら今だけのキャンペーンかもしれません。いつか無くなるかも。無料対象の記事は左上に”FREE”と記載があります。

メールアドレスなど最低限の情報だけインプットすればアカウント登録できます。簡単です。ぜひ、やってみてください。無料記事だからって質が低いわけではありません。有料記事のうち、時事通信社が?無料の記事を決めて公開しているだけです。

サイト上部にある「無料記事」という項目をクリックすると、過去の無料対象の記事がすべて出てきます。すでにかなりのストックがあるので、アカウント登録すれば今すぐに過去の無料記事が読み放題です。マーケットの情報から、テクニカル分析、ボーイングなどの個別株情報まで幅広いです。勉強になりますよ。

まとめ

①ネット証券に口座開設(無料)
バロンズ・ダイジェストのアカウント登録(無料)

やるのはこの2つのみ。①で週末記事10本すべて、②で平日記事のうち週2本が読めます。

バロンズの情報は役立つものばかりで、時間を割いて目を通す価値はあると思います。無料の範囲でも十分楽しめます。ぜひぜひ、読んでみてください!