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【MDLZ銘柄分析】モンデリーズ・インターナショナルはオレオ、リッツなどが有名な世界的菓子メーカー

   

※2016年度データ更新(2017/9/24)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)をご紹介します。


    モンデリーズ財務情報等

基本情報

会社名 モンデリーズ・インターナショナル
ティッカー MDLZ
創業 2000年
上場 2001年
決算 12月
本社所在地 イリノイ州
従業員数 99,000
セクター 生活必需品
S&P格付 BBB
監査法人 PwC
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

MDLZ地域別売上高

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

 

連続増配年数

3年

 

バリュエーション指標等(2017/9/24時点)

PER:35.2倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.2% 最新情報はこちら

配当性向:42% 最新情報はこちら

 

感想

モンデリーズ・インターナショナルは旧クラフトフーズで、その北米の食品部門がスピンオフしてできた会社です。北米食品部門はクラフト・ハインツが担っています。

モンデリーズはビスケットやチョコなどを製造販売する世界的菓子メーカーです。「ナビスコ」、「トライデント」、「オレオ」、「リッツ」、「メントス」などのブランドを保有しています。

山崎製パンのオレオ、リッツの販売を巡ってのニュースは記憶に新しいところかもしれません。山崎製パン子会社とのライセンス契約は2016年8月で終了しました。

2012年にスピンオフしてできた会社なので売上高推移は単純には時系列比較できませんが、スピンオフ後のFY12以降も売上高はやや下降気味です。減収は為替(ドル高)の影響もあると思われます。モンデリーズは売上高の7割以上が欧州等の米国外です。

FY15にオーストラリアなどで食品事業を売却しています。その際に発生した特別利益の影響で、FY15は純利益、EPSが大きく伸びています。これは一時的なものです。

食品事業ということで、営業CFとフリーCFは安定しています。営業CFマージンは直近11%と高収益の目安とされる15%には至っていません。

配当はFY13以降は増配を続けています。FY16に総還元性向が200%を超えていますが、これはFY15の事業売却収入を期ズレでFY16に株主還元しているためだと思われます。特に異常値ではありません。きちんと特別利益を株主に還元していて好感を持ちます。

米国では顧客が安価なプライベート・ブランド(PB)商品を好む傾向が出てきており、既存の食品ブランドが苦戦しています。例えば、ゼネラルミルズ(GIS)のヨーグルトブランド「ヨープレイ」は、新興ブランドの「チョバニ」にシェアを奪われています。

アマゾンが買収したホールフーズ・マーケットも「365エブリデーバリュー」というPB商品の展開に力を注いでいるようです。

米国の食品大手は現在苦境を迎えています。しかし、モンデリーズ・インターナショナルは米国売上比率が25%弱しかないので、PB商品普及の影響は相対的に少ないと思われます。またナビスコやオレオなど保有しているブランドも強く、売上高が下落し続けることはないと思います。

モンデリーズなどのブランド力のある食品会社は、毎年の営業キャッシュフローが安定しているので長期投資に向いていると思います。

 - 米国株銘柄分析