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【MDT銘柄分析】メドトロニックは心臓ペースメーカー世界首位の医療機器メーカー

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はメドトロニック(MDT)をご紹介します。

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    メドトロニック財務情報

基本情報

会社名 メドトロニック
ティッカー MDT
創業 1949年
上場 1977年
決算 4月
本社所在地 アイルランド
従業員数 85,000
セクター ヘルスケア
S&P格付 A
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000 ×

 

地域別売上高

MDT地域別売上高

 

事業構成

MDT事業構成

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

39年

 

バリュエーション指標等(2017/8/15時点)

PER:29.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.2% 最新情報はこちら

配当性向:37% 最新情報はこちら

 

感想

昨年コヴィディエンを買収して話題を集めたメドトロニック。
本社もアイルランドに移して税負担を軽減することに成功した。

国内での競合としてはテルモ、オリンパスなどが大手として挙げられる。
医療機器経済は日本は輸入超過が昔から続いており、近年国を挙げて成長産業として位置付けており、厚生労働省の承認スピードの迅速化などの対策を行っている。

だが正直言って、海外大手との収益率の差は埋めがたいものがあると思っている。
というか、アメリカの医療機器大手(メドトロニックやJ&Jなど)はたとえ利益が出ていても収益性の悪い部門は、あっという間に切ってしまうことがある。

会社全体で利益が出ていたとしても、不採算事業リストラをきちんと行わないと株主から圧力がかかるのがアメリカの資本主義である。

これはアメリカの流動的な雇用市場があるからこそ成せる経営判断であり、日本ではまず不可能であろう。

さて、メドトロニックの業績だが直近2年で売上高が大きく伸長しているが、これはコヴィディエン買収によるものである。利益絶対額は同じく伸びているが、グロスマージンや純利益率といった収益性指標は買収によって悪化している。

まだ買収したばかりで重複コストも多いのだろうか。
会社予想では、今後収益性は回復する見通しである。

キャッシュフローはかなり安定している。

相当の研究開発投資を行っているはずであるが、営業CFマージンは5年平均で約25%もある。
研究開発に投資はするが、株主還元を犠牲にしてまで馬鹿みたいにお金を投じることはしていない。

設備投資は小さく、フリーCFは莫大である。

フリーCFはしっかり株主還元に回っている。

DPSは年々上昇。
連続増配39年の配当貴族である。
総還元性向は5年平均で100%超え。

成熟企業にしてはやや配当利回りが低いがそれでも市場平均並みはある。
ヘルスケアセクターの超有望銘柄であることに異論はない。

日本人として国内の医療機器メーカーを応援したい気持ちはあるものの、長期投資銘柄としてはメドトロニックなどの海外大手にすべきだろう。

 - 米国株銘柄分析