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【UL銘柄分析】ユニリーバはLUXやリプトンなどのブランドを持つ家庭用品世界大手

      2017/04/20

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。(今回は5年分データしかありません、ご了承下さい。)

データソースはMorningstarです。

今回はユニリーバ(UL)をご紹介します。オランダと英国に本社を置く企業でADRとしてNYに上場。

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  ユニリーバ財務情報

基本情報

会社名 ユニリーバ
ティッカー UL
創業 1885年
上場 1968年
決算 12月
本社所在地 ロンドン
従業員数 168,832
セクター 生活必需品
S&P格付 A+
監査法人 KPMG
ダウ30 ×
S&P100 ×
S&P500 ×
ナスダック100 ×
ラッセル1000 ×

 

地域別売上高

 

事業構成

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

※ユニリーバの自社株買い金額がどうしても拾えず(ちゃんと20-Fレポート見ればわかるんだろうけどサボりました・・)、配当性向のみ記載してます。

連続増配年数

1年

 

バリュエーション指標等(2017/4/15時点)

PER:26.0倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.7% 最新情報はこちら

配当性向:56% 最新情報はこちら

 

感想

1929年、ウォール街が大暴落に見舞われた1カ月前にオランダのマーガリン会社と英国の石鹸会社が合併したできたのがユニリーバである。

パーソナル・ケア部門とマーガリンを始めとする食品部門が利益率が高く稼ぎ頭。クノール、リプトン(紅茶)、LUX(シャンプー)、モッズ・ヘア(シャンプー)、Dove(ボディケア)、ジフ(台所洗剤)などの有名ブランドを多数保有する。

欧米市場での売上比率は6割弱で、4割強がアジア新興国市場なのが特徴。業績が新興国通貨の変動に影響を受けやすいと言える。

2017年2月米食品大手のクラフト・ハインツがユニリーバに買収提案をしたが、これは撤回された。

ここ5年間の業績を見てみた。

売上高は500億ユーロあたりで横ばい。FY16は減収だがこれは為替の影響が大きいようだ。利益は増益を確保している。

グラフには記載していないが営業利益率は15%前後。高い利益率ではあるが、米国のプロクター&ギャンブル(PG)やコルゲート・パルモリーブ(CL)には一歩及ばない印象。

毎期安定した営業CFを稼いでいる。設備投資が少ないようでフリーCFも多めである。営業CFマージンは目安の15%に僅かに届いていない。

DPSは横ばい。FY15に減配しており連続増配年数は1年しかない。
欧州企業の経営者はあまり増配に拘らないのかな?
配当は最適資本構成とセットと考えるべきだし、私は個人的には連続増配でなくてもそんなに問題ないと考えていはいる。

直近の配当利回りは2.7%ほどあり比較的高配当である。成熟企業であり短期的なトレードには向かない。長期で保有してゆっくり配当再投資を積み重ねて富を築くタイプの銘柄である。

優良企業だと思う。ただ、PGを差し置いてULを買うかは正直迷うところ。バリュエーションを無視して財務諸表だけを見ると、収益性はやはりPGに分があると言わざるを得ない。

 - 米国株銘柄分析