トヨタの新型プリウスを購入する予定です。高い燃費性能、走行性能、カッコイイ外観に惚れました。


カッコイイ!!

1.8Lと2.0Lのモデルがあるのですが、1.8LはKINTO限定モデルになるようです。KINTOとはトヨタが提供する車のサブスクです。税金や保険などの諸経費込みで毎月一定額を支払うだけで車を自家用車の如く利用できます。

トヨタは新型プリウスのサブスクとして新たに「KINTO Unlimited」を立ち上げました。ネット接続によるソフトウェアのアップデートと見守りサービスを行うことで、車の価値を維持し、その分料金を抑えることができるというものです。

要はKINTOの利用料金を引き下げるよー、だからKINTO使ってねー、ということです。今後プリウス以外の車種にも横展開されるでしょう。

根拠なき個人的意見ですが、ソフトウェアをアップデートをするから車の価値が維持されるというのはちょっと方便かなと感じます。多数の部品、消耗品を駆使して内燃機関で走行する車は時間の経過とともに劣化していくものです。

ソフトウェアがアップデートされれば機能の陳腐化は防げるかもしれませんが、物理的な劣化は不可避です。いくらソフトが最新でも総走行距離10万kmの車両にいかほどの残存価値があるでしょうか。

ゲームソフトのアップデートとは訳が違います。ソフトの重要性も高まってきているのは事実ですが、今はまだ車の価値の大半はハード面です。

トヨタが新KINTOで利用料金を引き下げるのは、車の需給逼迫が今後も継続して、車両の中古市場での価値が落ちづらいと踏んでいるからではないでしょうか。勘繰りすぎかもしれませんが、最初にこのニュースを見たとき直感的にそう感じました。

車についてたくさんググって調べたんですが、最近の特にトヨタ車の納期の長期化はやばいですね。ハイブリッドの人気車種は納期2年あるいは受注停止もあります。具体的にはハリアーやカローラクロスなどです。

もし車を買うならハリアーのZモデルがいいとずっと思っていたのですが、そもそも今はお金を出しても容易には手に入れることができない状態なのですね。全く知りませんでした。車の供給不足は主にアメリカの出来事だと思っていました。

半導体不足もありますが、円安のため海外需要を優先しているという話も聞きます。真実はわかりませんが、そうだとしてもビジネスなので当然の判断と思います。

2023年は増産で一部車種は供給不足が解消されるという噂も聞きましたが、今回のトヨタの新KINTO発表を受けて、きっと当面は車の供給不足は解消しないんだろうと思いました。

逆説的ですが、KINTOの利用料金が下がるからこそ、敢えて「利用(KINTO)」より「所有」を選ぶ方が金銭的には得ではないかと思います。利用料を経費にできる法人は別かもしれませんが。

私は新型プリウスの2.0Lモデルが欲しくて、これはKINTO対象ではないので、どっちにしても所有一択ですが。