バークシャーがベライゾンコミュニケーションズ(VZ)とシェブロン(CVX)に投資したことを公表しました。バフェットか側近か、どちらの判断かはわかりませんが、結構な額なのでバフェットが認知してないとは個人的には思えません。
この投資行動を聞いてどう思いましたか?
私はうーんって唸ってしまいました。バフェット先生が何を考えているのか今一わからない。
エネルギー大手のシェブロンを買ったということは、今後のインフレ経済を見込んでのことかなと推測しました。原油価格が上がればシェブロンやエクソンの株価も上昇する可能性が高いです。今でもそこそこ上がってきました。
一方で、通信大手のベライゾンはどちらかと言うとインフレ上昇、金利上昇に弱い面があります。安定高配当株で債券の代替的存在と認知されているため、債券利回りが上がると売られやすいです。
また、通信サービスは莫大な資本投資が必要という点で参入障壁は高いものの、サービスの内容自体はコモディティなので、世間の物価高に連動して売値を上げにくい業種だと思っています。そういう点でもベライゾンはインフレ経済に強いとは言えません。
私はそんなにハチャメチャに物価が上がるとは思ってないのですが、基本的にはインフレ率も金利も上昇方向だとは考えています。
それもあって最近ベライゾンを売ってプロクター&ギャンブル(PG)に乗り換えました。同じディフェンシブ株だけど、PGの方が価格決定力があると思い。
シェブロンはインフレ局面に強い(金利上昇に強い)。
ベライゾンはインフレ局面に弱い(金利上昇に弱い)。
これが私の理解です。間違ってたらすみませんが。
だから、バークシャーがこの2社に同時に投資した意図って何だろう?って色々考えてたんですが、答えは出ないです。バフェットとのランチ権を買って聞きたいな。そんな大金ないけどw。てかコロナだから無理か。
シェブロンよりもベライゾンを多く買ったということは、やはりインフレはさほど進まないと思ってるんじゃないかなあ。わからんけど。
あるいは、そんな目前のマクロ経済なんて度外視して、もっともっと長期を見据えているのかもしれません。通信需要が右肩上がりなのは間違いないですし。
いつも楽しく読ませていただいています。
昔yahooで金利に対してのバフェットのインタビュー見ると、金利の動向に対しては自分は知らないし考える範疇にはないと言っていましたので、金利の動向ではなく純粋に企業として魅力と、ほどほどの値ということで選んだのではないかと考えています。
なるほど、確かにそうなんでしょうね。
このマネージャブジャブ環境で金利動向を無視してファンダメンタルだけを見ているとしたら、ある意味でさすがバフェットというところですね。
ご意見ありがとうございます!
Hioさんこんにちは。私は最近PGを売ってしまいましたが
金利上昇で逆に買われている方も多くやっちまったなぁ~!
と反省していたところです。
ベライゾンは5G通信や宇宙通信の関係で買ったのかな。
エネルギーも、、、、どちらも、これから必要になるから買ったのではないでしょうか?
天才の考えはわかりませんね(*_*;
鳥さん、おはようございます。
バフェットの株主への手紙でぜひ言及して欲しいですね。
最近の金利動向をどう見ているのかも聞きたいです。
宇宙関連は成長市場かもしれません。
私のロッキードがその波に乗ってくれないかひそかに期待しています。