ベライゾン・コミュニケーションズは米ヤフーのインターネット事業を48億3千万ドルで買収することになりました。
48億ドルということは、日本円で約5,000億円。
5,000億円とは庶民感覚としては高額に感じますね。
時価総額が5,000億円前後とは日本企業でいえば、日本通運、キューピー、ヤマダ電機、日清製粉、博報堂などが挙げられます。
どれも名の通った有名企業です。
でも、ベライゾンとしてはヤフーのネット事業を5千億円で買収できたことは安い買い物だったかもしれません。
ITバブルのピークの頃、ヤフーの時価総額は1250億ドルあったのですから!
日本円でいうと約13兆円。
時価総額が13兆円とは日本企業でこれを超える時価総額を誇るのは、トヨタ自動車くらいのはずです。
NTTドコモやJTも13兆円には届かないはず。
13兆円から5千億円、単純に考えるとピーク時から95%安くなっているのです。
もちろんITバブルの頃と比較するのは酷ではありますが。
なぜ、ヤフーの企業価値はここまで下落して事業売却にまで追い込まれたのか?
それは端的にはグーグルに敗れたからです。
検索エンジンでグーグルの技術に圧倒されて太刀打ちできなかったからです。
ウェブサイトに無数に存在する情報を集約して検索できる仕組みを造るというビジネスを創設したパイオニアはヤフーだったのかもしれません。
でもグーグルの検索技術開発に対する圧倒的なリソースのぶっこみ具合にヤフーはついていけなかった。
ヤフーは2000年に、自社で検索エンジン開発するのは諦めてグーグルの検索エンジンを採用しました。
あなたがグーグルで検索してもヤフージャパンから検索しても検索結果は変わらないはずです。
ヤフーは、ヤフーファイナンスやスポーツナビなどの情報サイトとして競争力は保っており、それにより何とか5千億円という金額が付いたと言えます。
ヤフー衰退、グーグル勃興を予想できるか
さて、ヤフーは衰退し、結局通信大手のベライゾンに買収されるという最後を遂げました。
(ヤフー自体は投資会社として残りますが。)
ここで考えたいこと、それは1990年代後半当時ヤフーが最も勢いよく成長していた頃に、この事態を予測することができたかということ。
ポータルサイトの先駆者として検索エンジンの4割ものシェアを持っていたあの頃に、冷徹に将来を予測しヤフーの技術がグーグルに劣後しており、いづれグーグルに食われると予測できた投資家・アナリストがいたでしょうか?
多分、ほとんどいなかったはずです。
少なくともマーケットは一時的であれヤフーに13兆円という破格の値段を付けたのは事実です。
マーケットとはすべての投資家の価値判断が集結している場です。
ただでさえ経済の将来予測は難しいのです。
2016年のアメリカ国債利回りの予測をどれだけアナリストが外しまくっていることか?
2016年のドル円の為替予想をどれだけアナリストが外しまくっていることか?
アメリカ経済はリセッション入りするすると一体どれだけ前から言われ続けているのか?
そして、最近NYダウは最高値を1年半ぶりに更新しました。
優秀な専門家の1年先の経済予想でさえこのありさまなのです。
目の前で最も勢いのある時価総額10兆円オーバーのIT企業が、15年後伝統的通信企業に買収されて姿を消すなんて、当時予測することは絶対に不可能です。
逆にフェイスブックが現れたとき、フェイスブックがここまで成長して株価が上がるとあなたは予想できましたか?
あんなのハーバード大学内部の単なるコミュニケーションツールですよ、最初は。
ここまで世界のコミュニケーション市場を席巻すると予測できます?
無理無理。
100歩譲って予想したとして、それに自分の虎の子のマネーを集中投資するなんて無理。
絶対無理。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界でない限り不可能です。
ベライゾンのヤフー買収はグロース株投資の難しさを示す象徴的な出来事です。
長期投資家はディフェンシブであれ
すべては生き残りバイアスなんですよ。
グロース株で大儲けして若くして数億円儲ける人は必ず一定数います。
彼らは雑誌メディアが注目して露出も多いです。
でもその陰で人知れずホームレスに落ちていった人だっているはずです。
ホームレスになるほど全財産を投機に賭けるのはアホですが。。
そうやって失敗して貧乏になった人に光は当たらないのです。
メディアは無視です、スルーです。
そんな奴に興味はないのです。
偶然儲けたミリオネアを取材して記事にした方がネタになって雑誌は売れるんですから。
あ、でも投資で失敗した結果の極貧生活を売りにしてSPAとかで拾ってもらえる可能性はあるかもね。
投資(投機)に失敗して貧乏になった人は積極的にブログなどで情報発信しようとも思わないでしょ。
グロース株は短期的にミリオネアになることができるという点においても、メディア等で話題にされやすいです。
IT・ハイテク業界で勝ち組となった企業は、マイクロソフトやアルファベット、アップル、シスコシステムズなどです。
これらの企業を初期の段階で見極めて多額の資金を投じるという判断は、普通のサラリーマン投資家には不可能です。
ていうか、ただのギャンブルなわけです。
メディアに騙されてはいけません。
フェイスブック株、アマゾン株、ガンホー株で大儲けしたぜ!!ってしたり顔で自慢している記事を読んで、「よし俺も!」って思ってはいけません。
地味でもいいからお金持ちになって経済的にそこそこ成功したいなら、あなたは絶対にディフェンシブに投資すべきです。
ディフェンシブに投資するとは、すでにブランドが確立されている大型の優良企業の株を長期に保有するということです。
こういったディフェンシブ株の長期投資でお金持ちになった人を見たことがないと思うかもしれません。
でもね、それは当然なんです。
なぜなら、ディフェンシブ投資でお金持ちになるには時間が必要ですが、日本で個人が米国の大型優良株、優良ETFに低コストで簡単にアクセスできるようになったのはここ10年の話なんですから。
アメリカ株に限らず、国内の低コストで優秀なインデックスファンドやETFを個人がネット証券で簡単に買うことができるようになったのは、21世紀が始まって数年経ってからなのです。
日本の個人投資家でディフェンシブ銘柄の長期投資歴が長い人なんて存在し得ないんです。
日本で長期株式投資で経済的に成功した人なんて、ほとんど存在しないのです。
だってそうでしょ、2000年代初めらからバフェット流、シーゲル流の割安大型バリュー株投資を続けている投資家がいたとしても、彼彼女の投資歴は僅か15年しかないのです。
15年では長期投資というには心もとない。
我々は長期株式投資家第一世代なんですよ。
ところで、フェイスブックの直近のPERは75倍もあって典型的なグロース株ですが、バロンズの記事によるとインスタグラム買収による収益がまだ株価に織り込まれていないから、株価は更に上がることが期待されるらしいですよ。
フェイスブックは買いみたいですよ!
で、この記事読んでフェイスブック株が本当に上がるとあなたは予想できます?
無理でしょ。
それを本気でリサーチするお金も時間もあなたにはないでしょ?
では、コカ・コーラやプロクター&ギャンブル、フィリップモリスが今後30年も今までと変わらず利益を生み出してその利益を株主に誠実に還元し、年率7%~10%程度のリターンを株主にもたらし続けてくれるとあなたは予想できますか?
もちろん未来は不確実なので100%の予測は誰でも不可能ですよ。
でもこの質問であれば、90%位の確率でYesと答えることができるのではないでしょうか。
長期で株を持つのであれば、安定的なペースでもいいから長期的に株主に利潤をもたらしてくれる株を選ばなくてはならないのです。
そしてそれはディフェンシブな銘柄なのです。
例え安定的でぱっとしない収益率に見えたとしても、配当再投資と複利の効果によって投資生活終盤であたかもグロース株で一発当てたかのような投資収益絶対額の向上が見込まれるのです。
私は自称ディフェンシブ投資家です。
生活必需品セクターETF、高配当ETFばかりを最近は買っています。
でも投資利益はぱっとしない結果です。
1,400万円弱の株式を持っていながら、含み益は円高にやられて50万円もありません。
過去の配当金、売却益を加味してなんとか利益100万円に届くかなくらいです。
とても株式投資で成功しているとは言えない。
こんな奴にディフェンシブに投資すべき、とか言われても説得力ないかもしれない。
確かにその通り。
今結果が出ていないことは事実なので、そこを突かれるとぐうの音も出ないです。
でもね言い訳させてもらうと、不勉強な私はこのディフェンシブ銘柄の長期投資・配当再投資こそ個人投資家の富への道だと知ったのはここ1年くらいなのです。
もうすぐ30歳になろうというこの年でようやく気付いたんです!
だからそれを伝えたくて最近ブログを始めたというのもあります。
ディフェンシブな長期投資は結果が出るのに時間を要するのです。
急がば回れです。
投資経験が浅い分、読書でカバーしてきたつもりです。
まあただの頭でっかちなだけですけど。
ウォーレン・バフェットの考えや、ジェレミー・シーゲルの研究には個人が株式投資で成功する秘訣のすべてが詰まっていました。
初めてシーゲル教授の『株式投資の未来』をカフェで読んだときは震えましたよ(笑)。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
大袈裟かもしれませんが、平凡サラリーマンの私はそこに黄金の羽根を見つけました。
三菱商事や三井物産の生涯収入を軽く超える収入をもたらす投資法が、黄金の羽根があったんです!
株式投資で結果を出せていない私が主張しても説得力がないことは百も承知の上でもう一度いいます。
長期株式投資では優良ディフェンシブ銘柄を長期保有すべき!
長期投資家はディフェンシブであれ!
私は大型ディフェンシブ銘柄の長期投資は非常に再現性が高く、すべてのサラリーマンが豊かになれる投資法だと確信しておりそれを伝えたいと思っています。
実践している様を見せたいから、自分が保有している銘柄・金額すべて公開しています。
10年、20年経てばきっと私の株式資産も大きく成長していて(希望的観測ですが)、その時また同じ主張をしたら多くの人が信じてくれるのかな?ってちょっと期待しています。
でも偶然このブログのこの記事を見た人に時間を無駄にして欲しくないとも思います。
実際に汗水たらして働いて稼いだお金をマーケットに投じるのはあなたです。
私にはこのブログで主張する以上のことはできません。
私の投資法を信じて結局損しても、私は責任とれません。
ただ、私はこのディフェンシブ投資法が凡人サラリーマンでは普通成し得ないような大きな富の獲得への近道だと確信しています。
それはシーゲル教授がデータで証明したことでもあるし、バフェットの投資法でもあります。
米国の大型ディフェンシブ銘柄への長期投資・配当再投資という一見すると単純な投資法こそ、私が見つけた黄金の羽根でした。
hiroさんこんにちは。
この記事は素晴らしい記事ですね。
今、GoogleやAmazon等のグロース株に投資家の資金が集中してしています。
こういうときこそ、足元を見つめて、インデックス投資やバリュー投資の原点を見直すことが必要と思います。
バリュー投資家が、グロース株に手を出すときこそ、グロース株の終焉のときとも言われます。
特にIT業界の栄枯盛衰は、極めて激しく、今の市場を支配している企業が姿を消すことは珍しくありません。
この20年を振り返ってもそう感じます。
20年前の1997年は、Windows95でPCのOSを支配したMicrosoftがIT業界の覇権を握っていました。その盤石の支配体制から、今後100年は、Microsoft一極支配が続くと言われていました。
同時期、SONYが、薄型PCのバイオをヒットさせ、PCのトップ企業となり、音楽でもMDを発売し、世間をアッと言わせました。
ポータルサイトはhiroさんの記事の通り米ヤフーが興隆していました。
同じ年の1997年7月7日に、Appleにジョブズが復帰したものの、従業員3ヶ月分給与資金すらなく、主力のMacintoshのPCは売れば売るほど赤字で、倒産は時間の問題と言われていました。
1年後の1998年にスタンフォードの学生が新しい検索エンジンをつくり、ベンチャーを立ち上げます。後のGoogleです。
13年後2010年にMicrosoftはAppleに時価総額で抜かれ、2012年には、Googleにも抜かれることとなりました。
ITはモバイル主流となり、覇権はMicrosoftからAppleとGoogleに移ったのです。たった15年で、盤石の支配体制のMicrosoftが、当時倒産寸前のAppleと当時ベンチャーのGoogleに抜かれたのです。
そして、SONYはPCから撤退し、MDの製造も中止となりました。また、米ヤフーは解体しました。
おそらくは、15年後のIT業界は、今とは大きく顔触れが変わっていると思われます。
グロース株の興隆に幻惑されないで、もう一度、自分自身の投資方法を確認することが大切に思います(自分にも言い聞かせています)。
鎌倉見物さん、こんにちは。
過去の記事までお読み頂き、ありがとうございます。
この記事を書いたこと、今でもハッキリ覚えています。
結構力を込めて書いた記事でした!
今年はFANGを始めとするハイテク株が相場を引っ張ってきましたよね。
先日、アップル、アマゾン、ネットフリックス、エヌヴィディアと軒並み売られて一息ついた感じかもしれませんが。
確かにIT企業の栄枯盛衰は激しいものがあります。
特にITという技術が発展したのが、20世紀後半からだったので余計にここ数十年の業界トップの入れ替わりは激しくなっていると思います。
IT業界の特徴として、その競争優位が物的な設備ではなく、人の頭脳という点にあると思います。
製造業ではたくさん売るためには工場と大きな機械装置が必要ですが、IT産業ではそうではありません。
一度マスタを作ってしまえば、複製は極めて容易です。
情報の複製にコストはほとんど掛かりません。
マイクロソフトのOfficeなんていい例だと思います。
IT産業はビジネスにレバレッジが掛かりやすい構造だと考えております。
そういうビジネスの性質もあって、新興企業が一気に既存大企業を追う抜くなんてことができたのだと思います。
1976年創業のアップルが、1870年創業のエクソンモービル(当時スタンダードオイル)を追い抜いて今や時価総額1位ですからね。
こういうビジネス上の性質から、トップの入れ替わりが激しいですがそろそろ上位は固まりつつあるかな~と個人的に思います。
アップル、グーグル、アマゾンこのトップ企業群の牙城を崩す新興企業は出てこないかな~と思います。
何か根拠があるわけではなく、感覚で申し上げているだけですが。
鎌倉見物さんとしては、15年後は今の業界地図から大きく変わっていると予想されているのですね~。
そのご意見は興味深いです。
多分私にない知識や視点が鎌倉見物さんにあるから、そういう世界が見えてらっしゃるのだと思います。
先日IT業界に勤めている読者さんが、「自分がIT業界にいるからこそITセクターにはあまり投資する気になれない」とおっしゃっていました。
この発言も、今後のIT業界勢力図が読めないということを示唆しているのかな~と思います。
難しいですね。
私はIT業界には疎すぎて、将来なんて全く読めません。
生活必需品を中心とした地味銘柄中心に投資を続けていこうと思います。
hiroさん、返信ありがとうございました。
私自身が、ITの顔ぶれがいれかわると感じるのは、他の方に見えないものが見えているわけではなく、単に卒業して社会人になってから、IT業界の移り変わりを肌で感じたからです。
大学を卒業したときは、Microsoftがwindows95を発売し、ボーナス時にはパソコンが飛ぶように売れていました。その結果、1家に1台にパソコンが普及し、インターネットが日常生活に不可欠になってきました。
しかし、windows95発売前は、まともな学会発表用のプレゼンソフトがMacintoshでしかなく、上司の多くはMacintoshを使っていました。windows95が発売されてAppleが経営危機になったときに『Appleが倒産したら困るなー、そのときはwindowsを覚えるしかないか』とこぼしており、『お前らはwindowsを使え、もしAppleが倒産したらwindowsの使い方を教えてくれ』と言う上司もいました。
そのときのMicrosoftのIT支配はつけいる隙が無いほどに強固で、windowsなしは、ネットも文書作成もできず、Microsoftの牙城をかすりすらできる企業なんて現れるはずがないと思っていました。丁度hiroさんが『こういうビジネス上の性質から、トップの入れ替わりが激しいですがそろそろ上位は固まりつつあるかな~と個人的に思います。アップル、グーグル、アマゾンこのトップ企業群の牙城を崩す新興企業は出てこないかな~と思います。』と感じていたのと同じです。
そのMicrosoftがあのAppleに10年少しで抜かれたときは衝撃的でした。
その衝撃があったからこそ、IT業界は、生活必需品のような静的な市場ではなく、常に覇者が入れ替わる動的な市場という認識ができたのです。言い換えると、ITの覇者のMOATはネットワーク効果で、そのネットワーク効果を支配した企業が勝者総取りになって覇権を握るものの、破壊的イノベーションでプラットフォームが変わると別の覇者にいれかわる市場と認識しました。破壊的イノベーションとは、ハーバードの著名なクレイトン・クリステンセン教授が『イノベーションのジレンマ』という名著で記載された概念です。市場を支配しイノベーティブな企業がどのように市場から撤退し消滅するかを、当時もっとも栄枯盛衰の激しかったハードディスク業界の研究から解明した書籍です。そして、その原因を破壊的イノベーションと名付けました。Amazonのベゾス氏が、もっとも愛読している経営学の書籍でもあります。
最近の破壊的イノベーションの典型はiPhoneです。
ITの方は、ITには投資したくないとコメントにありました。
銀行の方も同じようにいいます。
製薬会社や医療機器メーカーは、知っているからこそ安心して投資しています。それこそが、ヘルスケアセクターの成績がいい理由の一つかもしれません。
はやりシーゲル先生の研究どおり、生活必需品とヘルスケアですね。
鎌倉見物さん、こんばんは。
ご返信ありがとうございます。
そういったご自身の経験に基づく視点こそ、私には見えてない世界だと思います!
IT業界の覇権がダイナミックに入れ替わる瞬間を肌で感じてらしたのですね。
私はどうなんでしょうと、ふと思い返しました。
2009年に大学を卒業した世代です。
そもそもマイクロソフトとアップルが競合しているなんていう発想が先ずありませんでした。
両者ともハイテクセクターのトップ企業だというくらいの認識はありましたが。
マイクロソフトと言えば、OSとしてのWindowsとエクセル・ワード・パワーポイントといったOfficeソフトです。
消費者としては大学生からこれら製品を通じて、マイクロソフトにはずっとお世話になっています。
一方で、アップルは専らipodとiphoneのユーザーとしてお世話になっており、マックブックは使ったことありません。
アップルのMacBookは好きな人は大好きですよね。
スタバとか行くと、よくMacBookでカタカタやっている人を見かけます。
決して安くはないですが、一度MacBookに嵌った人は買い続ける印象を持っています。
アップル社のファン獲得導入製品にして、超高収益商品だと思います。
MacBookをきっかけとして、ユーザーをアップル信者にしていくことがアップルのビジネス戦略だと見ております。
ただ、私個人的な話で恐縮ですが、今のところMacBookは買ったことありません。
OSという面では今までずっとWindowsのみです。
OSのシェアについてどちらが勝っているのか存じ上げないですが、時価総額という意味ではアップルは他社をごぼう抜きしていきましたね。
さすがジョブズの力だと思います。
アップルの高い時価総額の源泉は、やはりiPhoneなのでしょうね。
私個人の経験では、
パソコン=マイクロソフト
モバイル=アップル
と昔から決まっていて今までこの構図が崩れたことがないので、IT業界の移り変わりをあまり肌で感じていないのだと思います。
あそれと、FacebookもTwitterもやってないですし。
基本IT音痴なんですよね、、私。
おっしゃる通り、IT業界は動的なビジネスだと私も思います。
無形のアイデア、発想が利益の源泉なので、大資本型のセクターに比べて業界内の変遷は激しいと思います。
一方で、IT革命から結構な年数が経ってきていることも事実です。
年数、時間が経過すると段々とブランド力というものが効いてくると思っております。
ビジネスの性質が動的だとしても、高いブランド力がある企業は海底に碇を下すことができると思っています。
ハイテクセクターで、ブランド力が最もあると思うのがアップルですね。
それとグーグル、アマゾン。
これから鎌倉見物さんがおっしゃる破壊的イノベーションが起こる可能性もあるとは思うのですが、私は既存のハイブランド企業がこれから50年後もトップであり続けると思うんですよね~、飲料のコカ・コーラやペプシコのように。
まあ所詮素人発想ではありますが。
やはりハイテクセクターは難しいです。。
今日もIT銘柄総崩れですね。
「長期株式投資家第一世代」いいですね!
でも昔のNYダウがもっと低かった時代(私はまだ株式投資をしていない時代ですが)に比べると今はかなり上昇してしまっているのが残念です。 それでもバフェットが述べる「ダウは将来10万ドルまで上昇する」を信じて長期投資をしていこうと思います。
10年程前に比べて信託報酬が低いインデックスファンドやETFが増えてきていますね。
その意味では低コストで長期投資ができる第一世代ですね。
例のS&P500ETFは信託報酬0.09%の低コストで幅広く分散しているのでディフェンシブな投資になっているのだと自信を持って継続していこうと思います。
たまに1970年~1980年代から株式投資やっているという方から、コメントを頂くことがあります。
それは本当に凄いことだと思います。
当時は個人が簡単に低コストで株式投資できる環境ではなかったですし、情報も少なかったはずです。
そんな中、周りに流されずに自分で勉強して投資を続けるのは凡人では無理だなと思います。
現代で言えば、サラリーマンやりながらYouTuberとして活躍してマネタイズすることに匹敵するような気がします。
そういう昔から株式投資を続けて来られている人は確かにいます。
ですが、ネット証券が普及して低コストなインデックスファンドなどが充実し始めてから、という意味では我々は「長期投資第一世代」ですよね。
若い人はネットリテラシーが高く、ドンドンと自分で調べて低コストな株式投資の存在に気付き始めています。
私達が長期投資で成功している姿を見せて、後の世代が株式投資(米国株投資)の世界に入ってくれるのをそっと後押しできるといいですね。
株式投資、ブログ、アフィリサイト、ユーチューブと色々ありますが、ネットを使って個人でマネタイズしていけると生活が格段に楽になっていくと思います。
株式投資もネット環境整備という後押しがなければ、ここまで普及することはなかったはずです。
ネットは世界を変えたと思います。
で、一番しんどいのが、旧来のサラリーマン労働のみに全リソースを突っ込むことだと思います。
もちろん、サラリーマンを頑張ることも大事ですが。
ダウは10万ドルまで上がるとバフェットは言っていますね。
その頃、バフェット自身はこの世にいないだろうと本人は言っていますけどね。
10万ドル、、今の株価から5倍ですね。
遠いようで意外と近いのかもしれません。
それが複利というものですね。
ダウが10万ドルになると漏れ無く私は億り人になれます 完全アーリーリタイアでなくアルバイトをやります
ダウ10万ドル、今から4.5倍ほどですね。
4.5倍か~配当込みなら私もギリギリ億り人かもしれません。
ほどよく社会との接点は持ちたいですよね。
私も完全アーリーリタイヤはしたくないです。
私の場合はネットを通して社会に参加したいです。
あ、でもたまにはリアルで働きたくなるかもしれません。
バフェットのコメントの「100年後のダウは100万ドルまで上昇している」について、Hiroさんの私見をブログ記事でお願い致します。
お願いばかりです(笑)
以前、コメントしてくれてましたね。
100万ドルの件も、今作成中の記事の中で少し言及する予定です。
ここで個人的な意見を少し言いますね。
100年後に100万ドルってことは年率3.9%です。
結構保守的な予想に見えますが、昨今の低インフレが続くと仮定すればそれほど簡単に達成できる株価でもないだろうと思っています。
最近の2%前後のインフレ率が継続するとすれば、私の完全な直感ですが、NYダウが100年後に100万ドルを達成するのは難しいと思っています。
でもそれは、米国株インデックスのリターンが悪くなるという意味ではありません。
NYダウやS&P500の配当利回りは今よりもっと高くなる気がします。
配当を加味すれば、米国株インデックスのリターンは十分高いと思います。
株価より配当を見るべきというのは、個別株投資家だけでなくインデックス投資家にも当てはまることだと思います。
米国株投資ブログはここ2年くらいで一気に増えた印象があります。
私がHiroさんのブログを見つけたのも2年前です。
我々は「長期米国株投資家第一世代」ですね!
数年後、数十年後?にダウが10万ドルになった時のHiroさんのブログ記事が楽しみです!
2016年にブログを立ち上げた時、同じ米国株ブログがどれくらいあるか何も調べずに始めました。
競合情報を調べずに新規事業に参入するようなもので、経営的には失格ですねw。
もう2年以上経ちますね。読んで頂きありがとうございます。
最初は何とかPV数を集めたくって変に注目集めるような記事(煽り記事っぽいことw)も書いてましたが、最近は素の自分で運営できていてより楽しく感じているところです。
ダウが10万ドル突破するときもブログ続けていられるよう頑張っていきたいと思います!