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【MDT銘柄分析】メドトロニックは心臓ペースメーカー世界首位の医療機器メーカー

      2016/10/03

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はメドトロニック(MDT)をご紹介します。

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    メドトロニック財務情報

基本情報

MDT基本情報

 

地域別売上高

MDT地域別売上高

 

事業構成

MDT事業構成

 

業績

(単位:百万USD)
MDT業績

MDT収益性

 

財政状態

MDT財政状態

 

キャッシュフロー

(単位:百万USD)
MDTキャッシュフロー

 

株主還元

MDT株主還元

 

連続増配年数

38年

 

 

株価等の最新情報

以下からYahoo Financeへ飛びます。
メドトロニック(MDT)

 

感想

最近コヴィディエンを買収して話題を集めたメドトロニック。
本社もアイルランドに移して税負担減を実現させた。

国内での競合としてはテルモ、オリンパスなどが大手として挙げられる。
医療機器経済は日本は輸入超過が昔から続いており、近年国を挙げて成長産業として位置付けており、厚生労働省の承認スピードの迅速化などの対策を行っている。

だが正直言って、海外大手との収益率の差は埋めがたいものがあると思っている。
というか、アメリカの医療機器大手(メドトロニックやJ&Jなど)はたとえ利益が出ていても収益性の悪い部門は、あっという間に切ってしまうことがある。

会社全体で利益が出ていたとしても、不採算事業リストラをきちんと行わないと株主から圧力がかかるのがアメリカの資本主義である。

これはアメリカの流動的な雇用市場があるからこそ成せる経営判断であり、日本ではまず不可能であろう。

さて、メドトロニックのPLだがここ2年は減収減益だった。
これはドル高だけで説明できる減益なのであろうか、詳細は分かりかねる。

2016年度からは会社見通しでは増収増益である。
ドル高も収まってきているので収益は回復に向かうと推測している。

キャッシュフローは強い。

相当の研究開発投資を行っているはずであるが、営業CFマージンは5年平均で25%を超えている。
研究開発に投資はするが、株主還元を犠牲にしてまで馬鹿みたいにお金を投じることはしていない。

設備投資は小さく、フリーCFは莫大である。

フリーCFはしっかり株主還元に回っている。

DPSは年々上昇。
総還元性向は5年平均で100%超え。

成熟企業にしてはやや配当利回りが低いのが気がかりではあるが、ヘルスケアセクターの有望銘柄であることに異論はない。

日本人として国内の医療機器メーカーを応援したい気持ちはあるものの、長期投資銘柄としてはメドトロニックなどの海外大手にすべきだろう。

 - 米国株銘柄分析